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橘家文左衛門さんについてのエントリ

2010年01月20日

新春恵比寿寄席 柳家喬太郎・橘家文左衛門

新春恵比寿寄席 柳家喬太郎・橘家文左衛門
2010年1月11日(月・祝)会場:EBISU303

変わった会場だな、と思っていたら、
スバル自動車のホールなのだとか。
がらんとしたホールにパイプ椅子、
高座のあたりはしっかりと作っていて、
会場後ろでは、おでんの販売も。
言葉だけじゃ訳わかんないですね。

(買い物してて遅れたので、
開口一番:柳家小んぶ「小町」は聞けず。)

柳家喬太郎「錦の袈裟」
枕では相変わらずイロイロ言っていたけど、
「長く続けようと思っている会みたいだけど、
今回で終わると思う」とか、そんな冗談ばっかりだったような。

遊びのハナシ、花魁のハナシをしているんで、
郭噺だな、なんていろいろ思いを
巡らせていたんですが「錦の袈裟」へ。

この噺の与太郎って、
子どもなんだか大人なんだかが
分からなくて気持ち悪いですよね。
それに、なんでお上さんの言いなりなんだろうなァ。
女の言うことは、あんなに素直に聞くのか。
与太郎だと思わなければ別に問題ないんだけど。

橘家文左衛門「芝浜」
はじまったのは、なんと「芝浜」。
こりゃ長い会になりそうだなーと思って、
ちょっと力抜けちゃったんだけど、
文左衛門さんの落語が良いんですよね。
丁寧だしリズムがあるなァ。
噺自体は、もともと通り「良いはなし」でシットリと。

魚勝は心を入れ替えたけど、
自分には(心を入れ替えるっていうのが)分からないって、
噺の途中で2、3度言ってた。

仲入り

橘家文左衛門「のめる」
予定の時間を過ぎそうだったんだけど、
スタッフから「何時まででもやってください」と
言われたのだそう。

こちらの噺は落語らしい楽しさが
あって良かったなァ。

世間様の中ではどうでも良いことなんだけど
それで一生懸命になっているバカ。
バカだなァって素直に笑える。

柳家喬太郎「ハンバーグが出来るまで」
枕は商店街のハナシ。
で、新作の人情噺へ。

喬太郎さんの新作といてば、奇妙キテレツな
キャラクターで爆笑をとって、
筋書きというほどのことはないけど、
残り1/4くらいで人情噺って感じになる。
喬太郎ファンが多かっただろう会場は
大喜びの大満足って感じでしたね。


管理人の独り言
今日まで正月二之席ですねー。けっきょく正月は一日も寄席にいってないや。
仕事忙しすぎなんですけど何とかならないですかね。ならないですね、はい。

2009年07月05日

柳家喬太郎 横浜開港150周年記念独演会(二日目・昼)

柳家喬太郎 横浜開港150周年記念独演会(二日目・昼)
2009年6月27日(土)会場:横浜にぎわい座

前日に続いての、横浜開港150周年記念独演会です。
「創作落語は同じ内容」という注意書きに気づかないまま、
全日程のチケットを買ってしまったのですね。

滝川鯉橋「だくだく」
今日の開口一番は、鯉橋さん。
この「だくだく」が楽しかったんですよね。
「つもり、つもり」で盛り上がっていくのが、
すごくマヌケなのはモチロンなんだけど、
とっても楽しそうと言うか、豊かというか。
大好きだな、この噺は。

柳家喬太郎「禁酒番屋」
酔っぱらって、スーパーで買ったトンカツを、
ひとカジリしたまま寝てしまい、翌朝おこられたハナシ。
「ちょっと分かる、それ」ってあたりが、
喬太郎さんのマクラの良いところですよね。

あとは湯島でも歌った「失恋魔術師」が再び。
テンダーでサレンダーな、このメロディ。
80年代のアイドル歌謡って何気におもしろいです。

で、酒のハナシから「禁酒番屋」へ。
あとに創作落語が待ってるからか、
わりと定番な噺が続きますね。別に問題ないですけども。
相変わらず、水カステラに爆笑しました。
何度聞いても不思議極まりない発想・フレーズですよね。
水カステラ。

橘家文左衛門「ちりとてちん」
意外と顔芸で押してくる文左衛門さん。
体格がよくて、一見怖そうな見た目を生かしつつ、
様々な工夫が効いてきます。

台湾名物、ちりとてちんが登場してからは、
大きな体がよじれたり、ひっくり返ったり、大迫力でした。

仲入り

柳家喬太郎「横浜開港150周年記念落語」
横浜と言えば、東急線の高島町や
桜木町駅がなくなったのは、、、なんて不満トークから
地元・横浜ゆかりの電車のハナシ。

相鉄線は「良い意味で」野暮ったい、とか、
京急はアララララーと「反対車」のような荒くれモノ。
目黒線(前は目蒲線)と池上線は日陰者同士で仲が良かったとか、
もうバカウケしまくっていました。

そして始まった創作落語です。
もちろん大きくは変わることなかったんですが、
こうやって高座を重ねながらネタが変わっていくんだ、
っていうのが聞けたようで、面白かったんですよね。

初日よりも、刈り込んでいて短く、というのあったと思うんですが、
ラストに向かってよりテーマが明確になるような、
伏線というか、配慮がされていたのかな。

誤解が解けぬままに別れた男女、
惚れあっていたわけではないけれども
結局結ばれて幸せになった男女。
どちらに転ぶか分からないけれど、
今の恋愛がダメになったって、たいしたことじゃぁないよ。
なんて青春の香りがしてくる。

「真理は時空を超越する」じゃないけれど、
150年前の悲恋が、現代の恋物語に影響しているっていう、
なんとも優しいラブストーリーなのでした。


管理人の独り言
CAPTAIN HEDGE HOGっていう、7年前に解散したバンドの再結成ツアー(でもこれっきり)がありまして、出かけてきました。年甲斐もなく、体ボロボロになりましたが、、、エェもんですね。
ずっと好きだったんですけどライブ見たいことないまま、解散しちゃったんで、嬉しかったです。
で、ボーカル・ギターの渡邊忍さんの今のバンドASPARAGUSも追っかけてます。下は、そのCD。


2009年06月07日

第十四回 特選落語会 文左衛門・扇辰・喬太郎 深川三人大暴れ

第十四回 特選落語会 文左衛門・扇辰・喬太郎 深川三人大暴れ
2009年6月6日(金)会場:深川江戸資料館小劇場

雨の中、清澄白河へ。
いろいろあって遅れて到着するとすでに扇辰さんの出番でした。
開口一番:柳家小んぶ「牛ほめ」
橘家文左衛門「雑俳」が聞けず)

入船亭扇辰「天狗裁き」
噺の序盤、ことの発端である夫婦喧嘩のあたり。
テンション高い感じでネットリと演っているところでした。

脳天から突き抜けるような声、
何を言い出すか分からないような間の開け方と
思い詰めるような表情でタメたり、と
ビジュアルとインパクトで攻めてくるモダンな
デフォルメです。たぶん。

長年の友人との喧嘩の中で、
「それを言うなら俺は3年前の3月18日を持ち出すぞ」って
セリフが笑いました。

モダンなデフォルメなので(たぶん)
慣れないうちは、ガチャガチャして聞こえるんだけど、
最後の方はだいぶ笑ってしまいました。
後半の大家、代官、天狗は、
わりと普通のテンションだったからかな。

仲入り

柳家喬太郎「禁酒番屋」
SUICAの落とし物を高座から客に返したり、
相変わらずニコニコとB級グルメを語ったり、
自由でかわいらしい喬太郎さんなのでした。
このB級グルメの件ですが、
保存しておいた残り物をレンジで暖めたり、
汁物に入れたりグズグズにするのが好きですよね。
あ、コロッケそばとかも、そんな食い物か。

その後、トーンも一転「三道楽と申しまして」と
急に「古典落語のマクラ」っぽいトーンになってからは、
前座時代の3人(文吾、扇たつ、さん坊)の
ショートストーリーなどなど。

噺の方は、古典らしいリズムがあって、
酔っぱらいの役人はパワーはあるんだけど、
そこまでオーバーではない。

一方の町人・酒屋の男たちはイキイキとして、
「水カステラ」なんて落語でしか生まれないような、
スゴいフレーズが出るほど、凹まされるモノの、
最後は庶民が一杯食わせる。
ばかばかしいけど、誰も悪モンじゃないし、
平和というか、何というか。

そんな、くだらないけど楽しい、
この噺の魅力を存分に引き出している高座でしたかね。

橘家文左衛門「粗忽の釘」
一席目が聞けなかったので凹んでいたら再度の登場で、
遅刻してきた数人は、よりうれしかったのでは。

コワモテの表情が特徴の文左衛門さん。
噺に入って、八っつぁんやら熊さんになってから、
クシャっとなるような笑顔をすると、
そのギャップにやられてしまいそうになりますねェ。
ちょっとズルいと思います。

隣の家で、さんざんノロケを言う熊さん。
不器用なんだけど、
とっても「ありそうな」男女の馴れ初めのハナシに、
思わず聞き入っちゃうんですが、
しゃべってる熊さんが一番夢中になってる姿が笑えます。

粗忽(おっちょこちょい)な人がいかに、
かわいくておかしいか、っていうのも大事だけど、
周りの人が、その人を許しているっていうのが、
なんとなく伝わってくると、
落語全体が楽しくなってくるというか、なんというか。

ん〜妙に理屈っぽくなってしまいました。
なんでだ。

文左衛門さん、あまり出会えないのですが、
もう少し聞けるように、寄席にも行こうかと思います。
つって、あんま行かないんですけどね。
けっこう混んでるんだもん。


管理人の独り言
DSにPSP、iPodが2個とか、ポメラとか、いろんなモノをガチャガチャ持ち歩いて生活しているんですが、悩みとしては充電がありますねェ。電池のモノはエネループ使ってますんで、コレも充電。
そんなわけで充電器とかケーブルだらけなんですけど、ある程度まとめられるみたいですね。
一本で色々と充電できる便利なケーブルです。
知ってると知らないじゃ、偉い違いな気がします、つまり便利だと思います。


2008年07月30日

大銀座落語祭2008 市馬の世界/遊びの会

大銀座落語祭2008 市馬の世界/遊びの会
2008年7月21日(月)会場:みゆき館

第一部 市馬の世界
副題は「柳亭市馬オンステージ 落語と唄」。
まさにその通りの会でした。

柳亭市馬「転宅」
マヌケな泥棒とシッカリもののお菊さん、
というコントラストが楽しい。
ま、そもそも利口でもマヌケでも、
男は年中オンナにだまされている生き物であります。
けっしてお菊さんが嫌な奴になるわけでもなく、
きっちりと滑稽噺になっているので、
誰も悪モノじゃないし、後味が良いし、楽しい。

昭和歌謡大全集
歌:柳亭市馬 司会:加藤浩 アコーディオン:杉浦政夫

すっかりお馴染みの市馬さんによる、昭和歌謡オンステージです。
踊る司会者、ハニかむ伴奏者(アコーディオン)という、
いつもの3人が、銀座の地下でイキイキとしています。
デビューCDから「俵星玄蕃~元禄名槍譜俵星玄蕃」
「あいてえなぁ ふる里に」も披露、充実の高座&唄でした。

第二部 遊びの世界
第二部は普通の(笑)落語会です。

橘家文左衛門「雑俳」
はじめて見る文左衛門さん。
ぱっと見た感じルックスが怖いけどおもしろかったな。
ギャグ満載の「雑俳」でした。

柳家喜多八「あくび指南」
高座に上がる姿が極端にケダルそう。
でもダルそうに出てきたわりには落語は熱演。
リズミカルにボケる生徒など、
場合によっては退屈なハナシなんだけど、
大きな笑いが会場を包んだのでした。

噺が終わってからは、倒れそうになりながら、
ダル〜く高座を降りていく喜多八さんでした。

春風亭一朝「紙屑屋」

仲入り
疲れと空腹により、ココでリタイア。
寿司を食って帰りました。

その後の会場は、、、
林家正楽「紙切り」柳家小さん「茶の湯」
でした。

ホール落語になれている体には、
全体的に大銀座の会は長いですよね。
と、文句ばっかり言ってるわりには、
タンノウしていますけども。

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