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2007年01月 アーカイブ

2007年01月31日

志らくのピン シネマ落語編「素晴らしき哉!人生」

志らくのピン シネマ落語編「素晴らしき哉!人生」
2007年1月25日(木)会場:池袋・新文芸坐

落語をきいて、いろいろ思い出しながら日記を書く。
というのを日々して、おかげさまで毎日を
楽しく過ごしています。

「笑ってしまえばこっちのもの。それを楽しみに、
また生きていくんです」と金玉医者は言いました。

人が直面している問題なんて、ほとんどが
こころの問題なんだと思います。

開口一番:立川らく太「千早振る」
新文芸坐という場所もあってか、
シーンとしていたけれど客はにこやかだったと思う。

立川志らく「親子酒」
酒乱の親子の噺。酒に酔うと人は主観の塊に
なってしまいます。いっしょにいて楽しい酔っ払いは、
元来サービス精神が旺盛な人なのかな。
落語と関係ないや。

立川志らく「宿屋の富」
富クジで1000両当ったら?と聞かれた江戸っ子は、
みんな頭おかしくなっていた。
そこまでクジ入れ込める人々のワイガヤとした雰囲気が
楽しい落語。

立川志らく「お化け長屋」
クライマックスは興奮した江戸っ子の「おっぱい!」。
これは衝撃でした。
言葉の面白さと、予想だにしなかった一言、という合わせ技。
小言幸兵衛の「ぷよ」に匹敵する鉄板ギャグと思いました。
僕だけかな。そうとう笑った。

立川志らく「シネマ落語 素晴らしき哉!人生(人情医者)」

希望の匂いのする下げが印象に残りました。
この噺もすきだなぁ。

たとえば下げの後、スっと暗転して、
サンボマスターの曲なんかが流れたら、
最高なんだけどなぁ。

周囲の落語未体験の人で、シネマ落語を
見てみたいって人が割といます。
ぜひ見てもらいたいんだけど、チケットもそこまで
簡単に取れないので難しいところ。

2007年01月28日

第91回志らく一門会

第91回志らく一門会
2007年1月21日(日)会場:上野広小路亭

日曜の夜は、あまり予定らしい予定は入れないほうが、
のんびりすごせて良いです。
というわけで、日曜の夜に開かれる志らく一門会、
だいぶサボっていまして、久々に出かけました。

お客さんいっぱいでした。

まずは「書き初め披露」
今年の目標を半紙に書いて、一門が一人ずつ。

立川らく兵「たらちね」
なんというか、顔だけで笑っちゃうんですよね。
やっぱ好きだなぁ。

立川志ら乃「初天神」
あんまり覚えてない、ん~なんだろ。

大喜利 その1
司会者1人、回答者5人の大喜利。
優しさ満点の志ららさんの甘いツッコミが印象的…。
男は優しいだけではね。

仲入り

大喜利その2
みんな一生懸命なところが良いです。
回答も事前に用意しているようなフシもあったけど、
急に止まっちゃったり。
どっちがいいんだろうな。

立川こしら「強情灸」
頭がいい人だと思います。
なんか若い人、お客相手のほうが、
いいんじゃないでしょうかね。

国立演芸場でアレをやったんだろうか。

立川志らく「三枚起請」
「ねずみ穴」「小言幸兵衛」と、志らく師匠、談春さんを、
日替わりで聞くような感じになっていた一週間でしたが、
その締めくくりは「三枚起請」。
(わかりにくい文章だな)

笑ったのは、惚れていた花魁(おいらん)の嘘が分かって、
怒った清さんが台所に行くところ。

出刃包丁を振り回すでもなく、箸をもって
「箸でアイツの高い鼻をつまんでやる!」
楽しいわぁ。

談春さんの「三枚起請」だと、
箸ではなく、おろし金をもって
「おろし金でアイツの高い鼻をおろしてやる!」

これを聞いたときに、なんか現実にありそうな気がして、
ゾっとしちゃったんですよね。ワイドショー見すぎか。

お弟子さんの話。
あんまりな大喜利について、志らく師匠は怒っていました。
ついでに「お客さんも笑っちゃいけません」なんて。

お弟子さん、落語もほとんど面白くないけど、
応援したくなっちゃうんですよね。
まわりを見回しても、あんなにテキパキして、
礼儀正しくて、若者らしい若者っていないですからね。

芸人の方がよっぽど真人間だという、
それはそれで妙な話かもしれません。

2007年01月23日

新春初笑い 立川談志一門会

2007年1月19日(金)会場:練馬文化センター大ホール

練馬駅前にある1500人くらい入る大きなホールでの一門会。
出演は、立川志の吉、立川談笑、立川談春、立川談志(出演順)。
豪華です、そりゃぁお客さんもたくさん入ります。
2階で見てる人は、遠くてたまらないだろうな、
と思うほど高い場所から見下ろしてる。

立川志の吉「一目上がり」
元気な八っつぁんに、ちょっと目つきの気持ち悪いご隠居さんが、
なんか変わってる(笑)

立川談笑「百川(改)」
叙々苑でバイトしているベトナム人が
お客の暴力団と繰り広げる、滑稽ストーリー。
この人がやる「外国人日本語」とか、津軽弁とか、
最高に楽しい。見るたびに「もっと」見たいと思います。
来月の独演会は行ってみよう。

立川談春「小言幸兵衛」
お〜昨日、志らく師匠の「小言幸兵衛」を聞いたばかり。
つい、この前「ねずみ穴」でおなじパターン(志らく師匠を
聞いてから談春さんの同じネタを聞く)だったけど、
今回は志らく師匠の勝ち。って単に好みの問題ですけどね。

立川談志「やかん」
ん〜すごい「やかん」があったものだ。これは、はい。
「思考ストップ」という逆説的ともいえる知恵を説くご隠居。
迫力がありました。そして面白かった。

木村万里さんが、en-Taxiで「(一般人にとっては)
落語が実生活に役立つかどうか(が大事なの)だと思う」
と書いていたのを見て、本当にそうだなぁと感心したんです。
全くその通りだとおもうし、だからなおさら、
家元(談志)の落語を楽しめるという人々の
なんと幸福なことかと思いました。

落語を聞くと、たまには生きるということを
問い直すことになるなぁ。たぶん。

自分に分からないことは書かない方が良いので、
このへんで。

2007年01月22日

志らく 四季の会(冬の部)

2007年1月18日(木)会場:善國寺 毘沙門天書院

志らく師匠を追いかけて神楽坂。神楽坂って素敵ですよねぇ。
建物が低くて、空も近い気がします、うろうろしていると、
うまそうな食い物の匂いがするような、そんなイメージです。

会場ははじめて訪れたのですが、お寺の一階に座布団が
敷かれています。地元の方たちなのでしょうか、
とても上品な雰囲気の客席でした。

立川らく太「出来心」
この人の落語は初めてみるんじゃないでしょうか。
おもしろく聞けました。

立川らく朝「転失気」
いつもの枕で客席をわかせつつ、道具やと定吉の「転失気」。
なんで道具やなんですかね、お寺でやるからなんでしょうか。

立川志らく「小言幸兵衛」
とにかく楽しい志らく師匠の「小言幸兵衛」、いつもどおり、
すてきな時間を過ごさせていただきました。

仲入り
スタッフの方が「ワインとお茶をお配りしマース」といって、
紙コップ片手に会場をまわりはじめる。うれしいですよね。
僕は酒が飲めないので、眠気防止のコーヒー片手に、
おつまみのチーズをいただく。
味つきの四角いチーズすきなんですよね、
全部もらいたいくらいだったけど、
上品な雰囲気に大幅に遠慮して3個でガマン。

立川志らく「品川心中」
もともとは「お七」の予定が急遽、変更に。
「品川心中」は未体験だったので、嬉しいかぎり。
売れなくなって、衣替えのお金がないから、
誰かと心中しようという花魁(おいらん)のプライドも
信じられないけどが、惚れられた女と死ねるなら、
と喜ぶ金蔵さんも変。分からない理由で死ぬんだから
「これから死ぬのだ」なんて悲壮感はない、
リアリティないもんね。そんな人達のおかしさが
さらにデフォルメされていて大笑い。

四季の会、また来たいです。

2007年01月19日

黒談春 第一回

黒談春 第一回
2007年1月17日(水)会場:紀伊國屋ホール

ネタおろしの会としてはじまった「黒談春」の記念すべき第一回。
この会に限らず、「来て良かった」と思える落語会が多いこと。
相変わらず多いのです。
これは由々しき事態ですね、だって落語会の日は夕方以降、
仕事にならないんだもの。それも週に2度も3度も、、、
ほんとマズいですよ。

開口一番: 謎の前座「猫と金魚(のようなもの)」
いきなりメガネをかけた談春師匠が小走りで高座に上がり、
「ごくお馴染みのお笑いを一席」と言ったきり、
うわずった声で別人を演じている。
ぼくは師匠が頭おかしくなっちゃったのかと思いました。

終わって、着替えた談春師匠の登場。着替え中は、出囃子が
ループする心地よさ。
さいきん携帯の着信音を寄席出囃子にしているんですが、
これだと万が一、携帯の電源切り忘れても、いわゆる
着メロよりも、いくぶんマシなんじゃないかというね。
そんなことないか。

「先ほどのは前座でございまして」なんて言っている。
黒談春のみに登場する、別キャラなんだそうです。ちょっと面白い。

ネタおろしの「三枚起請」
嫉妬で団結した男っていうのは、野暮なんだけどかわいらしい、
たいていの男は自分のことのように思ってしまうんじゃないかな。
花魁のほうは、やり手だけど憎めない。おもしろかったなぁ、
落語っていいな、って思った一席。

仲入り
ロビーでサイン入りのCDとen-Taxiの販売があって、
サインが入ってるだけで、なんでも欲しくなる自分をおさえる。

それにしても、一緒ですね。いつも。
お客さん、見たことある人ばっかりです。

「七夜」のときに毎日席替えしてた人、浅草見番にいた人、
いつもいるんだから、もう回数券にしたらどうだろうか。
チケットとるの大変な割に、みんな来てるんだから、
いっそ回数券にしてチケットとる手間を減らしてくださいな。

アンケートに「やってほしいネタ、もう一度みたいネタ」
を書いてっていうのがあったんで、「金玉医者」「鼠穴」
って書きました。「金玉」は、はんぶん悪ふざけなんですけどね。

ネタおろしじゃないから、(黒じゃない)グレーといいながら
「鼠穴」がはじまった。

先週、志らくのピンで聞いて、すぐに家元のCDも聞いたんだけど、
なんというか、腑に落ちるっていうのか、そう思ったのは、
談春さんの「鼠穴」だな、という気がしました。
くどい演出が良かったのかな。

というわけで、アンケートの「鼠穴」は消して出しました。

2007年01月17日

第四回 朝日いつかは名人会

第四回 朝日いつかは名人会
2007年1月12日(金)会場:浜離宮朝日ホール

この日の開口一番が談春師匠のお弟子さんとの情報を
キャッチしていたので、なんとしても頭から行きたかったんですね。
なんとか間に合ったんだけど、すでに始まっていまして。

入り口で「始まってますよね?」と聞くと

「まだ前座さんです」とのこと。

前座を楽しみにしているなんてなぁ、と我に返る。
中にはいると、いつもめくりをしている小僧風の彼が、
と思ったら、声が女性だ。そうなんだ。

開口一番:立川こはる「道灌」
途中からだったのが残念なくらい良かったと思う。
師匠譲りなのか、間のいいところがあって驚いたり。
そして何より、高座が終わった後のうれしそうな
表情といったらなかったなぁ。
人生初高座とのこと、次は頭から聞きたいですね。

立川志ら乃「崇徳院」
ここのところ体調崩しがちですね、声がガラガラ。
ギャグが多くて良いです。楽しい。
あんなにうけているのに、志らく師匠のギャグ(「ミカンを
つぶしたような女」とか)は、うけないのが不思議ですね。

立川笑志「寝床」
枕でうまいことを言いますね。でもちょっとアブないことが
多すぎて刺激が強いなー。

仲入り

とっておきトークタイム
談春、志ら乃、笑志と並んでのお話タイム。
どうも息の合ってないお三方、意外と長話だった。

立川談春「紺屋高尾」
「その昔、二葉亭四迷と言う人が"I Love You. "を、
『あなたとならば死んでもいい』と訳した」とはじまった。
私、CD「来年3月15日」に収録されている「紺屋高尾」を、
何遍も繰り返し聞いているのであります。
とうとう、この噺が生で聞けるのかーと感激ひとしお。

とにかく良いのは、久蔵の純真や人柄を丁寧に
描写しているとこ。そして久蔵の「夢」がいかに無謀なことか、
これを聞いているうちに引き込まれていく。
結局、なんで高尾が久蔵に惚れたかっていうのは、ほんとうに
謎なわけなんですが、「おとぎ話」に感じないのは、また不思議。
恋愛なんて後で「答え合わせ」してみると、
意外だったり、些細なことだったりする必然が
積み重なっていたりして。それ自体が不思議そのもの、
なのかもしれません。

まーでも、落語をCDとか録音されているもので聞くってのも、
あんまり良いことじゃない気もしました。
もう覚えちゃってるので、あぁ、CDと違う、
あぁここも言わなかった。あぁ久蔵。「久さん元気」なんて。
ずーっと考えながら聞いちゃって、ダメですね、私。

志らくのピンPartIII 古典落語編

志らくのピンPartIII 古典落語編
2007年1月11日(木)会場:内幸町ホール

開口一番: 立川らく次「金明竹」
らく次さんの、この噺ははじめて聞くな。
しゅっとしてて、かっこいい前座さん。

志らく師匠の登場。
立川志らく「湯屋番」
妄想狂の若旦那がものすごい。それにしても、
とてもリアリティを感じてしまうのは、僕自身が
妄想しがちだからかも。「永遠の14才」と
ほめられたこともあるくらい。

立川志らく「突き落とし」
突き落とされる人は、すごく気の毒だなぁ。
やるほうに罪悪感なんてない、犯罪なんて
そんなもんかも知れませんね。

仲入り

立川志らく「粗忽の釘」
すばらしく楽しかった。愉快な落語。
お上さんが変わっている。粗忽な亭主との生活を
楽しんでいるような、愉快なボケやノリつっこみの応酬。
mixiで誰かが「落語的ユートピア」と表現していたけど、
ユートピアってなんか分かるな。
これって古典落語にかんじる魅力の一つかもしれない。
こんな生活っていいな、こんな世界に暮らしてみたいな、
と思うと楽しくて仕方がない。

立川志らく「鼠穴」
聞いていて難しい噺。こんな展開で夢なんだもの。
「夢で良かった」って喜んで良いものかどうかすら、
良くわからない。

終演後、ロビーにて、手ぬぐい購入者に師匠のサイン会。
ひとつ購入して、ありがたくサインをいただく。

新春プラザ寄席

2007年1月5日(金)会場:大田区民プラザ大ホール

新年早々から連日の落語会です。豪華なメンバーの会で、
楽しみにしていました。

立川志らく・柳家花緑 トーク
いつもは地下でやっています、というようなトーク。
噺家さんのトークというのは、最近よく見ますが、
このお二人は息のあったところ。安心して楽しい話でした。

古今亭菊之丞「浮世床」
短めの「浮世床」なんだろうな、あんまり印象に
残らなかったんだけど、枕から楽しい雰囲気で盛り上げる。
あと浅草に住んでるっていうのは、なんかうらやましいと思った。

立川志らく「天災」
去年12月の夕刊フジ特選寄席とおなじネタ。
ものすごいナンセンス具合で、かなり笑えます。
師匠の十八番「青菜」より、好きかも知れない。

柳家喬太郎「錦の袈裟」
与太郎がかわいくて良い。気持ちの悪い与太郎、
すごく馬鹿な与太郎、いろんなのがいるけど、
かわいげがある方が楽しくきけるかも知れません。

それにしても与太郎のお上さんってのは、
どんな人なんだろう。
与太郎が女郎買いをすると知って嫉妬している
ところをみると、与太郎に惚れているんだろうか。
かなり謎だ。

仲入り

柳家花緑「片棒」
たのしい噺なんだけど、ついつい立川談笑さんの、
めちゃくちゃな「片棒」が懐かしくなってしまった。

林家たい平「幾代餅」
なんだろうな、すごく良かったって言ってる人もいたし、
もちろん感じ方次第。
たいていの噺はそうなのかもしれないけど、人情噺でも、
ただ筋だけ語っても泣ける・笑える話で「良かった」って、
なると思うんですが、それが今の時代の他の芸術と比べて、
どうなのかっていう、そういうことなんだと思います。

たとえばそういう見方・感じ方もあるのかな、
というくらいのところです。

2007年01月13日

志らく百席(第16回)

志らく百席(第16回)
2007年1月4日(木)会場:横浜にぎわい座

去年とおなじく、にぎわい座の新春興行になりました
一月の「志らく百席」、実家に帰っていたこともあり、
今年も両親とでかけてまいりました。

そういえば、親と落語に行くきっかけになったのが、
去年のこの会で、ネタは「高砂や」「笠碁」「人情八百屋」。
「どんな筋だったか」なんて話ながら会場へ。

開口一番:立川志ら乃「道灌」
この前の独演会でアドリブの多い「道灌」を演っていたけど、
ちょっと手直していて居るのかな、おもしろくなっていました。
とにかく「道灌」はよく聞くんですが、好きな話なので、
何度聞いても良いです。いまのところは。

志らく師匠の登場。
去年よりもいくぶん、顔色がいいような、そんな気がして、
なんかホッとしました。

立川志らく「黄金の大黒」
普通におもしろかったですね。父親がさかんに
「はじめてきいた」と言っているので、
噺自体はじめてなのかと思ったら、
サゲが師匠オリジナルだったのでした。

立川志らく「愛宕山」
これは去年も何度もきいた十八番のひとつ。
太鼓もちの一八(いっぱち)が驚異のパフォーマンスを披露。
親父は「客の拍手がおきたのは一八が生還したとこだったけど、
ヨイショしながら紐をたぐるとこで拍手じゃないのか」とか、
愚痴っていた。といいつつ、顔は満面の笑みだ。
顔は、そんなのどちらでもいいって感じだ。
持参の日本酒で、すっかり酔っぱらって楽しんでいる様子。

立川志らく「浜野矩随」
志らくのピンでのネタおろし、昨年10月の下丸子、そして今回と、
この噺は3回目かな。毎回すこしずつ変わっているけど、
今回が一番良かったように思う。河童狸や椎茸地蔵に母親が驚喜している。
「かっぱだぬき」に「しいたけじぞう」って音の響きが最高におもしろい。

とくに我が家は椎茸栽培を生業にしていたことがあるので、
椎茸地蔵は母親のツボだったのかもしれない。

帰り道、親父が「志らくは面白れぇ、うまい」と言って、
くしゃくしゃの笑顔になっていたので、うれしかった。

2007年01月07日

横浜にぎわい座 新年カウントダウン寄席

新年カウントダウン寄席
2006年12月31日 横浜にぎわい座

早めに着いて、にぎわい座ちかくのお蕎麦やさんに
入ろうと楽しみにしていたのに行列で中に入れず。
ちょっとだけ、がっかりでした。

というわけで蕎麦やの一件もあって途中から。
客席は満席、小学生くらいのお子さん連れも。

立川志の吉「初天神」
志の輔一門で2ッ目の志の吉さん、ちょっと
アメ玉のなめ方がハンパに気持ち悪かったかも(笑

寒空はだか「歌うスタンダップコミック」
噂はきいていたのですが、一見オヤジ臭い、細いお兄さん。
テレビでは見られない、こういう芸人さんを見られるのが
寄席・演芸場の良いところ。

三遊亭全楽「錦の袈裟」
元気で変態な与太郎でした。枕も2006年ネタでたっぷり。

ダメじゃん小出「ジャグリング」
2度目の出会いになるダメじゃんさん。
あらためて、ほんとおもしろいなーと思ったステージでした。
客席の拍手の量を指揮してしまう「拍手メーター」は
(かってに命名)大発明。

立川文都「小言幸兵衛」
「そろそろワタシも売れたい」とボヤく枕でスタート。
芸人一人の徐々に持ち時間が長くなってくる。

仲入り

松元ヒロ「漫談」
最高におもしろいヒロさん。世界を変える力があるのは、
そうとうおもしろい芸人なのだな、と感じる。
「世界を変える」っていうのは、大げさな意味じゃなくて、
つまらないことや、どうにもならないことを、
みんなで笑って楽しく暮らそうよ、といようなことです。
これぞ演芸パワー(なんのこっちゃ)。

立川笑志「悋気の独楽」
「今年の真打ち昇進もなくなりました」と自虐ギャグでスタート。
お客さんも、みんな実力は認めているからこそ、笑うんでしょうけど。
本題(噺)の方は、おもしろかったです。オリジナルの
工夫やギャグもけっこうあるんですかね。

伝の会「長唄三味線」
お二人組の伝の会。
ひとりは、志の輔さんの独演会「志の輔らくごは21世紀は21日」
の出囃子などで知られる、テツクロさんです。
聞きながら、長唄の三味線ってのはスラッシュメタルだなとおもって、
なつかしいカルフォルニア・クランチに思いをはせつつ。

立川志の輔「抜け雀」
2006年の大トリは、志の輔師匠。いつものように楽しい枕から。
噺がはじまって、「抜け雀かぁ〜」と何ともスッキリした気分に。

すがすがしい気持ちになるような、好演だったとおもいます。

カウントダウンは20時開始、4時間の長丁場ですが、
今年も楽しかったなぁと思ったりしながら、あっという間でした。

周りは、いつも変わらない、にぎわい座のお客さん、
演芸が好きでたまらないといった趣き。

最後まで和やかなムードで2006年をフィニッシュしました。

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