立川談春独演会
立川談春独演会
2007年2月2日(金)会場:銀座ブロッサム中央会館
900人はいる大きいホールがほぼ満員。
主催者から買ったチケットは、
2階のかなり後方だったけど、
そういう機会もめずらしいので、
買いなおしませんでした。
3列くらい前に小学生の子供2人をつれた主婦がいた。
子供が「来たい」といったのかな、気になる。
あいかわらず、前座もなく談春さんの登場。
「宮戸川」
年頃の娘・お花さんがなんとも生々しい。
ぎりぎりのところで表現するから、
すべてを描くよりもかえって、
効果的だということもあるんでしょう。
「短命」
疲れていたせいもあって、
あまり集中して聞けなかった。
この噺をあの子供達は理解できるのだろうか、
という疑問が頭をよぎる(笑
仲入り
会場の外に出て、ブラックのコーヒーで気合を。
目が覚める手ごたえがあって安心した。
「たちきり」
この噺は普通、若旦那が蔵に入れらてしまう、
「事のはじまり」から話がはじまるんだけど、
今日は、いままで語られていなかった
「50日後」からはじまる。
今まで語られなかった番頭のストーリーによって、
悪縁という必然を紡いでいく、
新しい「たちきり」だったと思う。
クライマックスで「人は忘れることで
生きていける」と泣き声になる小糸の母。
丁寧に語られ、緊張感が高まったところで、
サゲは拍子が抜けるほどあっけない。
そう、「忘れる」で思い出したんですが、
映画「エターナルサンシャイン」も、
恋と記憶をテーマにしたストーリーだった。
悲恋を忘れられなかった小糸は死んでしまうけど、
互いの記憶を消しても、「エターナル~」の2人は再び出会った。
“忘却はより良き前進を生む”
ん~本当だろうか。
“忘却は許しである”
こっちのほうがいい。
そんなことより、この映画の一番好きなところは、
記憶の中にいる恋人と約束をするってところ。
「たちきり」の若旦那は好きになれないけど、
「エターナル~」のジム・キャリーは好きだ。

