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2007年08月 アーカイブ

2007年08月31日

県民ホール寄席 立川談春独演会「談春夏まつり」

県民ホール寄席 立川談春独演会「談春夏まつり」
2007年8月26日(日)会場:神奈川県民ホール

開演の1時間前からロビーにて縁日を開催。
ということで、よろこんで早めに会場入りしました。

ピストルのおもちゃに付いた風船が割れたら、
景品(直筆の色紙)がもらえるロシアンルーレット。

子供用プールに金魚のおもちゃが浮かしてある、
金魚すくい(別名、こはるさんブース)。

ラムネ、ビール、枝豆に、
千社札付きポップコーンの販売。

あと、こちらも直筆のサイン入りうちわに、
ポストカード(種類がたくさん)

おみくじ、「おはようメッセージCD-R」が一等、
ほかには手拭いにキーホルダー、
ウェットティッシュなどハズレなし。

そして何より、談春さんが
気軽に写真撮影に応じてくれたり、
ずっとロビーサービス。
ふだんは、マズしないんだけど
ぼくも写真とってもらっちゃいました。

縁日のスタッフの方々。
元気に盛り上げつつ、もちろん礼儀正しさ、
というかシッカリしたたたずまい。
こういう当たり前のバランス感覚って、えらいです。

というわけで、
両親と彼女と4人で出かけたのですが、
一番はしゃいでいたのは、この僕でした。

「戦利品」は、色紙一枚とポストカード3枚、
金魚のおもちゃ一匹でした。
あとウェットティッシュは母親にとられちゃいました。
便利だから旅行に持っていくんだとか。
旅先でアレはチョットこわい(笑)

立川春太「子ほめ」
開口一番は春太(しゅんた)さん。
彼が談春一門だというのも初めて知りました。
よく見かけていたけれども、
勝手に家元の直門か、どこかの前座さん
と思ってたんですねェ。
なんか、ちゃんとした感じだし。
噺の方は、、、けっこう良いじゃないですか!

立川談春「粗忽の使者」
「せっかくのお祭りだから、珍しいことを」と、
おなじみの噺で会のスタート。
帰りにツタヤでCD借りて聞いたけど、
たしかに「けっこうマンマ」だったかもなァ。
しかし、これは良かった。

ちなみに「ネットワーク」を使って人を脅すのは、
堅気の人の手法・発想ではありません。
普通の人は多少ビビってしまうくらいが正常です。

仲入り
「トイレに行く」といった母親。
戻ると、手には金魚のおもちゃ。
「トイレに行く」といったワタシ。
戻ると、手にはおみくじで当てた手拭い。
といった具合で、似たもの親子は、
仲入りで、それぞれの思いを遂げたのでした。

立川談春「こんにゃく問答」
枕では、子さん、談志、志ん朝の話。
自分が唯一先代の小さんに稽古してもらったネタ、
ということで「こんにゃく問答」がスタート。
問答の場面は笑ったなァ。

縁日から始まり、楽しいにもホドがある、
といった会でした。


●ネットで見つけた、お客さん達へ「刺客は来ましたでしょうか」-順不同です-
みしのたくかにとさん
咲くやこの花 in Tokyoさん
みだれさみだれ日録さん
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おつかれさまです。

2007年08月29日

第11回 三三時代

第11回 三三時代
2007年8月25日(土)会場:紀尾井ホール

紀尾井ホールの三三時代。
先回に続き、2回目の参加です。
今回は、「真夏の『芝浜』」というネタ出し。
意欲的ですね。

で、とにかく、この会場、大好きです。
お茶がタダなんだもん、なんてね。
マイクなしでしょう、音響がいいし。
こじんまりとして品がいいし、
ロビーもきれいなら、トイレも広いし。
というわけで、機嫌よく会のスタート。

開口一番:柳家生ねん「つる」
ホッソリとして若い前座さん。
不思議とトボけた味がある。

柳家三三「青菜」
夏の噺であります。
食べ方うまいですよねェ。
鯉のアライに、イワシの塩焼き。
食べてる、ってのが分かるんだからなァ。
いや、分かる「気がする」んだからなァ。

ノンビリと品のある前半、
壊れ始める後半と、楽しい噺をソツなく。

林家彦いち「かけ声指南」
ぼく的に「豪華ゲスト」な彦いちさん。
最近、好きです。
マレーシアや、ブルネイで落語をしてきた話や、
アメリカの税関で、南京たますだれをやった話。
異国の地でもイキオイでこなしてしまう、
行動力と言うか、パワーはすごいな。

噺の方は、ムワンチャイ君が、
ボクシングのセコンドを目指す新作落語。
人情+駄洒落。K.O.のシーンで拍手がおきたもんね。
笑顔になれる、特別な噺です。

仲入り

江戸家まねき猫「動物ものまね」
TVドラマの「鬼平犯科帳」見てたんで、
子どものころからよく知ってます。
しかし生で芸を拝見するのは初めて。

「動物ものまね」を「枕草子」の
描く四季とともに披露する。
あ~これで、芝浜の「冬」につながるのか。
いいゲストだなァこれは。
秋の虫の音がマイクなしの会場に響きわたる。
命の音にすら聞こえて、
実は、ひそかに感動していました。

柳家三三「芝浜」
枕なし、スっと始まる。
とにかく、いろんな「芝浜」がある。
と思っているけど、
聞いているのは、ほとんど立川流だよな。

この「芝浜」がオーソドックスで、
シンプルなバージョン、と感じてしまうのは、
普段聞いているのが、アレンジあふれ、
オリジナルの「芝浜」だからだろうな。

で、若くして、
そういうものを期待されているのが、
三三さんなのかも知れません。

ふだんは談春さんのなんか、聞いているから、
余計にサラっと演っているように
感じるのかもしれないけど、ぼくは好きだな。


●ネットで見つけた、お客さん達-順不同です-
咲くやこの花 in Tokyoさん
yukinama blogさん
いくっちの多忙な日常?!さん
。はにかむさん
それでもなんとか生きている’07初秋さん
おつかれさまです。

2007年08月28日

下丸子らくご倶楽部 (2007年8月)

下丸子らくご倶楽部 (2007年8月)
2007年8月24日(金)会場:大田区民プラザ

先月は仕事で出かけられず、
一月ぶりの下丸子です。

若手バトルの終盤、
志らべさんの「牛ほめ」の途中で入場。

志らく師匠、花禄さんによるトーク。
このトーク聞くのが3月以来でした。
ちゃんと間に合うように来なきゃいけませんね。

話のメインは、志らく師匠のラスベガス珍道中。
イキイキと楽しそうに語る志らく師匠を、
下丸子の明るい笑い声が暖かくつつむ。
このリラックスムードは、この会ならでは。

柳家花緑「二階ぞめき」
初めて聞きました、この噺。
吉原好きの若旦那のために、
家の二階に吉原をつくっちゃうなんて、
完全に狂気の沙汰ですな、かるい衝撃でした。

花緑さんの若旦那の品の良さ、
番頭のいい加減さなんかが楽しい。
この噺は、家元(談志)や
志らく師匠でも、ぜひ聞いてみたいなァ。

仲入り

三遊亭遊馬「佐野山」
ゲストの遊馬さん。
体も大きければ、大きくてよく通る声、楽しいギャグ。
感度良好の下丸子のお客さんは、
大いにウケて、楽しんでいました。
もちろん、ぼくもです。

ちなみに「佐野山」という噺は、
親孝行だが相撲はめっぽう弱い
関取の「佐野山」と、歴代最強の
人情横綱「谷風」の物語。
いいハナシでした。

立川志らく「笠碁」
奥さんとのハリウッド・ラスベガス旅行帰りで、
久しぶりの落語。顔は日焼けして真っ黒です。

「笠碁」。日ごろ「待った」だらけの
碁を打っている二人の噺です。

といっても(待っただらけなので)
勝負のつかない勝負で延々楽しんでいる訳で、
もう、なんだんだ、そりゃ、という感じ。
そんな二人が勝負によってケンカ別れ。

ほどなくして再生する「美しい友情」が、
サゲの「待った」にこめられている様で、
これは良いサゲだな、と思いました。

大好きな下丸子で、
普段あまり聞けない噺が三席きけて良かった。


●ネットで見つけた、お客さん-順不同です-
RA-KU-GOさん
おつかれさまです。

2007年08月22日

志の輔らくご in 下北沢 vol.14「牡丹灯籠」

志の輔らくご in 下北沢 vol.14「牡丹灯籠」
2007年8月18日(土)会場:本多劇場

三遊亭円朝作「牡丹灯籠」の全てを、
原作をす読みにしても15時間かかると言われる大作を、
3時間弱で語りつくそうと言う、意欲的な会。
凄った、と評判の高かったですね。

前半は「牡丹灯籠」の登場人物を
相関図をつくりながら解説し、
後半は落語で語るという手法。

まずこの手法自体が発明です。

で、なぜこの手法なのか、
と言うことなんですけど。
この会の後半、落語のパートで
「お札はがし」「栗橋の宿」
「関口屋強請」「孝助の仇討ち」
を一気に語ることが出来るんですねぇ。

そして志の輔さんオリジナルのエピローグは、
お盆に帰る、平左衛門の霊と孝助の交流。

日本の夏だなァ。

なんとも言えない、良い夜じゃないか。
(見たのは昼公演だったんだけど)

ぼく的には、孝助・お国の因縁が判明した時の、
源次郎の「え!?」という顔が爆笑だった。

それもこれも、先日の喬太郎さん
「牡丹灯篭 通し公演」を見たから、
より色々と立体的になったのでしょう。

この公演で「平左衛門の死」を
見ておいてよかったし、
仇討ちのシーンや、白翁堂勇斎
(はくおうどうゆうさい)のキャラの違いなども楽しめた。

あと誰も書いていないようなので書くこと。
後半の幕開けに演奏された出囃子「中の舞」。
あの荒々しいような、なんとも言えない笛の音、
とても「中の舞」とは思えなかった。

感動してしまった。


●ネットで見つけたお客さんたち
Weblog流星号さん
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願い多き、流星日記さん
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偏屈小父さんの独り言 like a rolling stoneさん
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きょうもおかんむりさん
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「うら」ら~♪さん
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2007年08月20日

柳家喬太郎落語・アナザーサイド Vol.1

柳家喬太郎落語・アナザーサイド Vol.1
2007年8月17日(金)会場:お江戸日本橋亭

会社を休んでいってまいりました。
初めて、お盆に仕事の夏休みをとったんですが、
ほんと暑かったので、休めてよかったです。

今回は「原作のある(誰かのつくった)新作落語」を
CD収録するための落語会とのこと。

柳家小ぞう「真田小僧」
かわいい小僧さんでした。

柳家喬太郎「東京タワーラブストーリー」
バカバカしい少女の妄想に、
付き合わされる中年男性の悲劇。
何度目かな、この噺。
最後はいつもトホホという気分になる。
笑うところも多くて、客席もわいていました。
タワーを上るシーン、「愛宕山」の一八になって歌うも、
「東京タワーの歌」の歌はナシ。
(CDになるんだもんな)

寒空はだか「歌うスタンダップコミック」
真空ギターと、キャッチーな歌声が炸裂。
「東京タワーの歌」、2番は札幌時計台で。

柳家喬太郎「赤い部屋」
江戸川乱歩原作の短編。
そうとう暗くて不気味な噺で、
客席はどんよりムード

実は連日の熱帯夜の影響(寝不足)で、
集中して聞けませんでした。
もったいなかった。

仲入り

柳家喬太郎「孫、帰る」
お盆にやってきた孫と、おじいさんの交流の物語。
ほのぼのムードの前半から、
緊張感のあるシーンへ、物語の真実が明らかに。

様々な感情が一気におそいかかって来るような、
短いけれども、とっても愛おしくなる噺でした。

良い夏、良いお盆だなァ
と思えた一日になりました。


●ネットで見つけた、真夏に工事現場の横で落語を聞いたお客さん達-順不同です-
我思う故に我ありさん
キティさん研究所にゅーすさん
。はにかむさん
YamaRan's:備忘録さん
太kiss陽にtheくちsunづけさん
おつかれさまです。

2007年08月17日

市馬vs談春 風の盆

市馬vs談春 風の盆
2007年8月13日(月)会場:国立演芸場

昨年、12月以来の二人会「市馬vs談春」であります。
当時は「掛け取り」ばかりだった市馬さんとも、
最近はスッカリ出会う回数も増え、
当時と比べると「どちらかというと市馬派」です。

仕事で大遅刻。
18時45分開始とのことだったので、
前座さんがあって、枕があるから、
話のほうには間に合うだろと、
高をくくっていたら、
市馬さんの「青菜」中。
すでに植木屋さんが
鯉のアライを食べていました。

(ちなみに開口一番:柳亭市朗「たらちね」とのこと)

柳亭市馬「青菜」
この噺は、志らく師匠の十八番なので、
本当に何度も聞いているし、大好きな噺です。
ただ、志らく師匠以外で聞くのが初めてだったので、
こうもまぁ、ゆったりと、品が良く、
時間が流れるものなのか、と思って、
ビックリしました。
聞いていて、涼しさすら感じる「青菜」
なるほど、本寸法なのだなァ。

立川談春「へっつい幽霊」
意外と席が前だったので、
談春さんの顔のテカリまでわかる。
あまり前で見たことなかったんだな、
と気づいた。

あ、この噺はじめてでした。
うれしかったなァ。
「en-Taxi」の連載「談春のセイシュン」で、
前座時代に「へっつい幽霊」を演ったのが、
家元(談志)にバレてしまい・・・なんて、
エピソードがあったけど。

この噺を前座さんのころから、
演っていたなんて、凄いんですね。
あらためて思いました。

仲入り
売店に楽しみにしていた甘納豆がない!
夏の間はお休みなのだそうです。
勉強になりました。

立川談春「慶安太平記 善達の旅」
出しぬけに「芝、三縁山増上寺に」とはじまった。
大好きな噺です。
今回は良い会になるなァと思いましたよ。
トリの前に「慶安太平記」が聞けるなんて。

語りが最高だし、長さの方も程よい(笑)

暗闇の対決、高座に近い席だからか、
いつもより熱気が伝わってくるような感じもあった。
中年のクセに恥ずかしいけど、
男心くすぐられるワクワク感というか、
そういうのがあったなァ。とにかく最高!

柳亭市馬「竹の水仙」
「慶安太平記」を聞いて、
家元の思い出話をする市馬さん。
枕で家元の声真似をする市馬さんに、
お客さんの喜びようったらない。

噺に入ると、左甚五郎が歌う。
鳴り物入りで最高のノドが炸裂。
「慶安太平記」がピークだと勘違いしていた、
お客さんの脳に、
物凄いインパクトだったのではないでしょうか。

とにかく二人が、
どちらもお客を喜ばせることに、
妥協はないという雰囲気がみなぎっていて、
もの凄くよい空気の会になった。

忘れちゃいけない、市馬さんの「竹の水仙」。
これは、いい噺が聞けた。
市馬さんの品と、竹の水仙の香り立つさまが、
なんともマッチしているような、
大らかで夏夜に心地よい落語でした。


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2007年08月15日

柳家喬太郎「怪談牡丹灯籠」通し公演<後篇>

柳家喬太郎「怪談牡丹灯籠」通し公演<後篇>
2007年8月10日(金)会場:横浜にぎわい座

来てしまいました。後篇のみの参加です。

開口一番:柳家さん弥「もぐら泥」
コワモテのさん弥さんは、マヌケな泥棒の話。

柳家喬太郎「牡丹灯籠:栗橋宿」
前篇のあらすじをガーっと説明してもらい、
後篇の始まり。

もうね「牡丹灯籠」初めてなんですよね。
登場人物の名前が覚えられなくて、
置いていかれそうになるも、
喬太郎さんの熱演に夢中になっていたら、
あっという間に仲入りへ。

平左衛門の死の場面では、
キュゥっとなるような緊張感と「泣き」の要素。
おそらく日本人は、ほぼ全員こういうの好きだ~と思う。

ちょっとだけ、国本武春さんの「大忠臣蔵」を思い出した。

仲入り

柳家喬太郎
「牡丹灯籠:関口屋強請(ゆすり)・孝助の仇討」
演目が正解なのか分からないけど、
とにかく大団円のラストへ。

「関口屋強請」では、伴蔵の啖呵。
「孝助の仇討」への流れでは、
親子の別れのシーンを、これまた緊張感たっぷり。
と、印象的なシーンをつなぎ合わせてきた、
喬太郎さんの「牡丹灯籠」でした。

孝助と母親が再開して判明する事実に、
「ご都合主義ではありません。因縁です。」
と笑いを取りつつ、
その後の親子の別れのシーンは
この日のクライマックスで、
後篇くんのぼくも、わけもわからなくても、
入り込んで聞いてしまいました。
とにかく、すごい表現力で、圧倒されました。

駆け足だから、余計「ご都合主義」に感じてしまうけど、
因縁があるからドラマなんだ、という、
この日本的ドラマツルギーに惚れるのかも知れません。

余談として(本編とまったく関係ないけど)
この日の、白翁堂勇斎(はくおうどうゆうさい)は、
なぜか家元(立川談志)のように思えたなァ。

なんて思った人いなかったですか。


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2007年08月10日

白談春 第二回

白談春 第二回
2007年8月7日(火)会場:紀伊國屋サザンシアター

白談春は素人さん、黒談春は玄人さんに
向けた落語会な訳ですが、
結局は、どちらも談春ファンの集い
であるのは変わりませんなァ。

でも、白黒で、ちょっとだけ
お客さんの雰囲気が違うような、
いやそんなことないか。

「廓噺」がテーマだった先回と違い、
今回はテーマの設定はナシ。
前座、二ツ目、真打の三席を見てもらう、
という会になりました。
(もちろん演者は、すべて談春さん)

僕のほうは野暮用が長引いて、大遅刻。
会場着は20時だったので、
「仲入り中かな」と思っていると、
そんなことはない。

トリネタが始まったのかと入り口で聞いてみると、
「二席目で、まだ後20分くらいあります」だって。
ビックリしながら、会場後ろで見ることに。

それにしても、「子ほめ」聞きたかった。
この前、お弟子さん(こはるさん)の
「子ほめ」を聞いたばかりだからなァ。

「おしっくら」
江戸っ子が宿に着いて、
婆さんが出てきたあたりから聞きました。
ギャグもウケていた。

思うのは「対立の構造は美しい」というのが、
談春さんの中にアリはしないだろうか。
江戸っ子と、田舎の人の違いが際立つ、この噺。
で、トリは「文七元結」か、と予想してみる。
(そして当ったので書いてみました)

「文七元結」
ポスター争奪のジャンケン大会の後、
あまりに時間が押しているので、
着替えのための3分間が仲入りになりました。

枕ナシ。
「何かないのか」と
賭場に戻るために質草をねだる、
長兵衛のセリフから噺がスタート。

さすが十八番です。
演じ分けは完璧じゃぁないですか。
リラックスして聞ける良いハナシ
ってのもなかなかない。

長兵衛が、吾妻橋に差し掛かるあたりで、
近江屋が文七を探しているシーンを入れていた。

「佐野槌(さのづち)」のお上さんの説教は、
語りの技術で、延々と聞かせる。
これを聞いていると、
どんどん長兵衛に情が移ってしまう。

他の方も書いていたけれど、、、
2年の期限で借りた金を「1年で返す」決心をしたり、
佐野槌で、お久を連れて出ようとしない、
など長兵衛の行動・セリフが若干パワーアップ。
具体的に言うと、
ちょっと良い男に成長しているようだった。

途中のクサさ、クドさもあるから、
サラっとしたトーンでサゲられると、
なんともいえぬ余韻がある。

ああ~落語って楽しいなァ。

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LOVE+PEACE ~あなたに届ける涙と愛の飛行船~
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2007年08月08日

誰か行きます?「談志落語会と昭和名人噺」9月16日(日)

さっき、キノチケットカウンターでチケット買ってきました。
まだ何枚かあるようでしたよ。

「談志絶倒 昭和落語家伝」刊行記念
談志落語会と昭和名人噺
2007年9月16日(日) 会場:紀伊國屋ホール
出演:立川談志、ゲスト:川戸貞吉(落語評論家)

第1部 落語:立川談志
第2部 トーク:立川談志+川戸貞吉
第3部 サイン会 ※

※会場で、当日限定発売の上記書籍(「談志絶倒 昭和落語家伝」)をお買上げの先着150名様

問題なのは、第3部のサイン会です。
是非ならんで買いたい(サインもらいたい)のですが、
開演前から列が出来るでしょうし、
長い時間(どのくらいかわからないですが)
ひとりで並んでいてもつらいです。

でも、一緒に並んでもらって、
ときどき抜けさせてもらったり、
なんて気の利いた間柄の、
お知り合いはいないのです。

どうなることやら、ですねェ。
なんとなく同じ境遇の方、同じ悩みのある方、
メールください(笑顔)

体力ないですが熱意でカバーします。
・・・という予定です。

そんなお願いと、チケットあるかもよ情報でございました。

2007年08月06日

立川談志「談志百席 第ニ期」

立川談志「談志百席 第ニ期」

8/5(日)、落語協会感謝祭も、
志ら乃さんの独演会も、行きたいばっかりで、
外に出ることもせず。
一気に5枚くらい聞いたなァ、
というのが「談志百席」。

なるほどの「持参金」、矛盾に気づかない。
前から聞きたかった「青龍刀権次」、これは悲劇だな。
「死神」は途中、ドキっとするセリフがあった。
とにかく面白い「寄合酒」。
などなど。

ほんと、たっぷり堪能しました。

うちの母親が、家元の枕・噺は、
自分ひとりに話しかけているように感じる、
といっていたのを思い出した。

「談志百席」、CDというよりは、
その昔、ぼくらが一生懸命に聞いていた、
深夜ラジオみたいな、
不思議なライブっぽさがありませんか。

0805-00.jpg

「談志百席 第ニ期」
レーベル: 竹書房
ASIN: B0009E2RRG
ディスク枚数: 10
第11集「曾呂利新佐衛門」「町内の若い衆」
第12集「鰻屋」「死神」
第13集「欣弥め」「蒟蒻問答」
第14集「石返し」「寄合酒」
第15集「夜店風景」「我が心の馬風師匠」
第16集「手紙無筆」「唖の釣」
第17集「持参金」「西行 鼓ヶ滝」「西行 阿漕ヶ浦」
第18集「桃太郎」「雪とん」
第19集「反対俥」「意地くらべ」
第20集「青龍刀権次 江戸の巻」「青龍刀権次 明治の巻」

2007年08月04日

五明樓玉の輔「噺家の手ぬぐい」

五明樓玉の輔「噺家の手ぬぐい」

落語会に通うのは、ちょっとだけお休み中、
という日々です。
来週、仕事の方が夏休みなんで
小三治さんがトリの池袋演芸場(昼席)に
行こうかなんて思ってますけども。
混んでいるみたいなんでね、決めてないです。

※ちなみに8日(水)は小三治さん休演とのこと。

かといって
「何も書くことがない日はない」
と糸井重里さんも何かで書いていたし。
なので、ヌルいけど本のことにします。

まぁ「噺家の手ぬぐい」読んだよ、
ってだけのことですけどね。

見た目や噺からは感じ取れない
こだわり、意外な美意識みたいな、
噺家さんのセンスみたいなものが
かいま見れる気がして、すごく楽しい本ですね。

色もきれいだし。

よくよく考えると、
一本もデザインとして
破綻(ハタン)しているようなものがないし、
こなれた感じなのも、すごいなァ、なんて思います。
手ぬぐい屋さんが頑張っているからですかね。

いろんな想いや、
アイディアが形になっている様は
気持ちが良いです。

噺家さんに会いたくなる、
そんな様子の良い一冊だと思いました。


噺家の手ぬぐい(Do楽Books)
五明樓玉の輔(著)
単行本(ソフトカバー):144ページ
出版社:日東書院本社(2007/4/30)
ISBN-10:4528018845
ISBN-13:978-4528018846

2007年08月02日

黒談春 第三回

黒談春 第三回
2007年7月31日(火)会場:紀伊國屋ホール

なんだかんだ言っても来てしまう、
という自分の根性に自惚れてしまいそうになる。
チケットはない、時間はない、
おまけに体調悪い。。。バカだよな。

玄人さん向けの「秘密倶楽部」こと、
黒談春の三回目。

会場入りすると、本日限りのオリジナルグッズ、
コロ談春ボックスに入った「ウェットティッシュ」
というのが目に付いた。350円。
バカバカしいにも程があるので、一つ購入。
買う時に「サイン入らないんですか?」と
ヤケクソで聞いてみると、見事に苦笑されちゃいました。

立川春作「力士の春~噺家の春」
この会の恒例、前座さんの登場。
ご存知の方は、もちろんご存知ですが、
メガネをかけた談春さんが前座として出てきます。
ネタは昇太さんの「力士の春」と、
そのパロディで、談春作の「噺家の春」。

くだらなくて笑ったな。これは。

立川談春「質屋庫(しちやぐら)」
志の輔さんの「百年目」みたいな感触があった。
グーッと緊張感漂わせておいて、
サゲでドっと疲れさせる。
言ってみればそれだけなんだけど。

仲入り
相変わらず、変なアナウンスが会場で流れる。
この声、聞き覚えあるんだけどなァ。誰だァ?

立川談春「真景累ヶ淵 豊志賀の死」
この夏、映画化(映画「怪談」)された
円朝作の怪談噺「真景累ヶ淵」から、
「豊志賀の死」。

豊志賀が嫉妬に狂いはじめた辺りで、
噺を一度ぶった切って、
男の「嫉妬」にまつわる思い出話を披露。

これだけ重苦しい噺の途中で、
現代を持ち込んで、笑いをとって、
すんなり古典に戻る、って凄くないか。
と思いながら聞いてしまった。

演じ分けの都合か、お久が出てきたあたりから、
豊志賀がお婆さんになってしまい、
談春さんのお婆さんといえば、
ちょっと笑ってしまうキャラなので、しばらく困る。
ぼくだけかな、ん〜すいません。

しかし、久しぶりに映像の見えた場面もあった。
どんどんイメージがハッキリしてくるような感覚で、
うわわ凄い、と思う瞬間が続く。最後まで続く。

サゲた後も良かったですね。
「実際に怖いことあるんですよ」なんて、
サービス精神満点だな。

というわけで、
とりあえず、今年の「黒談春」はおしまい。

●ネットで見つけたお客さんたち-順不同です-
。はにかむさん
咲くやこの花 in Tokyoさん
密偵おまさの市中視廻り日録さん
みしのたくかにとさん
ゴリラッコWEB ~正ちゃんのほろ酔いJOYFUL DAYS~さん
GO! Curalu YOU.さん
のらりくらりとさん
百色眼鏡さん
No Rakugo No Life しょの2 ~落語三昧~さん
life: 落語三昧の記さん
wagasiの日記さん
小びん めがね日和さん
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あぜん坊やのキキ耳頭巾さん
夢さんのほんわか日記
茜の とぉんと来ました
黒旋風
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トリハル寄席メモ
いつもおつかれさまです。意外とポスターの人気ありませんでした。

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