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2008年02月 アーカイブ

2008年02月29日

みなと毎月落語会〜赤坂名人会〜立川談志落語会

みなと毎月落語会〜赤坂名人会〜立川談志落語会
2008年2月27日(水)会場:赤坂区民センター 区民ホール

立川企画が主催の「談志落語会」、一門会じゃないので、
出演者は多彩というか、一門でも多彩ですな。
仕事で遅れたので、会場に入ったのは志ら乃さんの出番中。

桂三木男「浮世根問」
立川志ら乃「権助魚」
権助が旦那から魚を買う金をセビっているあたりから聞きました。
「ここは絶対にウケる」というところでの集中力、
「タコが元気モリモリ」とか「めざしが一匹だけ他人」とか、
師匠譲りでセンスが良い、楽しいギャグがあってうれしかった。
ちょっとホメすぎですか。

柳亭市馬「片棒」
いつも通りの笑顔の市馬さん。
家元(談志)の笑顔もそうだけど、市馬さんの笑顔に出会うと、
ほんと幸せな心持ちになります。最高です。
枕では「今日はもう家元が来ていますが、昔はギリギリでも来なかった」
なんてお得意の師匠話をモノマネも交えつつ披露。
大いにウケる。

噺は以前もこの会場で聞いて絶品だった「片棒」。
木遣(きやり)からお囃子、お祭りマンボまで、
リズミカルで伸びやか、そして何より楽しそうな市馬さんの表情が
なんとも言えない、ミュージカルな落語。
口(声)でお囃子をやって盛り上がりながら、
「グフグフ」と嬉しさをこらえきれない次男。
芸達者ということ以上に好きでやってるんだよなァ、と
噺の中の次男と市馬さんが重なってみえるようで、
楽しさも3倍くらい増。いつ聞いても素敵な高座ですな。

お仲入り

松元ヒロ「スタンダップコミック」
おなじみヒロさんは、前半が時事ネタっぽい新ネタで、
後半は総理大臣から国歌斉唱という、いつもの鉄板ネタという構成。
やっぱ好きです。

立川談志「天災」
とってもかわいい笑顔で登場した家元。
座るなり、風邪をひいてノドが・・・とひと言。
たしかにかすれてますね。
ちょっと辛そうな顔を見るだけで心配になってしまいます。
枕は、いつもジョークやら、
世間の話題の変わるのが早すぎる、という話。
あと「オレを100年に1人の落語家だというけど、ふざけんな」と、
「立川談志自体が奇跡なんだ」みたいな、
男の子が聞いたら熱くなれそうな台詞など。

噺のほうは「天災」。
途中、市馬さんの落語に対する、お褒めの言葉をおりこみつつ。
(「アイツの落語おもしろいよ、自分がやりたいことやるべき」)
紅羅坊名丸先生が、そうとうメチャクチャで、
八五郎は、どうにかこうにか「天災」を心得た感じ。
心得たというか、良くわからないまま納得してしまったので、
オウム返しでやろうとしても、全然ダメなのでありました。

感動したのは、とにかくサゲがおしゃれだったのと、
家元のテレるような表情。

この終わり方が後をひきます。

2008年02月28日

WAZAOGIろっくおん 第一回

WAZAOGIろっくおん 第一回
2008年2月23日(土)会場:お江戸日本橋亭

開口一番:柳亭市朗「やかん」
講談のパートもあって、けっこうむずかしそうな噺だなァ。
大熱演、大汗かいて演ってました。

入船亭扇辰「鮑のし」
人が良いがマヌケな甚兵衛さんが、
メシが食いたいばっかりに、振り回されてしまう噺。
お上さん、大家に、魚屋、頭も、
誰もかれも、ただただ楽しんでいるとしか思えない、
というくらいのイキオイで、甚兵衛さんをイジりまわす。
しかしスッカリ困った甚兵衛さんの哀愁漂う姿が、
なんとも言えなず面白いのだから困りますね。

柳亭市馬「提灯屋」
町内の若い衆がよってたかって、暇つぶしをしている。
だます方も、だまされる方も洒落が分かっているのか、
ただで提灯とられても、謎かけに本気になる提灯屋のおかしさ。
まじりっけなしでも、これだけ面白いのだから、
不思議でしかないです。

柳亭市馬「あくび指南」
真打ちの話家さんが、
この噺を演るのを初めて聞いたかも知れません。
ばかばかしい「あくび」の稽古でも、
市馬さんの手にかかると、
なんともかっこ良くて粋に思えちゃいます。
かっこ良いだけに、粋なあくびにあこがれる
生徒の気持ちも少し分かってくるようで、楽しさが増しますな。

入船亭扇辰「鰍沢(かじかざわ)」
風景、景色の描写、音や映像的な表現なんかにこだわっていて、
意欲的な高座という感じがしました。

冬の寒さ、雪の静けさと、人里離れた山奥の不気味さなどなど、
たっぷりと間をとって語りこんでいくような高座でした。
緊張のラスト、ふぅ〜となってしまう噺ですな。
江戸のホラーです。

2008年02月26日

黒談春 第四回

黒談春 第四回
2008年2月19日(火)会場:紀伊國屋ホール

半年以上ぶりの黒談春。この会は全部いきたい!と
わがままをいって会社を後に。

立川談春「札所の霊験」
三遊亭円朝作ということで、笑いもほとんどなく、
因縁のからみついたような、重苦しい噺。
しかしスリルがあったなァ。
初めて聞く噺、というのもあって、
「先はどうなる」「もしかして・・・」なんて考えながら、
たまらず「アァ!」と驚いてしまったりして楽しい。

それにしても寺の住職「叡善(えいぜん)」の低く歪んだ声、
緊張感を増すようで不気味だった。
これは全部聞きたいなァ。いやー夢中になりました。
良かった。

仲入り

立川談春「宿屋の仇討」
もともと楽しい噺だけど、
ギャグがふんだんに入っていて、飽きずに最後まで。
酔っぱらった江戸っ子が尻文字でハシャいでるシーンが、
おもしろかったなァ。
最後まで愉快でノンビリ聞けました。

これはマタマタ米びつ大きくなったんじゃないかなァ。

2008年02月25日

志らくのピン 古典落語編

志らくのピン 古典落語編
2008年2月18日(月)会場:内幸町ホール

相変わらず、開演時間に職場を出て、タクシーで会場へ。
タクシーの運転手さんに落語を聞きに行くと言ったら、
子どものようにハシャいで「めずらしいねーいーねー」
と言っていたのが妙に楽しかった。

開口一番というか、師匠の前の出番は
立川らく次さんの「三方一両損」だったとのこと。
イイネ!という感じ。聞きたかったな。

立川志らく「堀の内」
とにかくハンパなく世界がゆがんでいるのが、
志らく師匠の粗忽の世界。
これは本当にすごいなァ、ナンセンスのかたまりで、
いわゆる「普通」の人が聞いたら逃げ出すかも知れない。
なんて大げさですかね。
粗忽(うっかり)を超えた奇行の数々、クラクラしてきます。

立川志らく「小言幸兵衛」
そこかしこに鉄板のギャグがしこまれている、
ゆだんならない「小言幸兵衛」です。
おなじみ「ぷよ」にもおかまいなく、
芝居に夢中になる幸兵衛さん。完全にどうかしています。

仲入り
なんだかんだと来月のチケットを買ってしまう。
行けるといいな。

立川志らく「鉄拐」
中国の仙人が芸をするという不思議な話で、
またまた志らく師匠の狂気に磨きをかけてしまう
ネタじゃないでしょうか。
しかしギャグとか、いわゆるイリュージョン的な世界だけでなくて、
姿格好の説明とか、そういった描写・語りが無性に格好良くて、
いいな、と思いました。この噺も楽しみですなァ。

4月以降の「志らくのピン」は、十八番と
未来の十八番を中心に、毎回2,3席の予定とのことです。

未来の十八番もネタ出しされていて、10月は「紺屋高尾」とのこと。
そうとう前に「幾代餅」を聞いて以来なので、これは楽しみですね。

2008年02月24日

また下手こいた〜(黒談春)

ぴあでチケットとるつもりが、
おもいきり寝坊してしまいましたとさ。。。

しかし、まだチケットがあったので購入ぼたん押したら。。。
エラーでて買えませんでしたァ
ガックシ

だれか買いすぎて一枚余ってませんかァ

http://twitter.com/hori_suke_9

2008年02月23日

今週末の落語(2008年2月23・24日)

23日(土)
立川志ら乃の落語ライブ〜90分きき放題〜
開演:16:00 会場:新宿住友ビル7F 出演:立川志ら乃
→どんなネタでも15分で演ってしまうそうです。

花緑ごのみ Vol.24
開演:14:00 会場:紀伊国屋ホール 出演:柳家花緑
→当日券出ますかね

柳家ろべえ勉強会
開演:19:00 会場:行徳・I&Iホール会議室 出演:柳家ろべえ
→お近くの方は

WAZAOGIろっくおん
開演:18:00 会場:三越前・お江戸日本橋亭 出演:柳亭市馬、入船亭扇辰
→(ぼくは)道に迷いやすい会場

遊雀・馬遊二人会
開演:18:30 会場:原宿・アコスタディオ 出演:三遊亭遊雀、金原亭馬遊
→場所、どこなんですかね。

三遊亭天どん独演会“僕のらくご道”
開演:18:30 会場:中野・なかの芸能小劇場 出演:三遊亭天どん、春風亭栄助(ゲスト)
→新作・古典のネタおろしとのこと

新宿・末広亭 2月下席
→夜の部のトリに、三遊亭歌之介、もちろん24日も

24日(日)
黒談春(3月25日)チケット発売
昼の部 夜の部
→人気のチケットですね

正雀の会
開演:14:00 会場:上野・宗雲院 出演:林家正雀(「小別れ」「たちきり」)
→ネタが良い

落語大酋長 春風亭栄助独演会
開演:16:00 会場:下北沢・Big Chief 出演:春風亭栄助
→会の名前がすごい

ハッチ・志の吉の日曜はこうでナイト
開演:18:00 会場:吉祥寺・のろ 出演:立川志の吉、ハッチハッチェルバンド
→会場、いったことない

柳家三三・飯能独演会
開演:18:30 会場:飯能・一丁目倶楽部 出演:柳家三三
→お近くの方は

立川志ら乃が闇雲に落語をやる会
開演:18:30 会場:上野広小路亭 出演:立川志ら乃
→いろいろネタを演るらしい


といった感じですか。あとは鈴本演芸場も気になりますが、、、

※時間、会場、出演者など間違っている可能性もあるので、
お出かけの際など、もろもろご自身でご確認ください。

2008年02月18日

第106回 志らく一門会

第106回 志らく一門会
2008年2月17日(日)会場:上野広小路亭

先月が平日の開催だったので、一月ぶりの一門会でした。
いつものように、御徒町駅前で甘栗を買おうとすると
売り子のオバちゃんが「315万円です」と満面の笑み。
このクソ寒い中に表に立って商売しているのに、
なんてカワイイ笑顔なんだ、と感心してしまう。
しかし寒いです。

立川志らべ「親子酒」
立川らく八「幇間腹(たいこばら)」
志らべさん、らく八さんは、志らく師匠の十八番を演りました。
いつも何気なく聞いていたけど、どっちも難しい噺なんだなァ。
一門会で、師匠の十八番を演る心意気が気持ちよかった。

立川志ら乃「鬼瓦」
舞台が江戸時代っぽい新作。
ギャグもたくさん入っているし、意外性のある展開で楽しい。
ただ「鬼瓦」って先に言っちゃったから、
サゲがわかっちゃったんだよなァ。わざとか。

仲入り

立川らく里「大安売り」
毒気の多いギャグも楽しい、らく里さん。
一門会で聞くのはいつも少し珍しい噺。

立川らく次「似顔絵漫談」
落語ではなくて、お客のリクエストに応じて
似顔絵を描きながらトークするという趣向でした。
志らく師匠、家元(談志)、談春さんのリクエストに、
それぞれ裏話や思い出話を交えつつ、
イラストを描いていきます。
絵のうまさは言わずもがな、だけど、
志らく師匠に入門したときの話やら、二ツ目の披露目の話とか、
「濃い〜ファン」にはうれしいトークが楽しかったですね。

立川志らく「花見の仇討ち」
あまり演らない噺なのに、
らく次さんが教わりに来たとのことで「花見の仇討ち」。
たしかに志らく師匠では聞いたことがありませんでした。

そもそもあまり聞くことない噺です。
ポンポーンと気持ちの良いテンポで、楽しい、
出てくる人達がいちいちマヌケで笑ってしまいました。
やっぱおもしろいのは志らく師匠です。

映画「歓喜の歌」

みてきました映画「歓喜の歌」
そういうものだからしょうがないけど、
上映館が少ないですよね。
いろんな人に、もっと観てもらいたいな、と思う作品です。

この先、こんな経験もなかなかないでしょうねェ。
新作落語が映画になるなんて、すごいなァ。

つくった人、偉いです。

落語版と違うところは、いろいろな設定や、
エピソードを追加して、世界観を膨らませているところ。
あとはラストシーンですね。

なるほど、そうなるかァとおもいつつ、
小林薫さんの泣き笑いの表情、「これは満点」と思ってしまいましたよ。

情けなくて、おかしくて、愛おしい。
すごい芝居だーもう一回観ることにしよう。

2008年02月16日

立川談春独演会

立川談春独演会
2008年2月11日(月・祝)会場:本多劇場

新作派の多い下北沢演芸祭のド真ん中で、
堂々と古典を演りそうな会という感じでしょうか。

緞帳が上がると、
談春さんと、昇太さんが高座に居て、
トークがスタート。
いやーけっこう長かったんだけど、
おもしろかったな。
細かい内容は、他の方のブログをお読みくださいませ。

春風亭昇太「力士の春」
立川談春「噺家の春」
落語のほうは、自分の子どもを力士にしようと頑張る
家族の噺「力士の春」(昇太さん作)と、
そのパロディ的な作品で、噺家バージョン
「噺家の春」(談春さん作)のリレーというか、
まぁ連続で演ったわけです。

仲入り

「木乃伊取り」
後半戦は古典タイムで「木乃伊取り」でした。
なんとなく前半は黒談春で、後半は白談春みたいな会でしたね。
あってるかな、この感想。

そういえば途中で、
談春さんを小さい会場で聞いことないなァとおもいました。
ぼくが見た中では、
にぎわい座や東京芸術劇場なんかが小さい方です。
浅草見番だって、お客さんはいっぱいでしたよねェ、たしか。
なんか、周りのお客さんが多いと少ないとでは、
噺が違って聞こえるような気がするんですよね。
良いとか悪いとかでなくて、
30人~100人弱くらいの落語会でも
聞いてみたいなァとおもいましたが、
いつか実現しますかどうか。

2008年02月13日

春風亭昇太26周年落語会「オレまつり」

春風亭昇太26周年落語会「オレまつり」
2008年2月10日(日)会場:本多劇場

下北沢演劇祭の中の「下北沢演“芸”祭」が、
今回は本多劇場に進出ということで、
メインは、この公演です。
昼夜公演の日もあって6回公演。すごいですねー

舞台の向かって左手に、楽屋のセットがあって、
寝転がったり、お茶を飲んだりしながら、
独り言いったりして「やるかァ」と高座へ、
というのが会の構成。


春風亭昇太「雑排」
春風亭昇太「力士の春」
春風亭昇太「オヤジの王国」
春風亭昇太「花粉症寿司」
春風亭昇太「ストレスの海」

スライド(子ども時代~前座・二ツ目時代など)

春風亭昇太「人生が二度あれば」

仲入り(休憩)無しで、6席も演るとは驚いたァ。
噺自体は刈り込んで短くしてあるらしく、
時間を長く感じることもなくて、あっという間でした。
しかし入門して教わった古典「雑排」から、
二ツ目時代の活躍などなど、
そんな思い出語りと自作の落語が織りなす
濃密なストーリーなのでありました。

最後の最後「マイウェイ」の替え歌は、
魂の叫び、と言う感じの熱唱!
高座に足をかけて、ガッツポーズの昇太さん。

緞帳が下がり始めると、隙間から顔をのぞかせて、
最後まで手を振るというテンションの高さ。
何から何まで型破りだなァ。
ここまで振り切っていると、
面白くてカッコイイです。隙もないしなァ。

終演後のBGMはジプシーギングスが
カヴァーした「マイウェイ」。
これ、高校時代の思い出の曲だったので、
勝手に嬉しかったです。

当時、親友と良くきいた曲なんですよ。

2008年02月08日

みなと毎月落語会 古今亭菊之丞独演会

みなと毎月落語会 古今亭菊之丞独演会
2008年1月29日(火)会場:麻布区民センター区民ホール

キッチリと、しかも楽しい、
なかなか、あなどれないのが菊之丞さんの落語。
そんなわけで会社おわりで独演会に出かけてきました。

会場入りしたのは立川志らべさんの出番が終わって、
菊之丞さんの枕の途中から。

古今亭菊之丞「五人廻し」
枕は廓(くるわ)についての楽しいハナシ。
一人の花魁(おいらん)が一晩に
何人ものお客を相手にグルグル回るのを
「廻し」といったそうです。
昔の遊びを知っている人に言わせると、
「廻しもなかなかオツもん」なんだそうで、
夜遊びというのは一筋縄じゃァいかない、奥の深いもんですな。

噺のほうは「廻し」のはずが、
待てども待てども花魁が廻って来ないので、
ジレているお客達のおかしいこと。
強がったり、無理言ったりと、
本人たちはいたってマジメなので、余計に笑ってしまいます。

仲入り

古今亭菊之丞「景清」
寄席のお客さん思いの仕組みの枕から、トリネタへ。
この噺、朝の連ドラ「ちりとてちん」にも、
良いところで出てきましたね。
美しすぎる人情噺で、
菊之丈さんのシッカリとした語りで
本当に感動できます。
いろんな想いや祈りみたいなものが交錯するハナシで、
聞いていて、たまらない気持ちになってしまう。
いいハナシですよねェ。いいものを聞けたなァ。

みなさんもいかがでしょうか。

2008年02月05日

第78回 ノラや寄席 柳家喜多八独演会

第78回 ノラや寄席 柳家喜多八独演会
2008年1月27日(日)会場:ノラや

高円寺の居酒屋、ノラやさんの落語会、
また出かけてきました。すっかりお気に入りです。

今日は、ろべえさん、喜多八さんで、2席づつとのこと。

柳家ろべえ「元犬」
舌を出して「ハッハッハッハ」と
イヌの息づかいをするギャグが、
近すぎてちょっとこわい(笑)

柳家喜多八「たけのこ」
前日は、ろべえさんとノラやで飲んで、
その後はババの焼き鳥屋に流れて朝まで・・・
なんて気だるそうなトーク。

落語のほうは、
生真面目にバカなことを言いあっている
侍のヤリトリをテンポ良く聞かせる。
まァ面白いのなんの、かなり笑いました。

柳家喜多八「ラブレター」
大きな会場は、いろんなお客さんがいて、
たとえば笑い上戸な人もいるので
(客席があったまって)じつは演りやすい、
試されるのはこういう会場とのこと。

「いま覚えている途中のネタ」と言いながらも、
こちらが笑っている間にあっけなく終わってしまった。

仲入り
みかんとスナック菓子の配給アリ。

柳家ろべえ「大工調べ」
前回のノラや寄席「栄助・天どん二人会」で、
栄助さんが「大工調べ」の改作
(「ワガママ調べ」)を演ったから、と「大工調べ」へ。
ツバが飛んできそうな熱演でした。
いや、飛んできてたかもしれないですな。
この会場ならではの迫力です。

柳家喜多八「お直し」
前にココで演ったネタが(昔のネタ帳がなく)わからないので、
めずらしい噺を、と廓の枕から「お直し」へ。
吉原のどん底で暮らす、夫婦の愛情がテーマの噺です。

夢中になってきいている20人あまりのお客さんを
会場ごと吉原の裏通りにつれていってしまう。
笑いも人情もバランス良く堪能できたカッコいい落語でした。
ひさしぶりに好きな噺が聞けたし、うれしかったです。

というわけで、
笑いもボリュームもタップリで大満足の落語会でした。

2008年02月01日

志の輔らくご in PARCO 2008

志の輔らくご in PARCO 2008
2008年1月26日(土)会場:渋谷パルコ劇場

去年は「狂言長屋」に度肝を抜かれましたが、
今年のプログラムは、映画化される「歓喜の歌」を中心に3席。
やっぱり、もの凄いことになっていました。

「意義なし!」
バリ温暖化会議の話題が中心の枕から、
うわさの最新作へ。
マンションの住民組合が防犯カメラの議題で
スッタモンダの大激論。
誰の言っていることも正しいような気がしてきて、
聞いている方の頭も混乱してきます。
人が2人以上集まれば、意見が一致することはないです、
というのがテーマ。

サゲのあと暗転し、バリ温暖化会議の映像に、
めちゃくちゃな翻訳のテロップが出て笑わせる。
大きい劇場ならではの演出アイディアも出し惜しみなし、
という感じです。

「宿屋の富」
2席目は古典です。ビックリしたのは富くじが当たったシーンでした。
あまりの驚きに固ってしまった後、
寒くなってブルブルふるえ始めちゃいます。
このあたりからサゲにむかって、見事なつじつま合わせがしてあって、
なるほどなーと感心してしまった。丁寧すぎるなァ。

仲入り

「歓喜の歌」
トリは映画化された新作です。
一度聞いてみたかった噺。あまりに素晴らしいので絶句しました。
まぁ黙って聞いてるんだから(絶句は)当たり前なんだけど。

ギャグの連続、巧妙な複線と、クライマックスへの盛り上げ。
ダレてしまうこともなく、テーマも明確。
志の輔さんの作家性が遺憾なく発揮されているなァ。
あきれるぐらい良くできていて、グゥの音も出ません。
圧倒されました。

サゲのあと、噺の中に登場したママさんコーラスが舞台後ろに現れ、
タキシード姿に早替わりした志の輔さんの指揮で「歓喜の歌」を合唱。

緞帳が下がった後に、長唄の演奏とともにカーテンコール。
三本締めで、晴れやかなムードでおわった3時間。あっと言う間でした。

●ネットで見つけた、お客さん達や関係者風の人も-順不同です-
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すごい数・・・リンク作っててマジ疲れました・・・

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