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鈴本演芸場4月中席 夜の部(4月13日)

鈴本演芸場4月中席 夜の部(4月13日)
2008年4月13日(日)会場:鈴本演芸場

肌寒い日曜の午後、という感じだったので、
鈴本に電話をしてみると、それほどは混まないとのことだったので、
ブラブラと出かけて来ました。

柳家さん生「湯屋番」
小さん師匠の思いでバナシなど楽しい枕から、
短めの「湯屋番」へ。

五明楼玉の輔「動物園」
大阪の方の定番ネタだとおもっていたら、ココで聞けるとは。
木久蔵親子の枕から笑いの多いネタへ、サービス満点ですね。
じつは玉の輔さんの落語は初めて聞いたのでした。
噺家の手ぬぐい」もってるのにな。

鏡味仙三郎社中「太神楽曲芸」
淡々と進む曲芸。寄席の醍醐味ですよねェ。
しかし太神楽曲芸って実際どのくらい難しいんですかね。
道具も特殊だし、なんかちょっとわかりにくいんです。
見ていても、みんな簡単にやってしまうしね。

柳亭市馬「普段の袴」
ココからがさらに豪華です。
代演で出た市馬さん、上野の鈴本演芸場ということで、
この前の通りは殿様、侍が通った目抜き通りだった、
というハナシから「普段の袴」へ。
遠い昔、でも場所はすぐ近くのハナシというのが、
なんとも不思議な感覚で、
タイムスリップしたような錯覚というよりは、
郷愁というか、イニシエに思いをはせるっていうんですか。
上野ならではですなァ、味わい深い。

柳家さん喬「ねずみ」
仲トリは、さん喬さん
人情噺というか、良い噺をスっとした独特の空気感で演る、
声のトーン、丁寧な語りがドンドンとクセになってきてます。

子どもはかわいく、父親は正直者な、けなげな親子。
それを助ける甚五郎の飾らないけれども凛としたたたずまい。
日曜の夜の雰囲気にもあっているように思った。
ぼくが思っただけですけどね。

仲入り

大空遊平・かほり「漫才」
新ジャンル、ストレス漫才?なんていうのは冗談ですが、
このパターンであれば無限に笑いがとれそうですよね。
笑いの神に魅入られた夫婦。

三増れ紋「江戸曲独楽(えどきょくごま)」
キャッキャと楽しい曲独楽。
たぶん照明をもうちょっと正面から当ててもらった方が良いなァ。
肝心の曲独楽はぜんぶ成功でした。

柳家花緑「紺屋高尾」
出てくるなり「客席の雰囲気も曜日によってずいぶんと違って
(明日から月曜だから)日曜が一番お客席が沈んでいる」なんて笑わせる。
吉原についての枕が続いたので、「『明烏』かな」とおもったら、
「傾城に誠なしとは誰がいうた」と来たので、おぉ〜となりましたよ。
花緑さんは、たしか談春さんに「紺屋高尾」を教わったのだったかな。

途中、お得意の軽いギャグも入れながら、
ほんとうに最後の最後、久蔵が高尾と出会ったあたりから、
一気にグっときてしまった。
不思議なもので、頭で考える・思う前に、
体全体でジワーっとくるものがあった。なんだろうなァ。
花緑さんの混じりっ気のなさ、みたいなものが、
久蔵の姿にかさなったんだろうか。

ん〜考えすぎかな。考えすぎです。

決めの台詞、「久さん元気」も炸裂。

フラっと出かけた鈴本演芸場だったけど、
ものすごくトクした感じでしたねェ。
家が近ければもっと行きますな。

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