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立川志の輔独演会

立川志の輔独演会
2008年4月6日(日)会場:三鷹市公会堂

桜も散り始めた春まっただ中という陽気の週末。
先週に続いて三鷹にやってきました。

開口一番:立川志の彦「つる」
おっと前座さんは早くも2度目の登場、志の彦さん。
彼は落研出身なんだろうとか、かってに想像していたんですが、
素人落語の経験はないのだとか。不思議な人だ。

立川志の輔「みどりの窓口」
志の彦入門の小噺をしたあと(これが面白い)、
時事ネタもおりまぜつつ、春の陽気のようなボンヤリした人もいる、
というようなことを言って「みどりの窓口」へ。
自作の新作落語の中でも、評判の良いモノのようなのので、
聞けて良かったです。
しかし、あの老夫婦は不思議な旅を計画するわけですが、
実現したら楽しい旅なんだろうなァ。

大勢VS窓口みたいな構図で、なんか闘ってるんですよねェ。
われわれ庶民は。
窓口で待たされてイラ立っている変なテンションとか、
変な人がする変な主張なんて、どれもアリそうでおかしかった。

仲入り

立川志の輔「柳田格之進」
ピシっと袴で登場してきたので
「侍かなァ、だれだ?」と思っていたら、柳田様でした。
いやーすごいカッコイイのですよ。

台詞が終わって顔をさげて間をとった後に、
声だけがカットインしてくる(顔はさげたまま、次のシーンの台詞を言う)、
というのを2,3回しましたよね。
こういうのは初めて見たけど、なにげに凄くないっすか。
ビックリしたなァ、僕だけかな。

あとは「ズワァァァ」「ワァァァ」と
刀を振り下ろした後の、たっぷりとした間。
もうね、どうなる?ってドキドキしちゃいます。
内臓がギリギリするような緊張感。
肩に力はいりましたね。

ホっとするような、この噺のラスト。
描かれているのは許しであります。
「ホントにそれで良いの?娘さん」と思ってしまったけれども、
苦しむ父親の姿を見て、家族を救う意味もあったのでしょうか。

まーそんな騒動になる前に、
はじめにちょっとでも(無くなった)金を探していれば、
こんなことにならないんですけどね。
大掃除で出てくるくらいなのだからさァ、なんて。

そういう嘘を感じさせない、というところに、
作品としてのすごさ、良さ、があるようにも思えます。

会が終わった後、お客さんの表情を見ていると、
みなさん「満足した〜」みたいな雰囲気だったような。
たまらないですよね。すごく良かったものなァ。

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