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2008年05月 アーカイブ

2008年05月30日

立川生志真打昇進披露興行『…の・ようなもの』五日目

五夜連続!立川生志真打昇進披露興行『…の・ようなもの』五日目
5月23日(金)会場:内幸町ホール

行きのタクシーでは東京界隈のむかし話を聞かせてもらった。
飯倉のキャンティーはオシャレだった、とか、そんなハナシ。
わずか10分くらいでも楽しい会話でした。
(遅れに遅れて、立川吉幸「大安売り」林家たい平「七段目」
立川談幸「町内の若い衆」は聞けず、、、ってホトンド聞いてないじゃん)

立川談志「金玉医者」
会場入りするとロビーで聞こえてきたのは「木賊狩り」。
家元の出囃子であります。
受付の人からは「間に合いました!」の一言。
思わずそう言わせてしまう、、、ワタシそんなに必死の形相だったのでしょうか。

ノドの調子や、いろんな医者のハナシから、
「最後まで出来るか分からない、、、」とことわりを入れながらも、
落語の方は医者の噺。ひさしぶりに家元の落語が聞けたァ。
これからドンドン良くなって欲しいな。

「ペケペケ」のかわいいこと、不気味な存在の金玉医者も、
あの笑顔にみんなだまされてしまうことでしょう。

仲入り

口上:談幸(司会)・たい平・生志・談志・野末陳平
談幸さんの司会で、口上ゲストは野末陳平さん。早くも家元とイチャついている。
たい平さんは生志さんのハナシはそっちのけで、家元との思い出を語る。
それで、たい平さんのことを思い出し始める家元。
この日も家元のイロイロなイイハナシが聞けたなァ。
野末氏は相変わらずシャレが分からなかったり、かなりいい加減だったり、
メチャクチャでありました。

江戸家まねき猫「動物ものまね」
動物ものまねを「枕草子」の描く四季とともに披露する。
去年の夏の「三三時代」でも聞いたネタ。
何度きいてもイイなァ。

立川生志「禁酒番屋」
仕事で疲れていて、ちょっと体力が持たなかった。
こんな日もある、また次がんばります。

2008年05月29日

立川生志真打昇進披露興行『…の・ようなもの』四日目

五夜連続!立川生志真打昇進披露興行『…の・ようなもの』四日目
5月22日(木)会場:内幸町ホール

5日連続の生志さん真打ち披露の4日目です。
開演が18時30分と会社の定時よりも早いので、
ハナから聞けないのは覚悟の上でした。
立川らく里「たらちね」柳家喬太郎「夜の慣用句」は聞けず)

立川談春「小言幸兵衛」
到着すると談春さんの高座中。
まず内幸町ホールで談春さんを聞く・見る、というのが非常に新鮮ですね。
この会場イイよなァ。見やすいし、近いし。

落語の方はホント面白かった。
談春さんのスルどいツッコミと、おかしさみたいなものが
ガッチリ手を組んでいてたなァ。
トコトン強引で思いこみが激しい幸兵衛が、
必死に小言し(ツッコミ)つつ、ソレがボケになっているという、
入れ子のギャグになっているというか。
んま〜とにかく面白いんだ!
やっと落語会に辿り着いたァという開放感も相まって、
かなり笑ってしまった。

立川龍志「紙入れ」
浅草東洋館から来ました。と割とながいマクラから落語へ。
イイ声で、とってもうれしそうに喋っているのが印象的。

仲入り
口上:談春(司会)・喬太郎・生志・龍志・春風亭柳好
「こちらから二人(談春・喬太郎)がメタボコンビです」といって始まった
談春さんのノビノビ司会が楽しかった口上です。
ツッコミが終始サエていて、喬太郎さんのハナシに「ウソばっかり言うな」とか。
それに対する喬太郎さんの返し「ウソもマコトになりますから」に
ウンウンとうなずいたり、妙にいい加減なところも笑えましたね。
寄ってたかって春風亭柳好さんがイジられていたり、
終始にこやかな龍志さんやら、汗だくで笑顔だった主役の生志さん。
みなさん楽しそうで、見ていても楽しくなってきます。

鏡味正二郎「太神楽曲芸」
トリの前は色物の登場。初めて見たな、たぶん。
顔がおもしろくて曲芸も見応えがあります。

立川生志「お見立て」
先輩「福田さん」の思い出バナシ。
なんとはなしに情けなさと愛しさが、入り交じっているようで
このハナシけっこう好きです。

落語の方はドタバタ劇が楽しい廓噺です。
しかし、ちょっと体力が持たず、ほとんど聞けなかった。
次のチャンスにガッチシ聞きたい。

2008年05月28日

大銀座落語祭2008チケット発売(6月1日)

何のために実施するのか分からない先行発売も終わった
大銀座落語祭のチケット発売ですが、2回目の発売は6月1日(日)です。

ぼくが気になってるのは、こんな公演たちです。
ベタなのもあれば、裏番組的なものも・・・あるかもしれません。

7月17日(木)
立川談春と上方落語 その1
開演:18:30 会場:博品館劇場

7月18日(金)
立川談春と上方落語 その2
開演:18:30 会場:博品館劇場

7月19日(土)
米團治への道/可朝・鶴光二人会
開演:17:30 会場:博品館劇場

7月20日(日)
柳家喬太郎と上方落語 その1
開演:18:30 会場:博品館劇場

7月21日(月・祝)
歌之介・歌る多・歌武蔵兄弟会/桂ひな太郎・橘家圓太郎
開演:12:00 会場:みゆき館

市馬の世界/遊びの会
開演:17:30 会場:みゆき館

※時間がカブってるけど、下も行きたい・・・
NHK『ちりとてちん』出演者によるらくご会
開演:17:30 会場:JUJIYA ホール

まァ全部チケットとれなかったとしても、
(大銀座以外に)他に楽しそうな落語会ありますよね。
ちょっと思いつくだけでも「朝日名人会」に「三三と菊志ん」、
世田谷の「喬太郎独演会」に「志の輔らくご21世紀」、寄席だってあります。

時間があったら、大銀座の裏番組的な
(時間カブってるけど行きたい!)落語会をピックアップしてみますかね。

2008年05月27日

末広亭の6月上席 夜の部は、五代目小さん追善興行

落語協会のサイトで番組表が出ていますね

19時30分からは「対談・鼎談 五代目小さん師を語る」
※マンマ転載してます。

1日(日)内弟子が語る小里ん・さん吉・馬風
2日(月)戦中の子さんを知る二人さん八・金馬・圓歌
3日(火)席から見た小さん末広亭席亭
4日(水)剣道でメンドウ見て市馬・小団治・さん吉
5日(木)猫八は三代目からのご縁権太楼・小猫
6日(金)一番教わった方?小袁治・小金治
7日(土)えっ!一門なの文生・川柳
8日(日)二人で言いたい放題扇橋・小三治
9日(月)息子が孫が…小林十市・花緑・小さん
10日(火)五代目から貰ったものは一門総出で

だそうで。
イイなァ。ノンビリ行きたいなァ。
とくに寄席の日(6月2日)は会社休みたいくらいだ。
あ、その日は「志らくのピン」があったな。

2008年05月26日

志の輔らくご21世紀は21日 (2008年5月)

志の輔らくご21世紀は21日 (2008年5月)
2008年5月21日(水)会場:明治安田生命ホール

かなり(たぶん30分以上)遅れて入場するとまだ枕の途中。
すごいなー今日もしゃべる気マンマンだなー、
と感心しつつ会場内へ。
(開口一番は、立川志の彦「つる」)

立川志の輔「お見立て」
どうやら船場吉兆のハナシをしていたらしい。
長野の会員制ジャズバーの「分かるなァ」というハナシ。
お客と商売の関係、いかにお客を気持ちよくさせるか、が商売だ、
と言って落語の方へ。落語の舞台は吉原です。

ワガママで底意地の悪い花魁に翻弄される男の哀れ。
泣きながらダダをこねるモクベエ(杢兵衛)さんのかわいいこと。
単に面倒な客になってしまうよりも、かわいげがあるから、
聞いているこちらも肩入れしちゃいます。
対するキスケ(喜助)の方は、開き直っているというか、
最後はもうヤケクソ。
そんな2人がイキイキとドタバタしていてイイです。
こんなにおもしろい噺だったっけ?と思ったほど。
最高でしたね。

松元ヒロ「今日のニュース」
ニュースと天気予報の音声をパントマイムで表現する、
いつものコーナー。
キンキューとか、繰り返されるフレーズをギャグにしていくのが良い。
晴れ(手を叩いて晴れを指さす)天気予報もはじけていました。

立川志の輔「小間物屋政談」
富良野で植樹をしたハナシ。あと何のハナシだったっけ。

で「小間物屋政談」がはじまると、
楽しくて楽しくて、もう浮かれっぱなしでした。
周到につくられた構成。それにマンマとハマって会場は爆笑。
「良かった良かった」となるラスト。
ぜんぶ素晴らしいです。

来月は土曜日開催(6月21日)ですね。
チケット取れなかったけど、当日券で聞きたいですな。

2008年05月23日

国立演芸場 五月中席

国立演芸場 五月中席
2008年5月18日(日)会場:国立演芸場

連休明けからの中席は、
「さん喬 10話日替で相務めます!!」と銘打たれた10日間。
「妾馬」「寝床」「中村仲蔵」「たちきり」「らくだ」などなど、
聞きたい噺も沢山あったんだけど、
18日の「柳田格之進」に出かけてきました。

といいつつ、仲入り後の落語から入場。
もう少し序盤の出番が豪華だったらなァ。
(この日は柳家紫文さんも休演だったし)

伊藤夢葉「奇術」
登場するなりムチを振りまわす伊藤夢葉さん。
かなりファンなので間に合うように行きたかったんだけど、
会場入りしたら、ちょうど出番が終わっちゃったところでした。

桂ひな太郎「代書屋」
この前の朝日名人会でチャンと聞けなかったので、
ちょっとうれしかった。

林家二楽「紙切り」
「三社祭」やらイロイロとにぎやかなリクエストがあって楽しげでした。
一度で良いからリクエストして切ってもらいたいな。
なかなか言い出せないし、席も遠いし。
いちど池袋演芸場あたりで挑戦してみたい。

柳家さん喬「柳田格之進」
登場するなり、ヤンヤの歓声。
「待ってました」「たっぷり」などのかけ声もたくさん。
凄い人気ですね。満席で立ち見も出ていました。

噺の方は正直者の武士の物語。
4月の三鷹の独演会でも聞いた噺です。

美しい世界に、とにかくウットリとしてしまいつつ、
この前聞いた時とは少しだけ印象が違うようにも思いました。
人物の描き方というかテーマに多少に揺れがあったのかな。
いや、何度か聞くうちに自分の中でアアダコウダと
勝手に分解して消化しているだけかも知れない。

大団円というか、美しいシメで噺は終わり。
帰り道は、ただ夢の続きを思うことになるのでした。

2008年05月22日

第四回 ワザオギ落語会

第四回 ワザオギ落語会
2008年5月17日(土)会場:国立演芸場

三遊亭好二郎「宗論」
真打ち昇進で兼好と改名する好二郎さん。
朝日名人会に続いて2度目です。

枕では素人時代に良く聞いて憧れていた
諸先輩との共演がうれしい、と素直にうれしそう。
円楽党の所属で接点がないから余計とのこと。

噺の方は、息子の異常さと、親子のトンチンカンな会話。
「イxxエスx」とか、気味の悪い言い方・フレーズの天丼(繰り返し)も、
多少くどい感じもあるけどハマって笑ってしまった。
ちょっとクセになるかも。

桃月庵白酒「転宅」
二番バッターは白酒さん。
コロコロして汗っかきな感じが好きです。
マヌケな泥棒は粗忽の領域に近づいていて、あまりにかわいらしい。
そんな泥棒を手玉にとる女が憎たらしく思えなくなるほど。
男の純情というか、女に狂いやすいってことを
デフォルメした形で良かった。

三遊亭円丈「強情灸」
今日は「新・首提灯」をやろうと思ったけど、
まとめきれなかったので、と「強情灸」へ。
相変わらず「バカヤローテメーコノヤロォ」が多いですよね。
どんな江戸っ子なんだ(笑)

仲入り

柳家喬太郎「ちりとてちん」
昼間の「朝日名人会」に続いての、喬太郎さんです。
円丈師匠の高座をソデで聞いていて
「聞いたことある新作演ってるな」と思ったら、
(古典)の「強情灸」だった。なんて言い出すハナシから。

総菜屋で家族のおかずを選んでいる自分の細かい姿、なんてのを
披露して爆笑と共感を誘いつつ、
食べ物の保存・賞味期限の話から「ちりとてちん」。

いつか「寄席ダイノジ 柳家喬太郎VSダイノジinフランス座」で
聞いたことがあるんですが、素直な客の方が、大げさすぎて笑えるし、
隠居は悪だくみするのに、ものすごく悪い顔をして閃いたり、
喬太郎版「ちりとてちん」の面白いこと。

肝心な実食シーンでは、ゴリラみたいになって悶絶する姿が爆笑なんだけど、
途中で「強情灸」のお灸の場面もサンプリングして、
この日、この瞬間ならではの笑いも追加していく。
これだけウケたら、もう帰ってもイイくらい、とは思いません!
トリは権太楼さんですからね。メンツも並びも豪華。

柳家権太楼「文七元結」
枕もそこそこに、江戸っ子の道楽といえば、と始まる人情噺。
権太楼さんがこの噺を演るのは知っていたけど、初めて聞ける!と
興奮してケツが浮きました。

普段の爆笑モードではなくて、
じっくりと緊張感と人情で押していくような高座。
女房の必死さ、長兵衛のドン底、
それから、タダタダ若くて美しい、文七とお久。
それぞれがお互いを思うことで再生していく、とってもイイ噺という作品でした。

吾妻橋が終わるまで、ほとんど笑いもなく、
ミシっという板のずれる音すら響きわたるような神妙な空気でしたね。

ラストの大団円は、涙あり笑いあり。
良かった!となれる。

人情だなァ。

2008年05月21日

第七十九回 朝日名人会

第七十九回 朝日名人会
2008年5月17日(土)会場:有楽町朝日ホール

「朝日名人会」がある喜び、というのは大げさながら、
毎月の落語会というのは楽しみなもんです。

ひさしぶりにA席から見ましたが、やっぱりちょっと遠かったです。
土曜の昼と言うことでノンビリムードもさることながら、
日頃の疲れが全く抜けていない状態で、グッタリしつつ会場へ。

開口一番:三遊亭歌ぶと「桃太郎」
ウケてます。でかい会場で見ることが多い前座さんです。

古今亭志ん太「熊の皮」
今年の九月下席から真打ち昇進とのこと(志ん丸を襲名します)。

桂ひな太郎「鰻の幇間(うなぎのたいこ)」
あまりに疲れていて、完全に寝てしまいました。
なんともったいない(涙)

柳家喬太郎「路地裏の伝説」
髪の毛が伸びてボサボサーっとした感じで喬太郎の登場。
客席はお待ちかね、といった様子で大盛り上がりです。
先代小さんの七回忌のハナシやら、
なつかしい顔ぶれでたわいもない話すと楽しいよね。という枕から。
噺が始まるなり「『朝日名人会』でこのネタでいいのか?」と
言い出して爆笑を誘う。
「(客がこれだけ)笑うと言うことは!?(そう思っている?)」
なんて言い出したり、まァお約束です。

噺の方は、たわいがなくて、ありそうなヤリトリから、
とつぜんミステリー調になって、そして謎が解ける、という
喬太郎さんの新作の典型的な形。好きですけどね。
その「たわいもない・ありそうな」トコが愛おしいんです。

仲入り

三遊亭歌武蔵「蛇含草(じゃがんそう)」
「ただいまの取り組みについてご説明します」でツカミはOK。
相変わらずデカいです。
初めて聞いた噺ですけど、ようは「そば清」です。
内容としては、食べたものが餅に変わっただけなんですが、
焼きたての餅を躍り食いする形のダイナミックで、おもしろいこと。
体がデカいし、迫力満点です。
そのうちに2個食いだとか「曲食い」も披露し始めて、
会場は拍手喝采でした。面白い!

桂文珍「船弁慶」
周到な枕で笑いをとっていく、文珍さん。
噺の方は、上方の噺で鳴り物入り、たいそう華やかでした。
終わると客席は万雷の拍手といった形で、
仲トリから盛り上がった勢いで、
トリまで堪能できた会だったんじゃないでしょうか。

ぼくはトリはほとんど寝ちゃったんです。
困ったなァ。落語聞きたいのに。

2008年05月20日

今週発売のチケット(5月20日〜)

5月20日(火)
7月28日(月)「立川志らくのシネマ落語 特別編
→シネマ落語が聞きたくてたまらない

9月24日(水)「 寄席井心亭 長月 立川志らく
※MARCL会員のみ。一般は21日の発売
→たまには行きたい、井心亭。ほんとは住みたいくらい。

5月22日(木)
「昔昔亭桃太郎 独演会 ~桃太郎 三番勝負~」
7/22(火) ゲスト:柳家喬太郎 /7/23(水) ゲスト:春風亭昇太
7/24(木) ゲスト:立川談春
→会場は博品館劇場(銀座・新橋)です。

5月23日(金)
8月9日(土)「立川談春 独演会 “談春・夏まつり”
→去年、最高だったので、今年も行きたい!

7月6日(日)「東京マンスリースペシャル(古今亭菊志ん)
→菊志んさんの独演会。最高です。マエウリ買っていきましょう。
(ぴあで「菊志ん」で検索してもヒットしないですな)


他に何かありますかね。
しかし、チケットが取れなかったときほど、
悲しいことはないですね。

歌舞伎座ですか?行きませんよ。
チケット取れなきゃキッパリあきらめれば良いだけなんです。

転売目的でチケット買うのはやめましょう
(理由:迷惑だから)

柳亭市馬独演会

柳亭市馬独演会
2008年5月14日(水)会場:国立演芸場

落語生活復活!とばかりに4日連続の落語デーも、
だいぶ息切れしてきました。
仕事が忙しくて体力が、、、ぜんぜん持ちませんな。
(開口一番は柳亭市郎「やかん」

柳亭市馬「不動坊」
というわけで開演して30分くらいで到着、
風呂屋で妄想して、友達の悪口を言っているあたりから入場でした。
楽しそうに、お滝さんとの妄想を爆発させる男の愉快なこと。
市馬さんの笑顔を見ているだけで、
一日の疲れも吹っ飛んでしまいました。

おっちょこちょいで出来そこないな連中が、
やっぱり失敗しちゃう幽霊のシーンのドタバタ。
アンコロとアルコールを間違えちゃうなんて、
馬鹿馬鹿しさも、浮かれた雰囲気も
「落語だよなァ」とうれしくなってしまった。

白山雅一「歌謡声帯模写」
昭和歌謡のスター達を声帯模写。その後は芸人の声帯模写シリーズ。
ぼくがわかったのは三遊亭圓生くらいだけど、客席は全編盛り上がってました。
ステージ衣装がお洒落でしたよね。

柳亭市馬「鰻の幇間(うなぎのたいこ)」
食い逃げされたことを知った一八が、
愚痴りながらも、どこか楽しんでいるというか、
悲壮感がない姿が良かった。
間違いなく悲劇なんですけどね。

遊びの世界の騙しあいというか、ばかしあいというか、
そういうことが楽しく描かれているからなのかな。

もうね、最近は市馬さんなら間違いない、
という感じになってきました。

素直で楽しそう、ピシっとしていて柔らかい。
楽しすぎる落語ですな。

2008年05月18日

志らくのピン 古典落語編

志らくのピン 古典落語編
2008年5月13日(火)会場:内幸町ホール

道がすいていて少し早くついたので、
志ら乃さんの高座の途中から。

立川志ら乃「蜘蛛駕篭」
ん〜途中からだし、良くわからなかったけど、
思ったよりもウケてなかったな。

立川志らく「天災」
「真打ちになりたいんですって」と志ら乃さんのハナシを少し。
その後は(「これで最後にしますが」といいつつ)
談春さんのエッセイ「赤めだか」で、
いかに自分が悪者にされているか、という愚痴。
見方を変えれば、ずいぶんと変わるというハナシ。
「赤めだか」を読んで確認してみよう。

落語の方は十八番の「天災」。
「乱暴な人は、実は素直で洗脳されやすい」といわれると、
まさにそういう噺だな、と思いました。
お気に入りのフレーズやギャグが沢山で、楽しかった。
客席がいつもより笑ってなかった気もするけど、
ちょっと後ろで聞いていたから、そう思っただけかな。

立川志らく「粗忽長屋」
仕事でかなり疲れていて、船をこぎまくってしまった。
楽しみにしていた噺だったのに、、、

仲入り

立川志らく「品川心中(上・下)」
みなさん書いているブログなんかを読んだりすると、
「元々、あまり好きな噺じゃない」というのが多かったですけど、
ぼくもそうだったんですが、
この日の「品川心中」はヒトアジ違っていて、良かったですよね。

とくに、心中の場面では、潮風の中で揉みあう男女の愚かしさが、
映像付きでハッキリみえるような臨場感があって最高でした。

オリジナルのサゲも良い。
金蔵というのは、どこまで馬鹿なんだろうか、
なんて言うのは簡単だけど、惚れた弱みというのは、
当人にしか分からないもんです。
それでも自分の命は惜しいっていう、生々しい噺でしたね。

今年に入って、よりいっそう充実してきたような印象がある、
志らく師匠の落語です。

チケットもだんだんと入手しにくくなってきました。

2008年05月16日

志の輔らくご in 下北沢 恒例「牡丹灯籠」

志の輔らくご in 下北沢 恒例「牡丹灯籠」
2008年5月12日(月)会場:本多劇場

昨年に引き続きの参加です。その昨年は来られなかった母親と、
昨年も来て感激していた彼女と3人で行ってまいりました。

長い会になる、と分かっているのに、
それでも枕で30分も中国旅行の話をしてしまう、志の輔さん。
おわったら22時過ぎてましたからね。喋りすぎです、ほんと。

で同じ公演なので、本編の内容は昨年と変わりありません。
感動もそのまま。

伴蔵と孝助が出会った後から、
一気にクライマックスへと向かう、その語りのスリリングなこと。
仇討ちがかなった時の、大団円というよりは、
むなしさというか、その、なんとも言えない感情と、
親を亡くした喪失感と、子を授かったことによる再生、
そして亡き主人との再会で終わるラスト。
気づくと訳も分からず、グググっと泣きそうになるのを
こらえていたのでした。

生まれ死ぬ、というリアルを包み込むのは、
その生き死にを描いた物語なんだァ。
愛しさと切なさと心強さとだなァ、ってなんのこっちゃ。

しかし覚えてるモンです。
昔から知っていたハナシのように聞けるのは、
やはり体にしみ込んでいるような、日本的な物語だからだろうか。

演出も美しかったし、
ロビーのおみやげ物の充実と楽しさはお祭りのよう。
スタッフの方のキビキビとした動きと、笑顔と、
何もかもニジュウマルな落語会でした。


ちなみに昨年の記事は、こちらです。
志の輔らくご in 下北沢 vol.14「牡丹灯籠」

2008年05月15日

古今亭菊志ん 東京マンスリー4ヶ月目

東京マンスリー 4ヶ月目
2008年5月11日(日)会場:ブディストホール

古今亭菊志んさんの独演会「東京マンスリー」。
ずっと来たかったんです!ってオオゲサですかね。
といいつつ、家の掃除に没頭していたら遅刻、
菊志んさんの出番から会場入りしました。

ブディストホールも初めてだったんですが、
秘密倶楽部のような薄暗い感じがイイですねェ。
席も見やすいし、良い会場です。

古今亭菊志ん「道灌」
登場するとノートを開いて、前回のアンケートの集計結果を発表。
楽しそうにお客さんの回答をイジる枕から。恒例なんでしょうかね。
大いにウケて、会場が暖まりきったところで「道灌」へ。
いわゆる良く聞いている「道灌」とはちょっと違ったけど、
「形」の問題ではなさそう。
八五郎がご隠居のモノ真似をしたり、イキイキとハナシを混ぜっ返すのが、
どんなギャグよりもオモシロかった。

古今亭菊志ん「付き馬」
「明るくてテンポが良い」というのが
菊志んさんの代表的なホメ言葉みたいです。
しかし「馬」をダマす男の軽口たるや、もうそんなものじゃなくて、
聞いている方をどこかに連れて行ってしまうくらいのパワーというか、
マジックがあるじゃないかとすら思いました。
トントーンと語る中で、映像が浮かんでくるし、
狂気を感じるようになってくる。
工夫もあるし、センスがイイよなァ。
スゲー楽しいじゃないか。

汗だくで語っていたけれども、噺の中の人も、
一生懸命に語っているところも良かった。

仲入り
どことなく和気藹々としたムードの仲入りでした。
若い噺家さんの会のわりに、お年寄りのお客さんが多い気も。

ロケット団「漫才」
反応の良い客席に演者も驚くほど。
そんなお客にノセられてか、楽しそうな漫才で素晴らしかったです。
途中、ツッコミの彼が「漫才って楽しいなァ」と言っていたのが良かったな。

一つ一つのネタを短めにテンポ良く、ガンガンつないでいきます。
ネタが多いから、こういう風に出来るんですかね、

漫才が終わって、菊志んさんが入って、3人で立ち話。
ツッコミのマネをしたり、自由な菊志んさん。
「仲良いんですか?」とかたわいもないハナシをしたり、
ボケのほうに「素を出して」なんてタクラミをするも、
2人でイチャツついて不発。「普段は好青年」なんだとか。
こういうコーナーは楽しいな。大好きです。

古今亭菊志ん「湯屋番」
この噺は菊志んさんのシャベクリはあっている気がするなァ。
高座の上で、独り言のようなマクラを始めたので、
なんだろう、と思っていたら、なんと落語の導入。
奉公をすすめられていながら、
ハナシを聞いていないで妄想している若旦那だったのでした。
コレには驚いた。ナニゲに凄くないか。

あっと言う間に、風呂屋の番台に登りつめた若旦那。
テンポ良く、意外性のあるギャグもおりまぜつつ、
妄想が進んでいきます。とにかく面白かったです。

会が終わってもしばらく、もっと聞いてたかった、
と思ったほどでした。

良い会だ。また来ようっと。
(次回は6月20日です)

2008年05月14日

笑志改メ立川生志 真打昇進披露 横浜公演

笑志改メ立川生志 真打昇進披露 横浜公演
2008年5月9日(金)会場:横浜にぎわい座

エッチラオッチラ出かけていたら中途半端に遅刻。
みなとみらい駅からタクシーに乗ってみたけど、
実はけっこう近いから歩けますね。
(聞けなかったのは、立川志の吉「寿限無」

桂梅團治「寝床」
見台(けんだい)、ひざ隠しがセットされて梅團治さんの登場。
生志さんの出身、福岡大学の先輩という縁があっての出演なのでした。
華やかな上方落語らしい高座でドカンドカンと笑いがおきる。
いいなァ、もっと聞きたい上方落語。自分でも意外なほど好きです。

立川談志(ジョーク)
声の不調により、仲トリは家元(談志)から談春さんに変更です。
まずその声(ノド)のハナシ。
いくつかの医者に行ったけど言うことが違う、
「喋ってると治る」とも言われたとか。
男のおしゃべりが一番嫌だねェ、なんてジョークも言いながら、
「芸術ってのはね」という、落語が芸術に一番近い存在だ、
という最近のテーマへ。ここから落語に入ってくれたらなァ。とも思うけど、
いつものジョークで会場を喜ばせる。
途中「声が出ないのに、このケナゲさ」と自分のことを褒める、
家元のかわいさに会場は思わず拍手する一幕も。

立川談春「粗忽の使者」
黒紋付きにハカマで登場の談春さん。
「ハカマを付けた座り方が、すごく(家元に)似ていますね。」
と照れながら喜ぶ。
「教科書は一つと決めたんだから、しょうがない」とか。
「3日ほどご一緒しているけど、アレでもダンダン良くなってる、
歌舞伎座は大丈夫」なんて言う。愛の言葉の数々、イイもんです。

落語の方は「粗忽の使者」。
談春さんの面白い噺といったら、決まってコレか
「棒鱈」って印象なんだけど、たしかに面白いんです。
とくに田中三太夫が出てきたあたりで、
ツッコミの妙が粗忽者を生かしはじめて、あとは、モウね。
ドカンドカンと。面白かったです。ほんと。

仲入り

口上:談春(司会)・梅團治・玉置宏・生志・談之助・談志
司会は談春さん「立川流幹部候補の談春です」
談之助さん「ほうっておかれているのかと思ったら、
大器晩成タイプだった」、梅團治さん「学生時代の彼の高座を見て、
ズバ抜けていた。早くに出世すると思ったら・・・」
なんて愛のある口上が続きます。

続いては、にぎわい座館長の玉置宏さん。
生志さんが地下のホールで初めて勉強会をやった時の
白黒コピーのチラシを出してきたのに驚いた。
「出世してチラシもカラーに」なんて、
隠していた、この日の会のチラシを出してホノボノとした笑いを誘う。
「談志に続く存在を横浜から」という力強いお言葉に、
司会の談春さんがノケゾるように恐縮していたのが印象的でした。

そして家元。
「(生志が)ヤラないのがいけない」と歌舞音曲のハナシ。
「落語は文句なし、オレはコイツに小言なんか言ったことない」
「小言と教育は違う」
「よく分解しているし、志の輔、談春、志らく、
談笑の線に繋がる存在になれる」などなど、
「ようは、オレを喜ばせりゃイインだァ!」と。

本来なら手締め、というところで、
横浜のお客にアイサツとのことで、生志さんから。
「(昇進が遅れた理由は)私に全責任があります」と言うと、家元は大喜び。
「高座が酒臭いです」家元も玉置さんも飲んでたのかな。
三本締めは家元の音頭で「イヨォォォ〜〜〜」、イイ形でした。

立川談之助「なつかしのヒーロー」
自虐+現代批判的な漫談(ちょっと老人会向けっぽい)から、
ヒーローの扮装芸へ。ホシヒュウマ、8マン、月光仮面、、、
なんなんでしょうか。コレは(笑)

立川生志「壷算」
「イロイロ話す内容を考えていたけど、
いまの(談之助さんの)ヒーローで全て忘れた」とのこと。
落語のほうは「壺算」です。
「ムサベツの方お願いします」なんて、
ギャグの足し算も楽しいし、明るくて、
丁寧に演じられているようで良かった。

いわゆるダマシよりも瀬戸物屋の主人の悲劇、
という感じでまとまっていたかな。

横浜での披露目もにぎやかでした。

2008年05月09日

春風亭小朝独演会

春風亭小朝独演会
2008年5月4日(日)会場:横浜にぎわい座

昼夜と公演のある春風亭小朝独演会へ。
出かけたのは昼の部です。客席の年齢層は高め。

開口一番:瀧川鯉斗「転失気」
「名古屋で暴走族をしていた」という枕から。
笑いが多い噺なので、ほがらかなムードでした。
落語の方の言葉も若い感じでした。

春風亭小朝「試し酒」
たたみかけるようなギャグの枕で
会場をじゅうぶん温めてから噺の方へ。
ちょっと寝不足で聞けなかったのでした(素直に書いてしまった)。
酒を飲む場面、シンプルな技術が光っていたなァ。
いや、ん〜寝てたんだから
アテにならないこと書いてるな。

仲入り

林家木久蔵「竹の水仙」
めくりに木久蔵の名前があるのは知っていたので、
大して驚かなかったけど、
ネタがけっこうイイハナシだったのが多少意外でした。
まー落語の方はね、なんとかならんのでしょうか。
料金外なんで別に良いですが。

春風亭小朝「子別れ(下)」
連休のお客さんを満足させるべく、トリらしいネタなのでした。

40分くらいの「子別れ(下)」は、
お腹いっぱいになりすぎるでもなく、
ほどよい満足という言葉があっているんじゃないでしょうか。
足し算も引き算もないです。
あとは確かな技術だなァ。

こちらは素直に噺に身をまかせて、
笑ったりホロリとしたり。
終演後は、そんなお客さん達の満足気な表情が印象的でした。

2008年05月08日

柳家権太楼独演会

柳家権太楼独演会
2008年5月3日(土)会場:横浜にぎわい座

ゴールデンウィークの落語は、実家から近いので帰省もかねて
にぎわい座でした。

開口一番:古今亭志ん坊「元犬」
全開に続いて、落ち着きまくった高座。
どうどうとしているなァ。

柳家ほたる「お菊の皿」
二ツ目昇進の、ほたるさん。
昨年末の「さん喬・権太楼二人会」で挨拶に出ていたな。
笑顔のとってもかわいい噺家さんです。
(ほたるさんのブログをご紹介

柳家権太楼「家見舞い(肥瓶)」
満員の会場のお待ちかね、権太楼さんの登場です。
新築のお祝いに出かける男2人の演じ分けとテンポが良くて、
表情豊かな権太楼さんの魅力が存分に発揮されている。
コレは楽しい!
ご飯も、漬け物も、食べた後で「アッ!」と気づく声に、
客席は「キタ!」と爆笑でこたえる、会場が一体となった高座でした。
噺が終わって。
この噺は前半の仕込みをしっかりやらないと、
後半の肥のエピソードばかりが印象に残ってしまう。
半端に短く演じないで「におわない」落語にしないといけない、
なんてハナシも。

柳家権太楼「短命」
艶噺のハズが、、、
客席のお子さんがキャッキャと笑ってしまう爆笑落語に。
とにかく勘の鈍い熊さんの姿がおかしくてたまらない。
客席は熊さんのファンになってしまって、
ようやく「わかったァ」となった時には中手(拍手)まで
起きてしまうんだから凄い。
ようやく話の通じたご隠居は、
調子にのって手を「モミモミ」としたり、うれしそう。
変顔、変なポーズなど、全編楽しめましたね。
オモロイなァ。

仲入り

大瀬ゆめじ・うたじ「漫才」
持ち時間が20分もありますと、今日は時間たっぷり。
前半は多少グダグダ気味のフリートークでしたが、
ネタに入ると相変わらずの切れ味。
正当派ウンチク漫才、なんて言葉ないですけどね。
なにが正当かもわからないけど、まァ楽しいのです。
ネタは鰹(かつお)のハナシ。
おかげでこの日の夕飯のオカズに鰹が加わりました。

柳家右太楼「締め込み」
ほたるさんに続いて一門の二ッ目、右太楼さんの登場です。
ほたるさんとはテイストの違う、二枚目風のルックスですな。
右太楼さんホームページはこちら

柳家権太楼「くしゃみ講釈」
トリも爆笑の一席でした。バカの表情が楽しすぎ。
ことの発端、路地裏のハナシもマヌケなら、
乾物屋に胡椒を買いに行くも「胡椒が思い出せない」という始末。
のぞきカラクリをさんざん語って、
ようやく「思い出した!」となったので客席は拍手で祝福。
講釈の場面も大熱演で、大満足の客席と
対照的な「疲れたァ」という権太楼さんの表情が
この日の充実をもの語っているようでした。

2008年05月06日

柳家花緑独演会「花緑ごのみ」

柳家花緑独演会「花緑ごのみ」
2008年4月27日(日)会場:はまぎんホール ヴィアマーレ

聞きなれない会場名です。桜木町が最寄り駅の会場ですが、
ちょっと行き方がむずかしいかも知れない。
(みなとみらいの方から横浜銀行の本店を目指していきましょう)

僕の方はというと、10年くらい前、学生の頃に、
ここでやってたイベントの、ちょっとバイトしたことがあります。
懐かしい感じでした。

前座なしで登場の花緑さん。
「初めてナマで僕を見る人」と客に挙手をさせてみると、
けっこういましたね、4割弱くらいかな。

ヴィアマーレ、サッカーチームみたいな名前だとか、
他愛もない枕を話していると、前方の席のおじいさんが、
「小さんのお孫さん」と大声で言い出したので、五代目小さんの話をしたり。
末廣亭での最前列のお客さんが立ち上がった事件、とか、
イロイロな話ですっかりお客さんを楽しませて、良い空気に。

柳家花緑「宮戸川」
色恋にも裏表があります、なんてことから「宮戸川」へ。
冒頭から爆笑の連続。良い意味での軽さというか、軽やかさが、
お客さんをリラックスさせながら、ドンドン引き込んでいく。
あと、おじさん宅の2階では、映像が浮かびやすいように
間取りの説明をしてくれたのが丁寧で良かった。
クライマックス、男女の立場が入れ替わっていたのが面白すぎたなァ。
コレはいつか聞く人のために書かないでおこう。
派手な工夫じゃないかもしれないけど、ぼくは好きです。

柳家花緑「あたま山」
二席目は「あたま山」、これは気味の悪い噺で、
ドタバタとスピード感を出していたけれど、ちょっと薄気味悪かった。
あ、さくらんぼの食い方がお洒落で、拍手がおきてたました。
タネは噛まずに飲んだのだろうか。

仲入り

柳家花緑「出来心」
落語の世界に出てくる人は全て善人だという、
五代目小さんからの教えの話から、
もちろん泥棒にも善がある、といって「出来心」へ。
とにかくドジな泥棒をオーバー気味に演じるので、おかしくてたまらない。
一つ一つドジな場面を想像させては、そのオカシサを確認させて、
ドンドンとたたみかけていくのだからたまりません。

柳家花緑「竹の水仙」
いわゆる甚五郎モノ。トリは良い噺でした。
竹の水仙を買いに来た侍に、「してやったり」という感じではなくて、
優しさがある宿屋の主人にちょっと熱くなった。
「出来心」の泥棒も、そうだったけど、花緑さんの人に対する視線の優しさ、
みたいなものが表現されているのだなァ、と思ったのでした。

2008年05月03日

志らく 四季の会(春の部)

志らく 四季の会(春の部)
2008年4月24日(木)会場:善國寺 毘沙門天書院

到着したのは仲入りの終わりかけの頃、
あーあやっちゃった。
(聞けなかったのは、立川らく太、立川志ら乃、立川志らく「粗忽長屋」)
前日に続いて、また「粗忽長屋」聞けなかったのでした。

立川志らく「崇徳院」
枕は「アナパラ」出演している件のハナシ。
「アナパラ」っていうのは、
日テレの女子アナがメイン司会でやってるワイドショーで、
週一回(月曜に)志らく師匠がコメンテイターで出演しています。

で、ぼくは志らく師匠目当てに録画してみてるんですが、、、
なかなか辛い番組ですねェ。
平日の午後に放送してるワイドショーを、
疲れて帰ってきて夜中見るわけですから余計に大変なんです。
それに番組が長いから一日じゃ全部見られなかったりして、
週の前半は毎晩のように細切れにアナパラみてたり。
もう、たぶん夏目アナが出てなかったら無理だな。
あ、目当ては志らく師匠なんでした。

たぶん久しぶりの「崇徳院」。
聞くのは学士会館以来かな。
熊さんのギャグというか、ボケが楽しいんです。
旦那は、なんで息子の一大事を熊さんに託しちゃうんでしょうかね。
とにかくメチャクチャでマヌケです。
「千両みかん」だったら恋愛成就したあとに狂ってしまうけど、
この噺はサゲもダジャレだしなァ。
片思いの下りが、リアリティないくらいに美しいから、
対照的に熊さんのドタバタは悲壮が際だっていて楽しいかった。

久しぶりの志らく四季の会でしたが常連さんが多いからかな、
独特のリラックスした雰囲気があってヤッパリ良い会でした。

2008年05月02日

みなと毎月落語会 柳家花緑独演会

みなと毎月落語会 柳家花緑独演会
2008年4月23日(水)会場:麻布区民センター

去年は、この会のトリネタ「中村仲蔵」を聞いて、
泣いてしまったのを思い出した。あれから1年かァ。
ずいぶんと遠くまで来た気がします。

で、なんとか仲入り前に間に合ったという感じで入場。
(聞けなかったのは開口一番:柳家花いち「元犬」と柳家花緑「粗忽長屋」)

柳家花緑「花見小僧」
「また、この噺の途中からか」と思って聞き始めました。
この前の「黒談春」と同じだァ(ようはハナから聞けずスネてます)。

小僧のかわいらしさが出色の出来。
生意気だけれど素直で、自分の欲望に忠実。
子どもってこうだよなぁ、という定吉なのでした。

仲入り

柳家花緑「明烏」
自分が「若旦那」などと呼ばれることが多かったとのこと。
若旦那には「ダメな奴」「独り立ちできない」「ボンボン」といった
ニュアンスがあるのも知りつつ甘んじてうけてきたわけだけど、
「そうじゃないと言いたい!」という、
そんな気持ちが入っている噺なのだそう。

そう思って聞いていると、夜が明けた後の若旦那・時次郎が
必要以上にナマイキな気もします。シテヤッタリという感じなのかな。
天然で無邪気な若旦那だからこそ楽しいサゲです。

というわけでウケまくって、
ヒックリ返る様になった会場を後にすると、
出入り口のところで、お客さんを見送る花緑さん。

会場は女性もけっこう多くて、老人も多い。
全体が華やかな笑いに包まれていて、ものすごく良い空気だったな。

このなつかしい感じなんだっけ、と思ったら、
「下丸子らくご倶楽部」のピースな雰囲気に凄く似ている。
あぁ行きたいなァ。下丸子。

2008年05月01日

明日・明後日発売のチケット(2008年5月1日)

こんばんわ。
職場で借りたMinor ThreatのDVDを流しながら、
落語のことを考えている深夜です。明日・明後日とチケット発売ですね。
ほとんど、にぎわい座ですけどね。

5月1日
横浜にぎわい座6月興行
2008年6月1日(日)「林家たい平独演会「天下たい平」

2008年6月6日(金)「立川談春独演会

2008年6月8日(日)「紙工劇落語祭~二代目林家正楽没後十年を偲んで~

2008年6月10日(火) 「柳家三三・桂吉弥 ふたり会

渋谷東横落語会
2008年8月1日(金)「渋谷東横落語会 第九回

寒空はだかカラフルロスタイムショーVOL.10
2008年6月1日(日)「寒空はだかカラフルロスタイムショーVOL.10

5月2日
2008年8月1日(金)「米朝一門会 」
米朝事務所:大阪 06-6365-8281/東京 03-3412-2585<受付 月〜金10:30〜17:30>

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