笑志改メ立川生志 真打昇進披露 横浜公演
笑志改メ立川生志 真打昇進披露 横浜公演
2008年5月9日(金)会場:横浜にぎわい座

エッチラオッチラ出かけていたら中途半端に遅刻。
みなとみらい駅からタクシーに乗ってみたけど、
実はけっこう近いから歩けますね。
(聞けなかったのは、立川志の吉「寿限無」)
桂梅團治「寝床」
見台(けんだい)、ひざ隠しがセットされて梅團治さんの登場。
生志さんの出身、福岡大学の先輩という縁があっての出演なのでした。
華やかな上方落語らしい高座でドカンドカンと笑いがおきる。
いいなァ、もっと聞きたい上方落語。自分でも意外なほど好きです。
立川談志(ジョーク)
声の不調により、仲トリは家元(談志)から談春さんに変更です。
まずその声(ノド)のハナシ。
いくつかの医者に行ったけど言うことが違う、
「喋ってると治る」とも言われたとか。
男のおしゃべりが一番嫌だねェ、なんてジョークも言いながら、
「芸術ってのはね」という、落語が芸術に一番近い存在だ、
という最近のテーマへ。ここから落語に入ってくれたらなァ。とも思うけど、
いつものジョークで会場を喜ばせる。
途中「声が出ないのに、このケナゲさ」と自分のことを褒める、
家元のかわいさに会場は思わず拍手する一幕も。
立川談春「粗忽の使者」
黒紋付きにハカマで登場の談春さん。
「ハカマを付けた座り方が、すごく(家元に)似ていますね。」
と照れながら喜ぶ。
「教科書は一つと決めたんだから、しょうがない」とか。
「3日ほどご一緒しているけど、アレでもダンダン良くなってる、
歌舞伎座は大丈夫」なんて言う。愛の言葉の数々、イイもんです。
落語の方は「粗忽の使者」。
談春さんの面白い噺といったら、決まってコレか
「棒鱈」って印象なんだけど、たしかに面白いんです。
とくに田中三太夫が出てきたあたりで、
ツッコミの妙が粗忽者を生かしはじめて、あとは、モウね。
ドカンドカンと。面白かったです。ほんと。
仲入り
口上:談春(司会)・梅團治・玉置宏・生志・談之助・談志
司会は談春さん「立川流幹部候補の談春です」
談之助さん「ほうっておかれているのかと思ったら、
大器晩成タイプだった」、梅團治さん「学生時代の彼の高座を見て、
ズバ抜けていた。早くに出世すると思ったら・・・」
なんて愛のある口上が続きます。
続いては、にぎわい座館長の玉置宏さん。
生志さんが地下のホールで初めて勉強会をやった時の
白黒コピーのチラシを出してきたのに驚いた。
「出世してチラシもカラーに」なんて、
隠していた、この日の会のチラシを出してホノボノとした笑いを誘う。
「談志に続く存在を横浜から」という力強いお言葉に、
司会の談春さんがノケゾるように恐縮していたのが印象的でした。
そして家元。
「(生志が)ヤラないのがいけない」と歌舞音曲のハナシ。
「落語は文句なし、オレはコイツに小言なんか言ったことない」
「小言と教育は違う」
「よく分解しているし、志の輔、談春、志らく、
談笑の線に繋がる存在になれる」などなど、
「ようは、オレを喜ばせりゃイインだァ!」と。
本来なら手締め、というところで、
横浜のお客にアイサツとのことで、生志さんから。
「(昇進が遅れた理由は)私に全責任があります」と言うと、家元は大喜び。
「高座が酒臭いです」家元も玉置さんも飲んでたのかな。
三本締めは家元の音頭で「イヨォォォ〜〜〜」、イイ形でした。
立川談之助「なつかしのヒーロー」
自虐+現代批判的な漫談(ちょっと老人会向けっぽい)から、
ヒーローの扮装芸へ。ホシヒュウマ、8マン、月光仮面、、、
なんなんでしょうか。コレは(笑)
立川生志「壷算」
「イロイロ話す内容を考えていたけど、
いまの(談之助さんの)ヒーローで全て忘れた」とのこと。
落語のほうは「壺算」です。
「ムサベツの方お願いします」なんて、
ギャグの足し算も楽しいし、明るくて、
丁寧に演じられているようで良かった。
いわゆるダマシよりも瀬戸物屋の主人の悲劇、
という感じでまとまっていたかな。
横浜での披露目もにぎやかでした。

