立川談志・立川志らく親子会
立川談志・立川志らく親子会
2008年6月7日(土)会場:三鷹市公会堂

会場は三鷹の駅からも、吉祥寺の駅からも遠いのでおなじみ、
三鷹市公会堂です。
家元(談志)は、ノドの不調が長引いているものの、
このところは徐々に落語も演りはじめているので、
今日はナニ演ってくれるかな、と期待しつつ会場へ。
立川志らべ「たらちね」
プログラムにはなかった志らべさんの登場。
急遽、出番が決まったのだとか。
楽しい枕で、三鷹のお客さんから笑いをもぎ取っていく。
面白いです。イイな。
立川志らく「鉄拐」
キッチリ集中して「鉄拐」を聞けました。
ギャグがよどみなく、惜しみなく出てくるのが圧巻。
想像以上に楽しかったな。
「悲しい酒」のメロディで「どんぐりころころ」を歌い出したり、
悪口シリーズとか、時事ネタ、ナンセンスなどなど、
いろんなパターンのギャグが凝縮されています。
「落語の登場人物が聞く落語」ってくらい、
設定もギャグも行きすぎていて、ブットんでいた。
カッコ良くて、聞いていてスカっとした高座でした。
立川談志「やかん」
ノドの説明をしつつ「弟子に頼っている」というハナシ。
「今日だって志らくなら悪いようにはしない」というお墨付き。
いくつかのジョークのあと「やかん」がスタート。
この作品のスケッチの鮮やかさと、
テーマの明快さといったらないですな。すごい。とにかく面白い。
言葉にならいので、いろいろ書けません。
ライブなので言葉が消えてしまうのがもったいないほどで、
ぜんぶメモしておきたいほど。
メモしたって読み返さないけどさァ。愛おしいんですよ。
だって忘れたくないし、聞いただけで、
それを人に自慢したくなるでしょう?
その自慢を聞きたい人は少ないけど。
※読んでくださっている希有な皆様ありがとうございます。
仲入り
立川志らく「品川心中(上・下)」
吉原など廓(くるわ)のハナシなどから、
旧東海道にある、品川由来の跡地や碑などのハナシ。
この噺も凄く良かったですね。
金蔵のギャグの天丼(くりかえし)は、
笑いばかりじゃなくて、キャラクターも描いてしまう。
なんでこういうことが思いつくのかな、すごい。
いつものように、聞いていて映像的なイメージができる、
心中シーンも良かった。
サゲで救われるような感じがあるのは、
不器用で一生懸命な金蔵がカワイイからかな。
お染はどうしようもなく、ひどい女なので、
なんで金蔵が惚れるのかっていうのが分からないんですが、
どうしようもなくて、ひどい奴ほどモテたりしますからなァ。
不思議だけど。なぜだか。

