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立川志の輔ひとり大劇場

立川志の輔ひとり大劇場
2008年8月16日(土)会場:国立劇場 大ホール

昨年に引き続いての「ひとり大劇場」です。
昼公演、暑い中えっちらおっちら坂を上って、、、
と思ったけどタクシー乗っちゃいました。

立川志の輔「生まれ変わり」
舞台が回転して登場。これは前回も見ているから驚かない(笑)
「オリンピックでしょっちゅう泣いている」なんてハナシ。
「オリンピックが終わった寂しさも
4年に一度やってくる」といって、噺の方へ。
この噺は桂三枝さん作の新作、というのは後で知ったんですけどね。
どんな生を引き受けるか、という命題を描いている、この噺。
しかもバカバカしいのだから凄い。

松永鉄九郎社中による演奏をはさみつつ

立川志の輔「三方一両損」
笑いについては人それぞれ。
オリンピックの種目の芸術点みたいなもので主観的、
絶対という法則がないから難しい、なんてハナシと、
いくつかの小噺で笑いをとって、落語へ。

江戸っ子と大家が二組でてくるけど、
誰が誰だかわかるんだもんな。当たり前だけど自然だなァ。
と妙なところに関心。
ケンカ、タンカのシーンで緊張感が高まるも、
要所要所のギャグで笑いもあって、おもしろい噺。
内容ないけどね。
サゲがマクラではなしていたテーマにつながる。
結果オーライ、きれいに終わりますな。

仲入り

立川志の輔「中村仲蔵」
圧巻でした。
たしか国立劇場は花道を取り外して
座席を作れるハズなんで、なんで(花道が)あるんだろう、
とは思ってたんですよ(ホント)。

「中村仲蔵」は大好きな噺でして。
もうね、「ヤバい、コレは」とブルブルしながら聞きました。
多少ドラマツルギーを追加する演出もあり、
クライマックスの芝居のシーンへ。

花道を、舞台を、躍動する中村仲蔵の姿が、
目に浮かぶようだった。いや、見えた。見えました。

そして大阪へ向かう仲蔵に聞こえてくる芝居の評判。
このシーンも良かった。
仲蔵のサダクロウに感動して「生きてて良かった」という爺さん。
それを聞いて、死ぬことを思いとどまる、って演出も、
徹底的に分かりやすくて良い。
その後の爺さんのボケも最高にハマっているし、
これほどの落語はそうそう聞けないです。ホント。

しかし志の輔さん。
「良かった」とか、もっというと「最高」でも満足できないのだろうか。
もう「素晴らしい」なんていうのを超えた凄い高座でした。

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