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志らくのピンPartIII 古典落語編

志らくのピンPartIII 古典落語編
2008年9月16日(火)会場:内幸町ホール

仕事が微妙な感じで、
開口一番に遅れるわ、枕のアタマの方も聞きそびれるわ、、、
でも落語に出かけられる幸せであります。
(聞けなかったのは、立川志らべ「鮑のし」

立川志らく「居酒屋」
会場に入ると、いま師匠が書かれている本の話、
「つつましくないと」なんて言葉がギャグになっていたけど、
どんなハナシしてたんだろ。

「居酒屋」久しぶりに聞いたけど、小僧さんのかわいさがイイなァ。
「つゆ、はしら、たら、こんぶ、あんこうのようなもの、、、」
という有名なフレーズ、リズムとメロディがおもしろい。
終わりの「へぇ〜い」は、声を震わせて「ふぇぇぇぇぇぃい」。
奇妙な言い回しに、怯むことなくツッコミを入れる酔っぱらいも、
バカバカしい。

立川志らく「不動坊」
けっこう久しぶりな噺です。
男のヤキモチが主役で、とくにストーリーもない
終始くだらない。最高ですよね。

オリジナルのサゲは「いえ、途中でぶら下がっております」。
(直前のセリフが思い出せなくて、、、いかんですね。)
前回聞いたときに、こんなサゲだったらどうだろ、と考えてみたのと、
ちょっとだけ似ていたので、勝手にシンパシーを感じて喜んでしまいました。

それにしても題になっているのは「不動坊」なのに、
当の本人は死んじゃっているし、
その奥さんもほとんどしゃべらない。落語ってヘンだよなァ。

仲入り

立川志らく「お若伊之助」
陰惨な噺で正直好きじゃなかったんですが、、、

娘が狸にだまされて狸の子供を産む、
なんて噺がトリなんてなァと思っていたら、
あっけにとられるサプライズがあったのでした。

志らく師匠の「落語二百四十八席辞事典」で、
この噺の解説を読んでみたら、
「女がかわいそう、せめて二人を一緒にさせてあげたい」と書いてあった。

その言葉通り、女の悲しみは、
愛しさと、切なさとして消化されて、
狸の子どもは生まれないし、二人は一緒になる。
こんなハッピーエンドなら良いよなぁ。

そして細かい疑問・嘘を解決していく丁寧さも変わらず健在。

気味の悪い噺が、不思議なラブストーリーへと
生まれ変わったのでした。

素晴らしいと思います。

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