第十二回夕刊フジ平成特選寄席
第十二回夕刊フジ平成特選寄席
2008年9月12日(金)会場:赤坂区民センター 区民ホール
立川志らべ「湯屋番」
到着するとすでに番台の上、このパターン多いなァ。
時事ネタのギャグに笑っちゃいました。
あとサゲが凝ってる。良いと思います。
いつものかわいらしい高座。
春風亭栄助「生徒の作文」
久々だなーという感じの栄助さん。
あんまり聞いたことないけどファンなんです。
ナンセンスで楽しい新作でした。
真打ち昇進の興行なんかで、どんなネタやるんでしょう。
立川談笑「堀の内」
いつもの笑顔で元気良く登場。
「堀の内」は、反対の方向で道に迷って弁当を食おうとする、
堀の内のお祖師さまでも(こちらは古典の通り)弁当を食おうとして、
「アレ?デジャブ?」っていうギャグは凝っててすごい。
すぐ忘れる亭主の顔のおもしろいこと。
そそっかしいっていうか、単なるオバカなのかも知れません。
全然違うモノになってるのに、落語に聞こえるのは、
客がオリジナルの古典を知ってるからなのかな。
仲入り
古今亭菊の丞「紙入れ」
噺家には大麻やる奴なんでいません。
ふつうにおかしくなってるヤツが居る(と言って)ソデを指さす(笑)
大麻買うだけ金がもったいない、だって。
あと大相撲で懸賞金を出す「永谷園」が、
高見盛に5本の懸賞金を出したときは5回のアナウンスがある、
って話がおもしろすぎ。
「紙入れ」、安定していて楽しいなァ。
新さんのドタバタも、お上さんの色気を通り越した気味の悪さも、
旦那のドン感さも全部おもしろい。
立川志らく「源平盛衰記」
枕らしい枕もなく「源平盛衰記」へ。
たしかに早いけど、きめの細かくドラマを語る。
そしてテンポを変えてギャグのパート、
という二つのリズムで噺が進みます。
ギャグの面白さは相変わらず。
口と耳にピアスをしたヤツが鍋焼きうどんを食べると、
っていうギャグが最高でした。
家元(談志)作の珠玉のフレーズ
「あんた、泣いてんのかい?」って、
切れ味鋭いというか、どういう発想なのかわからない、
すごすぎますな。
粒ぞろいの落語会も、最後はガツンと歯ごたえのある、
カッチョイイ語りに圧倒されました。
大満足の会でしたね。

