第114回 志らく一門会
第114回 志らく一門会
2008年10月19日(日)会場:上野広小路亭
しばらくサボらずに通っています、志らく一門会です。
開口一番:立川らく八「粗忽の釘」
開口一番が「粗忽の釘」とは、すごい会だァ。
細かく入ってくるギャグがおもしろかった。
立川らく次「湯屋番」
志ららさんのNHK新人演芸大賞、本戦出場の話題から。
その予選でらく次さんが演って、まったくウケなかったという噺。
シュっとした語りが得意なのかと思っていたら、
ずいぶんと面白い噺家さんなのだなァ、と改めて思った次第。
とか、上から目線ですいません、お客なのでね。
勘弁してください。
立川こしら「あくび指南」
たまに一門会に登場する志らく一門の総領弟子。
落語がね、年に一回くらいしか聞かないけど、笑っちゃいました。
他の、お客さん大喜びしていたな。
仲入り
立川らく里「目黒のさんま」
殿様・大名の暮らしを説明する、丁寧な枕から。
シンプルで良かった。
目黒でトンカツを食いたがる殿様に、
「古典落語です」とたしなめる側近が笑った。
立川志ら乃「長短」
「平将門展」と秋葉原駅前での
偶然の出会いについてのハナシなどなど。
フリートーク、一番面白いですね。
ネタは、気の長い方がタメまくるのがおかしかったんだけど、
最後はちょっとウトウトしそうになっちゃいました。
といいつつ、ここまで一番面白いのが志ら乃さんです。
立川志らく「紺屋高尾」
翌日、高崎の「葡萄屋寄席」で家元(談志)と一緒になるけど、
いつになっても師匠の前での落語は緊張するのだそう。
「独演会(10月14日「志らくのピン」)で演ったばかりなんで、
そっちも来た人には申し訳ないけど、明日演る予定の噺」とのこと。
(ホントは「粗忽の釘」のつもりだったけど、ネタ帳みたら、、、とも)
この前よりも、ブラッシュアップされているというか、
スッキリして完成度が上がっているというか、
より集中して聞けました。こちら(聞く側)の問題かも知れないですが。
ただスピードが少し速いような気がして、
もしかして師匠、クライマックスシリーズ(中日VS阪神)が
気になるのかな?とも思ったんですが、
それもこちら(というか僕)の問題かも知れません。なんつって。
「現代に置き換えると、
単なるストーカーの男という感じになってしまうのを
工夫している」ということで、
久蔵は、マジメだけど、少しバカというか、
わりと普通の男の子なのでした。
そして高尾の方も感情をあらわにして、
素直な言葉で語るなど、この噺の謎(なんで高尾が惚れたのか)を
ドラマの中で解決しようとするようなシーンが新しいのでした。
独演会「志らくのピン」のチケットが
だんだんと取りにくくなっている昨今、貴重すぎる落語会です。

