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浜松町かもめ亭 林家正蔵・柳家喬太郎二人会

浜松町かもめ亭 林家正蔵・柳家喬太郎二人会
2008年12月31日(水)会場:文化放送メディアプラスホール

2008年の落語おさめに選んだのは大晦日のかもめ亭です。
大晦日といえば、年越しで開催される
「にぎわい座カウントダウン」ですが今年はやめました。
二年連続で通ったんですが、もうね、体がシンドくて。
(ノンビリ出かけたので、開口一番:立川こはる「道灌」は聞いてません。)

柳家喬太郎「うどん屋」
箱根そばのコロッケがカレーコロッケなのが自分的にイマイチ、
なんて相変わらずの庶民派グルメトーク。
こうなると「時そば」か「うどん屋」だなァ、と盛り上がってきます。

酔っ払いに仕方なしに付き合っている、うどん屋の主人。
真冬に「ちょっと変なことがあった」程度の内容だけど、
お人好しで、いい加減な人たちの普通の生活が、
何だか分からないけどオモシロい、という、落語っぽさ。
落語の匂い、古典の匂いというのを堪能しました。
いやァ来て良かった。

林家正蔵「ぞろぞろ」
こぶ平さんが少年時代に出会った覆面コジキのハナシ。
良く出来たスベらないハナシで会場を暖めつつ「ぞろぞろ」へ。

弟(一平)さんもそうだけど、ギャグを言った後に、
かならずドヤ顔っていうか、キメ顔するなァ。
そんなところは爆笑王の血が流れているからだろうか。

仲入り

柳家喬太郎「寿司屋酔虎伝」
ある寿司屋に起きた奇跡のストーリー。
ありえない親方の元には、ありえない職人ばかりが集まるって、
「粗忽長屋」じゃないんだからなァ。

喬太郎さんの新作と言えば、キャラクターのオモシロさと、
ナンセンスなギャグが持ち味。まーくだらないんです。
たしかに現代は変人もグローバルに多様化(なんだそりゃ)している訳で、
現代を落語で語ろうとすると、いろんな変な人が
登場するっていうのは単に楽しい気がします。

林家正蔵「芝浜」
「毎日スポーツ新聞を見るのが怖かった」とか、
「今年ほど夫婦を考える年はなかった」なんて
テッパンの海老名家ギャグをかます。

実姉がメシのタネを提供してくれなんて、
家内制手工業というか、コメディアンの血筋というか、、、
いや、もしかすると単に不幸なだけかもしれないけど。
で、夫婦と言ったら、、、「芝浜」なのでした。

大晦日だしトリだし、人情噺だろうな、と思っていたから、
少し予想出来てたので、
「そっかァ」とさんざん悪態つきそうな、ぼくですが、
正蔵さん自信の一生懸命さ、一貫した前向きさとかヒタムキさ。
そう言う、いまどき珍しい素直さ全開の人柄が
魚勝さんにノリウツっているようでしたね。

ただ、もうちょっと巧ければなァ、って、
コレが2008年最後に聞いた落語の感想なのでした。
でも、お互い生身なんだから、
「寿司屋〜」で帰るなんてあり得ないでしょ。


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