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東西競演・落語と歌の会 市馬VS姉様キングス

東西競演・落語と歌の会 市馬VS姉様キングス
2009年4月4日(土)会場:横浜にぎわい座

桂あやめと林家染雀による
芸者スタイルの音曲漫才コンビ 姉様キングスと、
江戸落語界きっての歌い手、柳亭市馬さんの競演です。
何が起きるのか全く見当もつかなかないママ、
楽しみに出かけました。

林家染雀「金明竹」
前座はナシで、まずは染雀さん。
この噺、東京で演る場合は関西弁の客人が
理解不明な言葉でまくし立てるっていう噺ですが、
上方でも意味不明な客人は関西弁なんですね。

噺が終わって「踊りを披露します」と言うと、
着物を後ろ前に着直し、ヒョットコの面を後頭部に着け
「後ろ面」という踊りを披露。
後ろ向きに踊って「前を向いているように見えたら
拍手してください」とのことで、
最初はよく分からなかったんだけど、
途中からオォ〜という展開に。
すごいすごい。拍手拍手でした。

桂あやめ「厩火事」
出てくるなり「ただ今は桂染雀、趣味の世界を
お贈りしました」と言って笑わせる。
たしかに盛りだくさんの会で「まだやるか」というほどですよね。
シャンソンまで予定しているのに。

マクラというか「アラフォー」にまつわるオモロイ漫談。
女性は自分にないモノを男性に求めるんだから、
歳をとると若い男と付き合う、なんてハナシから落語の方へ。

女房のお咲さんはエキセントリックで
デフォルメされた「アラフォー」のよう。
その亭主は若さとツヤがあるような良い男。
女性の目線だと「厩火事」は、
女がダマされてもしょうがないホドのイイ男と、
イロイロ分かっていても楽しんでいる女、
という感じになるんですかね。

ま、どの道、そんなにシリアスじゃぁない。
落語の良さですな。

柳亭市馬「片棒」
今日はどうなるんでしょう、と笑いながら楽しそうな市馬さん。
「木遣り」から始まって、山車とともに盛り上がるお囃子。
クライマックスにはワッショイワッショイワッショイと
盛り上がってからの「お祭りマンボ」が炸裂。

プログラムの後からも唄は登場するわけですが、
噺の中でもたっぷり登場するのでありました。

芸をひけらかすように演っている訳じゃなくて、
落語の中の人が本当に楽しそうに歌ったりしているんですよね。
市馬さんならではの楽しさ。
たまらないです。

仲入り

姉様キングス「音曲漫才」
「きんらい節」の替え歌での自己紹介。
「シングルマザーとオカマのコンビ〜」のクダリに大爆笑。
海外でも英語で唄って爆笑が起きるんだそうで、テッパンですな。
その後はドドイツ合戦、年増の女とオカマという
キャラの立ったトコロで爆笑させてくれます。
こうじゃなくっちゃなァ。
初めて姉キンで大笑いしました。

柳亭市馬「昭和歌謡ショー」
まず舞台の下手から司会の加藤宏さんが登場。
「柳亭市馬 専属司会の加藤宏です」の挨拶に一部からヤンヤの声援。
なんともアットホームで良いじゃありませんか。

加藤さんの司会で登場の市馬さんの登場。
衣装は袴姿なので、歌謡浪曲もやるのだろうか、と期待も弾みました。

「山の吊り橋」(春日八郎)
「哀愁列車」(三橋みちや)

その後は客席からリクエストを聞いてアカペラで、という趣向。
「母恋吹雪」「お百度こいさん」「建設の歌」
そしてリクエストがあったけど、、
最初からやるつもりだった歌謡浪曲の「俵星玄蕃」へ。

準備として、スタンドマイクを設置しに来たお弟子さんの市丸さんが、
今度二ツ目に昇進するとのことで実に中途半端な態度で客に挨拶。
不思議な人です。

そんなこんなでスタンドマイクの設置も終わり、
圧巻の「俵星玄蕃」が披露されるのでした。
曲が切れる度に加藤さんと市丸さんが
「終わりました、ありがとうございます」という感じで登場しては、
市馬さんが続きを唄いはじめてズッコケるというギャグ。
そんな笑いあり、モチロン台詞も歌も素晴らしいんですから、
なんて楽しいんでしょうか。

余芸の域を大きくはみ出したクオリティ。

アヤメビッチ&ジャクリーヌ「シャンソン」
トリは姉様キングスのシャンソン・バージョンによる歌謡ショー。
なんだそりゃ、と言う感じですよね。実際にみたらもっとそうです(笑)
この後に上がるのは誰も厳しそうだからトリなんでしょうかね。

「エクスタシー」
禁断の愛をテーマにしたオリジナル曲って、
ヤバいヤバすぎる。

「パルナスの歌」
ロシア菓子のパルナスのCMソングを熱唱。
なぜこの曲なのか分からないけど、
やらずにいられないんでしょうか。やりきる強さ。

「エヴァティトベイ」
ジャクリーヌさんが病気になったときに、
追悼ソングとして作られた「サントワマミー」の替え歌。
コレもクダラナすぎて呆れた。

声が良すぎるジャクリーヌさんに、
アヤメビッチ姐さんの大胆に露出された二の腕。
カンペキにどうかしていると思います。笑いました。

3人で「お富さん」
最後は3名が登場してアンコール。
悲劇的な物語に明るいメロディー、唄うは異型の人々。
一緒に唄う我々お客、とにかく楽しい、良い会でした。
何も知らない人が見たら、たぶんギョっとするかも。
でもそれでいいんです。

次は開店休業中のアニマル家馬夫・豚夫
姐様キングスの競演なんてどうでしょうか。


管理人の独り言
あかぎあい、木村カエラと歴代MCが週替わりで復活していたtvkの「sakusaku」ですが、とうとう三原勇希って、4代目MCが登場しましたね。
この番組の不思議な魅力、なんなんでしょう。最近はオモシロすぎるテレビ番組って疲れちゃうんで、ついついtvkとかTOKYO MXを見てしまいます。

 

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