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第十四回夕刊フジ平成特選寄席

第十四回夕刊フジ平成特選寄席
2009年4月28日(火)会場:赤坂区民センター

開口一番:立川らく兵「十徳」
ちょっと遅れて到着すると、噺のクライマックス。
良く笑うお客さんが多い、この会ですが、
良い感じの笑いが起きていたような、、、ヒイキしすぎですかね

古今亭菊六「権助提灯」
ツルっとした良い男の菊六さん。
声が良いですよね。
噺家らし〜いハズし気味のギャグからつかんでいくなど、
王道っぽい入り方にリラックスしてしまいます。
ヤキモチについてのマクラから噺の方へ。

気持ちの良いトーンでついついウトウトしながら、
噺の方も追いつつ、、、これって贅沢な時間ですよね。
ギリギリでおきてる、くらいが気持ち良いんです。

柳亭市馬「首提灯」
仲トリとは予想外でしたが、特に問題ないです。
春の陽気そのものだった昼間の陽気のように、
心地よい語り。
マクラではズンド斬りにされた奉公人の噺など、
侍に斬られた町人について。

はじまったのは「首提灯」でした。
さいきん聞かないっていうか、もともと珍しいですよね。
数えるほどしか聞いたことないな。
やっぱおもしろさを出すのが難しい噺なんでしょうか。

侍に向こう見ずにからんでいく町人の語りが、
江戸っ子の気質そのものといった感じで、おかしい。

首がずれるあたりのリアリティは、ホールでは
見る席でもずいぶんと違うんですかね。

ネタ卸しだった国立演芸場の時は、
ウワっって驚く場面もありました。

後半、首が切れていながらも
浮かれている町人が
「ドドイツでも唄おうか」というので
場内から期待の拍手があがるも
首から息が漏れてヘンな声がでちゃうのでした。
妙に期待した自分のことも含めて
笑っちゃいましたね。

「首提灯」ていうのは
なんだか気になる噺です。

仲入り

立川談笑「金明竹」
アブないハナシ、下品なハナシと、
いくつか試しながら、お客さんを探る談笑さん。
この日の会の出演者では、
一人だけ異色で改作・新作の人ではあるんですが、
古典のおもしろさを増幅したような
「金明竹」にお客さんは大喜びだったのでは。

この会は「笑いたい」という
お客さん多い気もするので古典とか改作とか、
実は余り気にしていないのかも知れないですね。

柳家三三「引っ越しの夢」
出てくるなり「お口直しを」って
なんだかんだとヤンチャな三三さん。
笑いも多くて「ほぼ古典の夕べ」にふさわしいネタでした。

マヌケでかわいくて、男だなァ、という人たちの
コメディらしいドタバタな感じと、
でも、そこまで下品じゃない感じ。
結末知っていても楽しいんですね。

しかしですね。中二階に釣りタンス、
ん〜家の構造が想像つかないんですよね。

講談社「落語百選」とかに出てくるのかなァ。
もうちょっと映像で伝わると、
もっともっと笑える噺な気がしますな。

どっかに書いてあるかな。


管理人の独り言
2009年4月29日といえば、NHKラジオで16時間あまりの放送となりました「戦後歌謡三昧」の日でした(てか今も終わってません)。
志らく師匠の司会、リクエストあり、特集あり、第10回紅白歌合戦あり、盛りだくさんでしたね。市馬さんによる三橋美智也特集、アコーディオンの杉さんを引き連れての「哀愁列車」披露も良かったです。
中でも感動したのは「日本映画に見る戦後歌謡」というコーナーでかかったフランキー堺の「雨に唄えば」。あまりに素晴らしくてひっくり返るかと思いました。また聞きたいと思っていたら、売ってますね、CD。同じ音源かわからないけれど、「シング・シング・シング〜昭和のジャズ・ソング名唱選」というコンピレーションに収録されている模様です。やった!


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