« 2009年10月 | メイン | 2009年12月 »

2009年11月 アーカイブ

2009年11月30日

朝日名人会 第94回

朝日名人会 第94回
2009年11月20日(土)会場:有楽町朝日ホール

久しぶりの朝日名人会。もろもろあって、弥助さんの高座を
ロビーで聞いてから席の方へ。

開口一番:古今亭志ん坊「元犬」

五街道弥助「鹿政談」

橘家圓太郎「三年目」

柳家さん喬「雪の瀬川(上)」
来月の「朝日名人会」で(下)を口演する予定とのことで、
今回は途中まで。
「明烏」の時二郎のような若旦那が
女郎買いをするまでの顛末から、花魁の瀬川が登場して、
二人の馴れ初めが語られたところまででした。

たっぷりと間をとった叙情的なトーン。
この噺に場面場面ではマッチしているようで、
そこはとても良かったです。
恋の現場の空気感の美しさというものかなァ。
ま、途中刈り込んで短くしてもらって
サゲまで一気に聞きたかったですけどね。
わがままですが(来月は出かけられないのでした)。

仲入り

入船亭扇遊「厩火事」
ここで、落語らしいリズムの噺に変わるような楽しい構成。
テンポが良くてイキイキとした楽しい高座でした。

柳家権太楼「二番煎じ」
とにかく爆笑編といった感じで、
番屋に侍が入ってきた後なんて
そのまんまコントという感じのドタバタぶり。
あ〜くだらない(もちろん良い意味で)と
ホノボノしてしまいました。

いざというときに「宗助さんが」を
連発する男のセコさっていうんですかね。
これからの季節、楽しい噺です。


管理人の独り言
「mixi同級生」っていうのがはじまりまして、ほんとに15年ブリくらいで同級生と再会できました。あ、正確に言うとまだ会っていないんですが、連絡先すら分からなかったので、うれしいかぎりです。
出来なかったことが出来るようになると、便利だな、と素直に思う今日この頃です。
(BGM:Megadeth「Rust In Peace」


2009年11月28日

立川志らくシネマ落語 特別編 Vol.3

立川志らくシネマ落語 特別編 Vol.3
2009年11月16日(月)会場:紀伊國屋ホール

紀伊國屋ホールでの年1回開かれるシネマ落語の会です。
前回は「ゴッドファーザー」でした、
もう人が多くて途中で、こんがらがっちゃいましたけど
楽しかったし良い思い出です。

立川らく次「湯屋番」
ちょっと遅れたので途中から聞きました。
どなたかのブログで見ましたけど、
実は「桑名船」を演ろうと思ってた、とかいう
ギャグをかましたとか!?これ笑っちゃいました。
会場で聞きたかったなァ。

立川志らく「抜け雀」
まず「シネマ落語とは」や過去の作品のハナシ、
前回の「ゴッドファーザー」は落語チャンチャカチャン
(いくつかの落語をつなげたもの)で
映画を再現したところがあるので、全部分かるのは
落語ファンでなおかつ「ゴッドファーザー」のファンだけ、っていう、
メチャメチャマニアックなことになっちゃった、とか。

あとは最近の映画のハナシ。「空気人形」ですね。

噺の方へ。激しく心地よかった「抜け雀」。
絵描きが絵を描くときの「ワチャワチャチャ〜」は、
コントやマンガのようだけど、
絵から雀が抜け出てくるようなファンタジーの世界なら、
こんなこともあるのかも、と後になると思うんですよね。

仲入り

立川志らく「シネマ落語 タイタニック」
いやァ、もうね。良いですね。
とくにラストがですねェ、あぁもう良いなァとしか言えないです。

というわけで、どんな噺かは、
志らく師匠の新刊「シネマ落語」に収録されていますので、読んでみてくださいませ。

もちろん本とは当然、口演なので違っている部分があります。
サゲの台詞がロマンチックだったかな。

途中、船の上で風に吹かれているような、
そんな空気まで感じてしまったのは、
もうぼくがノメリ込みすぎていたからなんですかねェ。
または「タイタニック」だ、と思って聞いていたからかなァ。

で、ラストに向かって「そうか、そうなるのか」と気づいてからも、
何が起きるのか分からず、ドキドキしてしまうのでした。

ストーリーには終わりがなさそうに思えるけど、
でも終わらなそうでいて唐突に終わってしまうのが
落語なのかもしれません。


管理人の独り言
さわやかな週末の朝とかにききたい音楽ってFreeTEMPOとかかなァ、と思って聞いてますけど、案の定なんか妙味心地良いのでした。
アルバムでいうと「SOUNDS」とか「IMAGERY」とかですね。TSUTAYAとかならレンタルもあると思います。


チケット発売情報です〜(11月28日〜12月1日)

チケット発売情報です〜(11月28日〜12月1日)

11月28日(土)発売
2010年1月11日(月・祝)柳家喬太郎・橘家文左衛門 二人会
会場:EBIS 303
出演:柳家喬太郎 / 橘家文左衛門

2010年1月14日(木)千住落語会「東西“新旬”競演」
会場:THEATRE1010
出演:桂文珍 / 柳亭市馬 / 桂文三 / 立川生志 /
三遊亭王楽 / 春風亭一之輔

11月29日(日)発売
2010年3月18日(木)第5回 多摩千客萬来亭 春風亭昇太 独演会
14:30開演 / 18:30開演
会場:パルテノン多摩 小ホール
出演:春風亭昇太 / 春風亭昇乃進 / 柳家紫文 他

11月30日(月)発売
2010年2月20日(土)立川談春 独演会
会場:麻生文化センター 川崎市麻生市民館
出演:立川談春

12月1日(火)発売
2010年2月25日(木)渋谷東横落語会 其の十四
会場:セルリアンタワー能楽堂
出演:桂枝太郎 / 三遊亭白鳥 / 桂楽珍

横浜にぎわい座 正月興行
新春特選演芸会
2010年1月1日(金・祝)
出演:柳家小さん / 柳亭左龍 / 五街道弥助 /
松旭斎すみえ / 東京ボーイズ / ぴろき 他
2010年1月2日(土)【午前の部】
出演:三遊亭鳳楽 / 三遊亭楽太郎 / 三遊亭全楽 / 三遊亭楽京 /
三遊亭鳳志 / 三遊亭きつつき / 堺すすむ / OZ(マジシャン) / ニックス
2010年1月2日(土)【午後の部】
出演:三遊亭円丈 / 林家しん平 / 鈴々舎わか馬 /
おぼん・こぼん / 柳家小菊 / びーランチ 他
2010年1月3日(日)【午前の部】
出演:三遊亭好楽 / 三遊亭円橘 / 立川ぜん馬 / 三遊亭好太郎 /
三遊亭兼好 / 三遊亭王楽 / 三遊亭好の助 / ナポレオンズ / さこみちよ
2010年1月3日(日)【午後の部】
出演:柳家さん喬 / 桂平治 / 立川生志 / 三笑亭可龍 /
昭和のいる・こいる / ボンボンブラザース / マグナム小林
2010年1月4日(土)
出演:柳家権太楼 / 柳家三三 / 春風亭一之輔 / 青空球児・好児 /
林家正楽 / 上條充・福田久美子 他

2010年1月5日(月)睦会〜扇遊・鯉昇・喜多八 三人会〜
出演:入船亭扇遊 / 瀧川鯉昇 / 柳家喜多八

2010年1月8日(金)第三十四回 志らく百席
出演:立川志らく(「死神」「中村仲蔵」)

2010年1月10日(日)歌之介・談幸・小三太の会
出演:三遊亭歌之介 / 立川談幸 / 柳家小三太

※ぴあの画面で変なエラーが出ることがありますが、
一回その画面閉じて、リンクをもう一回押してもらえば、
エラーじゃない画面が出ると思います(意味不明な仕様)。

※買い逃したくないチケットなどは、
ぜひ、ご自身でご確認をお願いします。


管理人の独り言
前川清って、ものすごく歌いいんですよねェ。「うわぁあぁぁあぁ〜」とか「うぉおおおお」とか、これの細かい違いに気づくと、よりハマれます。
曲も案外モダンな曲が多いんです。


2009年11月25日

立川志らくの落語論

立川志らくの落語論
2009年11月14日(土)会場:朝日カルチャーセンター横浜

立川志らく「志らくの落語論」
会場の司会の方による紹介が終わると、
ジャケット姿にメガネという珍しい形で師匠が登場。
まずは洋服での立ちでのトーク、
仲入り後に落語を二席という構成とのこと。

立川志らく「立川志らくの落語論」
立川志らくが落語家を志して入門、
そして今日に至るまでのダイジェストを
語ってもらえました。

落語論と言うよりは
落語家を志す以前の志らく師匠や、
入門してからの家元(談志)からの教えなどなど、
また、さまざまな失敗談やドジ話など、
青春物語のような楽しいお話が中心。

その中で落語家や芸人としての心構え、
人生訓のようなカタチで紹介されたのは、
家元からの教え「お前だけは、バカになるな」。
これは期せずして敵を作ってしまいながらも、
自分のなすべきことに進む良いきっかけになった
というようなハナシでした。

あとは「稽古をするようなヤツはダメ」。
映画や芝居など落語以外のことをやることで、
自身の古典落語が進化する、という
志らく師匠の信念につながります。

今のような落語ブームの時期に落語だけやっていてはダメで、
自分以外だと柳家花緑さんが色々なことをやっていて、
あとあと凄く怖い存在じゃないか、というお話もありました。

仲入り後のシネマ落語については
シネマ落語は「天国から来たチャンピオン」
古典は「死神」を演ります、とのこと。

翌々日に高座にかける予定の「タイタニック」にして、
その練習にしようと思っていたけど、
すでに常連のお客が多いのでやめます(笑)なんて、
言っていました。

仲入り

立川志らく「死神」
十八番の噺で、もちろん、このあとの
シネマ落語の重要な登場キャラクター、
死神が登場します。

立川志らく「たまや」(シネマ落語「天国から来たチャンピオン」より)
初めからお終いまで、
美しいラブソングのような一席。
もちろんキレイなだけじゃなくて
ギャグもふんだんに、っていうか、
ギャグ自体が物語のキーになって居います。

例えば鼻をこする仕草で
たまやの親方が「ハッ」となる場面。
何度聞いても大笑いと同時に、
なんともいえない感覚が押し寄せてきます。

あとこれも何度だって書いてしまうんですが、
必殺の台詞「そいつは俺」の美しさ。
祈りにも近い想いが恋なのだなァ、と
ジーンとしてしまうのでした。

なるほどなァ、恋って良いモンですよね。
やめられないです。

家元や、志らく師匠の落語って、
人間を描きながら、けっしてそれを
突き放したり対象化せず、
むしろ寄り添うようにやさしく、
おかしく、かわいらしく描いていると思うんです。
大好きなんですよね。


管理人の独り言
なんかむかし良く聞いてた音楽とかって、当時の思い出とセットになってることとかが多い気がします。
さいきんは気づくと10年前とかのことを思い出していることもありますが、やっぱ忘れることの方が圧倒的に多いんですよね。
(BGM:電気グルーヴ「VOXXX」


2009年11月24日

鈴本 市馬落語集

鈴本 市馬落語集
2009年11月13日(金)会場:鈴本演芸場

冷たい雨の降る中、18時開演です。
外は寒かったけど熱気というよりも、
あたたかいバイブス会場内。
市馬落語集に来たなァ、とうれしくなります。

開口一番:柳亭市也「真田小僧」

柳亭市江「無精床」
二ツ目昇進の簡単な挨拶から、すぐにはじまる。
どこか真っ直ぐな表情でいるようで、
気持は斜に構えているような、
妙なたたずまいの人、不思議です。

噺が終わって
「お時間がありますので踊りを」と「夕暮れ」を踊る。
これがまた落語と同じで妙な味が出ています。
まだ「味」とまでいかないかも知れないけど。

柳亭市馬「試し酒」
「踊りの稽古をしている」って聞いてたんだけど、、、と
弟子の小言を言う市馬さん。
なんだかんだと、愛のある言葉なのです。

「試し酒」実は、あまりちゃんと聞けなくて、
もう久蔵さん三升くらい飲んだところから
なんとか復帰して聞けました。
五升の酒を飲み干した久蔵さんというか市馬さんに、
ぶわ〜っと自然な中手(拍手)が。

この空気が良いんですよね。市馬落語集。

仲入り

寒空はだか「歌うスタンダップコミック」
時事ネタ連発、唄ネタ連発、いやー笑えました。
民主党のネタなんて、もうホントなんなんだろうな、
こんなに笑えるなら民主党政権も良いじゃないか
とか、思っちゃった。
淡々としているけど、でもフックありまくりの漫談。

柳亭市馬「抜け雀」
市馬さんと寒空はだかさんとの出会いは
はだかさんが大学生で落研に居たころだったんだけど、
鈴本と言えば落研出身者にとっては
カーネギーホールみたいなモンで、彼も喜んでる、
みたいなハナシだったかな。

で、ネタ出しされていた噺です。
出色なのは「文七元結」なんかもそうなんだけど、
おかしくてバカな夫婦。
理屈抜きでおかしくて、でも、あるある、ありそう!と
声に出しちゃいそうなバカバカしいリアリティ。

筋はもちろん「良い噺」なんだけど、このバカバカしさが、
見事に落語という感じで、もうね、たまらないのです。
とくに宿屋の主人が魅力的で、
かわいらしいし、ちっとも懲りないところも良い。

そういえば「東京かわら版」の
市馬さんのインタビューの中で、
「『芝浜』を演ってみたい」というようなことが
書いてありましたが、ひょっとして
かなり面白いのかもなァ。


管理人の独り言
来年予定されてる「立川談春アナザーワールド」って何なんですか。最近スッカリうとくなってしまいました。
「鰍沢」ですかァ、聞きたいな。

2009年11月23日

チケット発売情報です〜(11月23日〜11月27日)

チケット発売情報です〜(11月23日〜11月27日)

11月23日(月・祝)発売
2010年2月21日(月)前進座劇場プロデュース 三人寄席
会場:前進座劇場
出演:柳亭市馬 / 入船亭扇遊 /古今亭志ん輔 / カンジヤマ・マイム
→申し込みは電話・Faxです。電話はつながりにくいんですよねー

11月24日(火)発売
2010/2/19(金)林家たい平独演会
会場:埼玉会館 小ホール
出演:林家たい平

12/31(木)横浜にぎわい座〜新年カウントダウン寄席〜
会場:横浜にぎわい座
出演:立川志の輔 / 立川生志 他

11月25日(水)発売
2010/3/22(月・祝)桂歌丸 三遊亭円楽 二人会
会場:栃木県総合文化センター メインホール
出演:桂歌丸 / 三遊亭円楽

鈴本演芸場 新春爆笑特別興行
第1部(AM11:00~PM1:40)主任:三遊亭圓歌 番組表
第2部(PM2:10~PM4:50)主任:林家正蔵 番組表
第3部(PM5:20~PM8:15)主任:柳家小三治 番組表
2010/1/1(金・祝)第一部 / 第二部 / 第三部
2010/1/2(土)第一部 / 第二部 / 第三部
2010/1/3(日)第一部 / 第二部 / 第三部
2010/1/4(月)第一部 / 第二部 / 第三部

11月26日(木)発売
たぶんめぼしいチケット発売はないです。たぶん。

11月27日(金)発売
2010/3/16(火)入船亭 扇遊・扇辰 兄弟盃の会
会場:東京芸術劇場 小ホール2(池袋)
出演:入船亭扇遊 / 入船亭扇辰

2010/2/18(木)春風亭小朝 独演会
会場:ゆうぽうとホール(五反田)
出演:春風亭小朝

2010/3/8(月)柳家喜多八 独演会「喜多八膝栗毛 春之風」
会場:博品館劇場(銀座)
出演:柳家喜多八(「お見立て」他) / 春風亭一之輔 [ゲスト]鏡味仙花

※ぴあの画面で変なエラーが出ることがありますが、
一回その画面閉じて、リンクをもう一回押してもらえば、
エラーじゃない画面が出ると思います(意味不明な仕様)。

※買い逃したくないチケットなどは、
ぜひ、ご自身でご確認をお願いします。


管理人の独り言
ひさびさに寄席でも行ってみるかなァなんて思って、しばらく行ってないですが、相変わらず混んでいるんですかね。行ってみないと分からないとか、なんとなくめんどくさいんです。

2009年11月20日

志らくのピン 古典落語編(2009年11月)

志らくのピン 古典落語編(2009年11月)
2009年11月10日(火)会場:内幸町ホール

立川らく兵「居酒屋」
開口一番は、らく兵さん。
このところ、細かいギャグをポンポンと入れてくるので、
その妙なおかしさが少しクセになってきます。
「イタコ?」「アルカポネだろ」
「そらイタ公だ」だって。
お客がざわつきはじめました。イタ公ってさァ。

立川志らく「後生鰻」
今日は「知っているかぎりの『円楽伝説』を語ります」と、
とっても不条理な爆笑エピソードで円楽追悼の枕。
いやァすごいすごい。おもしろかった。
「天才とキ○ガイは紙一重かも知れません」と言って、
サイコで殺生(せっしょう)嫌いなオジイさんの噺へ。

たしか以前に志らくのピンで聞いて以来なんではないでしょうか。
その時も大笑いだったんだけど、なぜか新鮮に感じられました。

ジイさんの狂気はプラスされているようで、
これは言葉からは読み取れないんですよね。
もちろん言っていることもやっていることも、
十分におかしいんだけど。

立川志らく「崇徳院」
こちらも久しぶりに聞く噺です。
今は恋わずらい、なんてないでしょうが、
昔は道で男女が気楽に話すようなことも
はばかられたようだったから、
パっと見て、カーっと熱が
上がるようなことがあった、と噺の方へ。

家元(談志)の文庫本「談志の落語(一)」で
「家元、恋とはなんだ、と問われたら、
ズバッと説明できる。コイコイの短い奴だ。」とありました。
凄い言葉ですよねェ。

恋は一方的なモノだ、と言うことなんですが、
その若い恋の美しさと、正反対の熊さんの
汗だくでハラペコの悲惨さが、清濁というか、
なんともおかしさが際立っているようです。

「あっしは羊羹は三切れ」とか
「みかん踏んづけてましたか?」なんかを聞くと、
あァ、この熊さんって人好きだなァ、この世界も、
と楽しくなってしまうのでした。

ま、何度も聞いてるわけで、だから筋書きがとか
結末がどうこうとかじゃないんですよねェ、
落語って。

しかし「みかんは踏んづけてないけど、
草餅踏んづけてました」ってなんなんでしょうか。
笑いました。

仲入り

立川志らく「井戸の茶碗」
「3人寄れば、かしましい」なんて言葉もありますが、
正直者が3人寄るとどうなるか、とうのがこの噺と、
手短な言葉からすっと噺の方へ。

この噺もちょっと久しぶりかなァ。
全体が楽しい喜劇で(高木の家来)ヨウスケなど、
奇天烈な脇役も強烈に主張してくるので、
どんどんおもしろくなってきます。

あとはラスト。
単なる美談になりがちなところを
「屑屋が侍に惚れる」っていう、
もう一つ、ドラマを作ることで
大きいフックにしているっていうか。

ここに緊張感のあるシーンを入れることで、
さんざん真剣にふざけていた人たちの、
生真面目さが際立つようで、
すっと3人の正直者の魅力が増したように思いました。

ギャグはそのままに心地よい音楽を聴いたような、
感想は少しさわやか、でも印象はあくまで強く。
ま、ひと言でいうと「今日も楽しかった」となります。


管理人の独り言
談志の落語(一)」なんですが、すでに落語(というか話の内容)を知っているからなのか、不思議とスイスイと読めます。なんともリズミカルな文体というか、口述とは違った魅力があるように感じました。っていうか、そうじゃなきゃ出す意味ないですもんね。
楽しい本です。


2009年11月17日

チケット発売情報です〜(11月16日〜11月22日)

チケット発売情報です〜(11月16日〜11月22日)

う〜ん。ぜんぜんないですね。
もちろん、こんな時もあります。

11月16日(月)発売
2010/1/16(土)朝日名人会 第96回
会場:有楽町朝日ホール
出演:立川志の吉 / 桃月庵白酒 / 五街道雲助 /
古今亭志ん輔 / 柳家権太楼

11月17日(火)発売
月例 三三独演・新春連続公演
2010/1/12(火)「富久」他[ゲスト]宝井琴調
2010/1/13(水)「蜆売り」他[ゲスト]笑福亭たま
会場:国立演芸場

2010/1/8(金)新春初笑い 三遊亭小遊三・春風亭昇太 二人会
会場:調布市グリーンホール 大ホール
出演:三遊亭小遊三 / 春風亭昇太 他

11月18日(水)〜11月20日(金)
たぶんめぼしいチケット発売はないです。たぶん。

11月21日(土)発売
2010/1/16(木・祝)立川談春 独演会
会場:高崎市文化会館

11月22日(日)発売

2010年1月26日(火)27日(水)立川談春独演会
会場:三鷹市芸術文化センター 星のホール
出演:立川談春
※MARCLE会員のみ、一般の発売は11月23日(月・祝)です。


※ぴあの画面で変なエラーが出ることがありますが、
一回その画面閉じて、リンクをもう一回押してもらえば、
エラーじゃない画面が出ると思います(意味不明な仕様)。

※買い逃したくないチケットなどは、
ぜひ、ご自身でご確認をお願いします。


管理人の独り言
このところ、いくつか落語本を買ってしまって、とても読み切れていないんですが、いまんとこ凄くおもしろいのが「落語大看板列伝」です。

柳家小さん、金原亭馬生、春風亭柳昇、桂文治、桂枝雀。「五枚の大看板」について、色んな角度で語られてます。とくに、小さん、小朝の対談なんて、、、この内容最高すぎます。



2009年11月16日

第三十三回 志らく百席

第三十三回 志らく百席
2009年11月1日(日)会場:横浜にぎわい座

いよいよ100席まであと4席となりました。
この日は2席なので、来年1月が最終回となります。
(こちらのネタは「中村仲蔵」と「死神」を予定)

立川らく次「雛鍔」
いろいろあって途中から、スッキリと綺麗な語り口。
巧さも感じられるようになってきた、
つまりおもしろいです。

立川志らく「二人旅」
出てくるなり「風邪をひいて体調が悪くて」とのこと。
咳がようやく止まったんだけど、、、と言いながら、
昔に高熱の中に演った「唐茄子屋政談」が良かったこともあるし、
体調と落語の出来はあまり関係がないし、
むしろ逆のこともある、というようなハナシでした。

あと「熱は良くても痛みには耐えられない」と
前座時代にギックリ腰になってしまったエピソードや、
さいきん行かれた温泉での知名度についての気になるハナシなどなど、
落語が2席ということもあって、たっぷりなマクラでした。

そして始まった「二人旅」ですが、
ひたすらヤヤコシい謎掛けの部分を
「体調悪いときは出来ない」と突然バッサリとやめて、
都々逸のパートに移る前に、謎の歌を唄うシリーズを入れたり、と
「これは後半の『双蝶々』に全力を傾けよう」なんて
ギャグも飛び出すほど。

ウチの父親曰く「なんだ、あの噺は」とのことで、
「あの噺が悪い」とスッカリ志らく師匠を
ヒイキしているようでした。
志らく師匠にとってはチャレンジしている
家元(談志)の十八番のひとつで、
いつも「難しい」とおっしゃられている噺ですよね。

仲入り

立川志らく「双蝶々」
歌舞伎にも同じ演題があるけれども、
それとは全く別の噺とのことで、さらに、
この噺がなぜ、この名前で呼ばれるようになったのかは
ハッキリとしていないのだそうです。

「双」には「裏表」を意味することがあって、
長吉の人生の表と裏を表しているとか、
長兵衛と長吉の二人の「ちょう」が「蝶々」に
つながっているのだとか。などなどあって、
1時間程度の人情噺に突入しました。

まずクライマックスシーンから
はじまる映画のような演出で印象的です。

これ、この前たまたまDVDを見たんですが、
ブラアン・デ・パルマ監督でアル・パチーノ主演の
「カリーとの道」を彷彿とさせるんですよね。

ギャングのような悪党にも、
家族や恋人、友人への情がある。
大悪党だと言ったって、ささやかで小さな幸福を願っている。
そんなテーマをこの「双蝶々」に
見いだしているのかも知れないなァ、とか。

途中、息が詰まるような番頭と長吉の場面を
コミカルにして飽きさせず、
定吉殺しの場面では狂気の表情を浮かべる。
そしてストーリーはクライマックスへ。
「筑波下ろしの風」と冬の寒さで
「はじめに戻った」と予感させる。

親子の再会・別れの場面は、感情をこめて情感豊かで
シリアスな「泣き」の場面。
寄ったり引いたり、カット割りを
しているかのような吾妻橋の場面。
どんどん映像が浮かんでくるようです。

ひたすら貞淑に夫と息子を支え続けた
妻であり母であるお光が、
悲しみの果てに見た光景で物語が終わる、、、

初演の時から何度か聞いていますけど、
凄くないですか、この噺。
スゲーなァ、かっこいいなァ、と夢中になって聞きました。

で、拍手のあと、
残りあと一回で100席となりますが、その次は、
もう一回「志らく百席」を同じプログラム、
同じ順番で演るというアイディアがある、とのことでした
(これには場内拍手)。

百席ぜんぶに付き合った客も少ないだろうし、
途中から来ているお客もいるとおもう。
何より良くなった、ダメになった、なんて
話題にしてもらえるだろうし。
(「最後から2回目の『二人旅』なんて前に演ったときは
ボーッとしてひどかったらしいよ」なんて噂されたり、
言っていましたが)

で「あと、、、私の僚友の(立川)文都さんが
亡くなって、、、」と話しはじめた志らく師匠。
「芸人なんだから笑って
送り出さなくちゃいけないんだけど」と言いながら、
時々、言葉を詰まらせる志らく師匠の姿に、
涙が出そうになってしまいました。

最後は「文都さんの落語を聞かれた方、
きょうは彼の落語が「こうだった、あぁだった」と周りの人に、
ひとつで良いのでしてあげてください」というひと言でした。


管理人の独り言
カリートの道 スペシャル・エディション(DVD)
アル・パチーノもかっこいいんですが、弁護士役のショーン・ペンも良いんですよね。冒頭のサスペンス場面の演出も良いです。「スカーフェイス」と比べると地味な印象がありますけど、そういう映画なんだと思います。


2009年11月14日

チケット発売情報です〜(11月14日〜11月15日)

チケット発売情報です〜(11月14日〜11月15日)

とりいそぎ今週の土日分のみです。

11月14日(土)発売
2010/1/30(土)彩の国さいたま寄席〜四季彩亭
新春東西落語競演会

会場:彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
出演:桂米團治 / 柳家花緑 / 桂歌之助 / 春風亭一之輔 他

2010/2/20(土)春風亭小朝独演会
会場:桶川市民ホール(埼玉県)

新春!しながわ寄席
会場:よしもとプリンスシアター
2010/1/1(金・祝)[出演]桂文珍 他 [ゲスト]柳家三三
11:30開演 / 15:00開演
2010/1/2(土)[出演]桂文珍 他 [ゲスト]柳家花緑
11:30開演 / 15:00開演
2010/1/3(日)[出演]月亭八方 / 桂きん枝 他 [ゲスト]林家たい平
11:30開演 / 15:00開演
2010/1/4(月)[出演]桂文珍 他
[ゲスト]春風亭昇太 12:30開演 / [ゲスト]柳家三三 16:00開演
2010/1/5(火)[出演]桂三枝 他 [ゲスト]柳亭市馬
12:30開演 / 16:00開演
2010/1/6(水)[出演]桂三枝 他
[ゲスト]柳家花緑 12:30開演 / [ゲスト]立川志らく 16:00開演
2010/1/7(木)[出演]桂三枝 他
[ゲスト]柳家花緑 12:30開演 / [ゲスト]三遊亭遊雀 16:00開演
2010/1/8(金)[出演]桂三枝 他 [ゲスト]柳家花緑
12:30開演 / 16:00開演
2010/1/9(土)[出演]笑福亭松之助 / 林家染丸 他 [ゲスト]柳家喬太郎
11:30開演 / 15:00開演
2010/1/10(日)[出演]笑福亭仁鶴 他
[ゲスト]春風亭昇太 11:30開演 / [ゲスト]柳家三三 15:00開演

11月15日(日)発売
2010/1/16(土)朝日名人会 第96回
会場:有楽町朝日ホール
出演:立川志の吉 / 桃月庵白酒 / 五街道雲助 /
古今亭志ん輔 / 柳家権太楼

2010/2/23(火)第3回 産経新聞 平成特選寄席
会場:赤坂区民センター 区民ホール
出演:柳家喬太郎 他

※ぴあの画面で変なエラーが出ることがありますが、
一回その画面閉じて、リンクをもう一回押してもらえば、
エラーじゃない画面が出ると思います(意味不明な仕様)。

※買い逃したくないチケットなどは、
ぜひ、ご自身でご確認をお願いします。

2009年11月12日

笑福亭鶴瓶 落語会

笑福亭鶴瓶 落語会
2009年10月31日(土)開場:紀伊國屋ザザンシアター

漫才のコンビをゲストに招いて、
公演までシークレットということで、
もうどうしたらわからず、とりあえず1回は
行くことにしたのでした。

けっきょくゲストは5日間(6回公演)で、
以下の形だったようです。

10/28 おぎやはぎ
10/29 中川家
10/30 キャイ〜ン
10/31(昼) ナイツ
10/31(夜) 爆笑問題
11/1 ブラックマヨネーズ

こ、これは人気・実力あわせ持つコンビそろいの
なかなかスゴいラインナップではないでしょうか。
「ツッコミ」が良いコンビが並んでいるかなァ。

笑福亭鶴瓶「鶴瓶噺」
(遅刻しちゃってアタマ聞いてません)
落語ブームについて、「ブームだブームだ」と
言っていたらホントにブームになったので、
そんな商法、みなさんもどう?なんて冗談を。

で、そんなブームのさなか、
いろんな会に行くけど、どこも混んでいて、
この前は練馬で談春の出る会に行ったんだけど、、、
「談春言いますとね」と
談春さんとの出会いから昔に家元の見舞いに行った
ハナシなどなど、実にさらっとおもしろく語ってくれたのでした。
いやァおもしろい。

ナイツ「漫才」
別に今さら言うことじゃないんだけど、
かなりおもしろいです。

まずネタかと思ったら自己紹介だった、ってネタ。
もう一本分聞いて、客は満足しているのに、
その後に、ジャイアンツネタも短めに。
自由自在と言った感じ。

笑福亭鶴瓶「死神」
「ナイツはステージの場数が凄いし、
それだけに舞台でも自在で凄い」
なんて軽くゲストを褒めてから噺の方へ。

噂には聞いていた「鶴瓶版 死神」というヤツで、
死神がキレイな(ですよね?)女だ、というのが一番の特徴。

通常は「死神=神」なので、
超然とした存在である、ということをベースにしてますよね。
たとえば家元(談志)の「死神」は
ストレートに神である死神を描いているんだろうけど、
鶴瓶さんのは、女の死神と死神に助けられる男の関係を新たにして、
ドラマを作ろうとしているみたいな感じでしょうか。

すでに「人」ではなくなった存在が、
人に未練をかけるっていうのが、
志らく師匠の「上海パラダイス(「鉄拐」後日談)」に
少し雰囲気が似ているかなァ、なんて思いました。

ラブストーリーですもんね。

仲入り

笑福亭鶴瓶「愛宕山」
緞帳(どんちょう)が上がると、
舞台の後ろが半円に切れていて、
奥に水墨画のような山々の絵が見えます。

で、噺の方はと言うと、
「愛宕山」にはあまり詳しくないんですが、
上方だと幇間(たいこもち)の設定が少し違うんですよね。
大阪のお客をしくじって京都に流れてきたっていう、
これでだいぶ印象が違う気もします。

その人間性みたいなモノが、
お金を谷底にひろうってあたりにも繋がるし、
なんか大阪人なんですよね、っていうのがあるみたい。
(ぼくは大阪の人のことは良くわからないんですけど)

鶴瓶さんの「愛宕山」、
ずいぶんと楽しい雰囲気が出ていましたね。
カラッと明るくて聞いているこちらにも
楽しい野がけ(登山)させてしまいます。

鳴り物も入って、すーっと聞きながら、
ドラマ「ちりとてちん」を思い出してました。
あの中では落語は劇中歌みたいに
「愛宕山」が使われていたっけ、なんて懐かしい感じ。

噺が終わると、舞台後ろのフスマが開いて、
後ろには、すごく大きなカワラケ
(「愛宕山」に登場する土の皿)が、
少し見えていた水墨画は、
そのカワラケの上の方が見えていた、という格好。

「初めは落語素人だったスタッフも、
こんなものを考えて持ってくるようになった」と鶴瓶さん。
手間も金もかかってるなァ。アイディアも良い。
それに本気でやってるのが伝わってくる。

鶴瓶さん自身が一流のタレントだからこその、
客から求められている内容・クオリティを
軽くクリアして、納得させていたように思えて、
非情に楽しく帰れました。


管理人の独り言
実はあまり期待せずに買った堀井憲一郎さんの「落語論」なんですが、これ面白いですよねェ。
なんか書こうとするとハマってしまいそうなので、それはよして寝ます。


2009年11月10日

志の輔らくご in ACT

志の輔らくご in ACT
2009年10月30日(金)開場:赤坂ACTシアター

ここ数年、秋頃に国立大劇場での独演会がありましたが、
そちらは今年はなくて、赤坂SAKASにある
赤坂ACTシアターでの「志の輔らくご」です。
1,324席の大劇場での4回公演。

立川志の輔「はんどたおる」
いわゆる時事ネタの連発で
共感と笑いをかっさらっていく、いつもの枕から。
金曜の夜、仕事人がようやく
たどり着いた落語会という感じでも違和感がなくて、
ゆっくりと始まる落語会という感じで、
心地よいんですよね。

で、噺の方はお得意の自作(新作)です。
オマケやオトクの罠にハマっていく夫婦の寸劇。
まさに我々の身近にひそむ狂気(かな)
この手の新作は良いと思うなァ、志の輔さんの夫婦が、
かなり面白いんですよね。

松永鉄九郎社中による長唄演奏
モダンな劇場に現代を語る枕。
現代の(新作)落語と続いたプログラムに、
純日本的な空気を吹き込んで、心地よくさせてくれます。

立川志の輔「ねずみ」
ここで古典の人情噺。
ま、そこまで泣ける話ではないのですが、
美談だし「良かったね」納得できる作品。
こうなると仲入り後は、大きな劇場ならでは、
という作品が来るのかな、と先読みして楽しむ人が
居たとか居ないとか(ぼくのことですね)。

あ、そう言えば仙台の職人・飯田丹下が
作り上げた木彫りの「トラ」について、
甚五郎の弟子に「トラの表情に余裕が足りない」
「本当は首まわりのたるみ(って言ってたかな)が
トラの余裕を感じさせるのに」と評価をさせて、
これがトラらくしない、他の猫科の動物に見えなくもない
ということを伝えつつ、「ネコかと思った」の
サゲにつなげていましたね。書いてること細かいけどなァ。

ま、こういう工夫が聞いている側が
「不思議に思う(思考ストップ)ことなく聞ける」
わかりやすさってことかな、と思ったので書きました。

立川志の輔「政談 月の鏡」
ハカマ姿で登場。少し期待はしていましたが
「(海外ドラマの)『24』が楽しみで」と始まったので、
やっぱり演るかァ、となったのでした。
2年前の国立大劇場での演目でしたよね。

この作品、数ある圓朝作の中で唯一と言っていいほど、
「?」な作品とのことです。
作者の圓朝は「落語にはもっとも向かない」
サスペンスやミステリーに挑戦したのではないか、と。
そんな作品に取り組む、実験的な高座ということでした。
まァこんなヘンテコなことをするのは
志の輔さんくらいだと思います。

いくつもの縦軸のストーリーが
徐々に交差していく構成は、まさに「24」を意識したモノで、
場面場面でアノCM前の映像演出を挿入する悪ノリぶり。
ま、笑えたんですが、マジメに言うと、
アタマで浮かべている内容を映像で確認する、っていうのが、
かえって面倒なんですけどね。

という訳で、新作、古典、実験作の3本の会。
次の大きい独演会は正月のパルコ公演の告知もされ、
いやがおうにも盛り上がりながら会はお開きとなったのでした。

やっぱ、ここで実験作ぶつけるあたりが良いですよね。

志の輔さんと言うと、こう上手く言えないけど
落語を大きく広げていこうと、
噺に意味性みたいなモノを付加して、
お客を納得させたり、そういう可能性を
追求している部分があるのかな、と思うんですよね。
なので、どんどん長くなっていくんじゃないかな、とか。

でもそんな「内容がありすぎる」落語は、
所謂イリュージョン落語とは
違う方向に向かっているようにも思えるし、
今後、志の輔さんの落語はどうなっていくのかな、と、
楽しみな気もしてきました。


管理人の独り言
レンタルも、とうとう残り1本となりました「24-シーズン7」ですが、もうここまで来ると早く終わって!って感じですねェ。このところは毎回、あと1本で終わるの?ってトコまでハラハラさせてくれます。
途中までは最高傑作だったなァ、今回。ま、シリーズ比較するようなモノじゃないかも知れないですね。


2009年11月07日

チケット発売情報です〜(11月8日〜11月13日)

チケット発売情報です〜(11月8日〜11月13日)

いつも、あまり自分の好みを入れないように
チョイスしているつもりです。
ま、ご自身が興味なくても「そんなのやるんだァ」程度に
思ってもらえればと。

11月8日(日)発売
2010/1/9(土)日経ホール落語 第三回
桂春團治 春風亭小朝 二人会 〜春團治襲名50周年記念〜

会場:日経ホール
出演:桂春団治 / 春風亭小朝

2010/3/13(土)日経ホール落語 第四回
林家木久扇 林家染丸 二人会

会場:日経ホール
出演:林家木久扇 / 林家染丸

12/12(土)柳家喬太郎独演会
〜師走、忠臣蔵にて御機嫌伺い候〜昼の部 / 夜の部

会場:三鷹市芸術文化センター 星のホール
出演:柳家喬太郎 / 柳亭市馬(ゲスト)
本年は「カマ手本忠臣蔵」は上演いたしません。とのことです。
※MARCLE会員のみ、一般の発売は11月12日(木)です。

11月9日(月)発売
12/14(月)一龍斎貞水プロデュース赤穂義士伝・
三部作いよいよ大詰め「貞水本懐」

会場:文京シビックホール 小ホール
出演:一龍斎貞水 / 一龍斎貞友 / 林家正楽

2010/1/9(土)新春初笑い 春風亭小朝・三遊亭楽太郎 二人会
会場:練馬区立練馬文化センター 大ホール
出演:春風亭小朝 / 三遊亭楽太郎 他

11月10日(火)発売
12/25(金)桂枝雀生誕70年記念落語会
会場:鈴本演芸場
出演:桂紅雀 / 桂雀々 / 桂雀三郎 / 桂南光 他
→くわしくは鈴本演芸場のサイトにて

12/8(火)志らくのピン 〜古典落語編〜
会場:千代田区立内幸町ホール
出演:立川志らく

2010/1/28(木)みなと毎月落語会 古今亭菊之丞・菊六兄弟会
会場:港区立麻布区民センターホール
出演:古今亭菊之丞 / 古今亭菊六

11月11日(水)発売
たぶんめぼしいチケット発売はないです。たぶん。

11月12日(木)
12/9(水)柳家小三治 独演会
会場:銀座ブロッサム 中央会館
出演:柳家小三治

2010/1/9(土)新春初笑い・狛江寄席
会場:狛江エコルマホール
出演:桂雀々 / 春風亭昇太 / 柳家花緑

2010/2/7(日)春風亭小朝 独演会
会場:熊谷文化創造館(さくらめいと)太陽のホール
出演:春風亭小朝

11月13日(金)
12/12(土)第367回 花形演芸会
会場:国立演芸場
出演:ポカスカジャン / 春風亭一之輔 / ストレート松浦 /
柳家三三 / 桂まん我 / ダブルダッチ / 一龍斎貞橘

12/9(水)第328回 国立名人会
出演:桂歌丸 / やなぎ南玉 / 桂平治 / 春風亭小柳枝 /
三遊亭円馬 / 三遊亭遊雀


※ぴあの画面で変なエラーが出ることがありますが、
一回その画面閉じて、リンクをもう一回押してもらえば、
エラーじゃない画面が出ると思います(意味不明な仕様)。

※買い逃したくないチケットなどは、
ぜひ、ご自身でご確認をお願いします。


管理人の独り言
Appleの新しいマウス、Magic Mouse買いましたが、メチャクチャ良いですね、これ。
もうWindowsマシンなんて使いたくないなァ、とか思ってるとたぶん月曜になっちゃうんでしょう。


志らく 四季の会(秋の部)

志らく 四季の会(秋の部)
2009年10月30日(金)会場:善國寺 毘沙門天書院

開口一番:立川らく太「蝦蟇の油(がまのあぶら)」

立川志ら乃「湯屋番」

立川志らく「道灌」
この会は「四季の会」と言いながら開催月が決まっているので、
たとえば12月だったら「芝浜」とか「富久」なんて噺もあるけど、
10月に良い噺がもうないので、、、なんてお話でした。

(ちなみに昨年は「野晒し」と「浜野矩随」でした。)

で、今回は噺家になって初めて覚えた
一番軽い噺「道灌」と、もっとも最近覚えた
重い噺「中村仲蔵」を演ります、とのこと。

入門したての頃の失敗談や、
家元(談志)から「道灌」を習って、
翌日の開口一番にあがったハナシなどなど。

ご隠居は穏やかなようでいて、それだけじゃない。
八っあんや与太郎を相手にできるのは、
並大抵のことではないので、
落語のキーポイントになる人と言って噺の方へ。

古典には出てこない西洋の絵画が登場するおもしろさ。
八五郎はゴッホは分からないけど、
ピカソの「泣く女」を激しく賞賛する
感性の持ち主のようです。

「雨乞いの歌」を習ってオウム返しをする場面では、
なんと八五郎が女になりきってオカマになる徹底ぶり。
これには面食らいました。
もうお客さんが大喜びで、あまりにウケまくって、
サゲのあたりでは聞こえなくなっちゃうほど。

ギャグももちろんですが、落語の楽しさ、
心地よさが感じられる語りが全編にわたってもの凄く、
もともとの「軽い前座噺」という印象は吹き飛んでしまいます。

仲入り

立川志らく「中村仲蔵」
「芝居論を入れたら評判が良かった」と
得意顔の志らく師匠にお客さんの大きな拍手。
良い雰囲気ですよね。

芝居の場面のリアリティ・表現では勝負していなくて、
途中、沢山のギャグで脱線しながらも、
噺に戻っていく、笑いだくさんの展開。
そしてポイントとなるところでは、
グっと感情を入れるような、
ドラマを感じさせる語りでドキドキしてきます。
メリハリがあって印象的でした。

仲蔵の女房が(男に)都合の良い「貞女」になりきれずに
本音を白状してしまったり、そんな貞女の出てくる
人情噺「芝浜」を茶化すようなギャグを入れるのも
ファンとしては楽しいかぎりです。

髪結い床の前で仲蔵の芝居を誉める人がいるのを聞いて、
自分の意志で家に戻ると言うところが良かった。
そらそうだ、仲蔵はそうなんだ、と
スッカリ気持ちが入ってしまいました。
分かっていても泣きそうになってしまうんですよね。

そして、もう大団円のクライマックス。
これまたドラマ迫るトーンでの
「団十郎は泣きながら笑顔で腰抜かしてた」に
場内はドっとわいたのですが、これがまさに泣き笑い。

もの凄く感情移入しているときに、
一気に笑いで冷やされるような、複雑さ。
良かったなァ、この日。

2009年11月06日

噺家生活30周記念落語会 桂文我 独演会

噺家生活30周記念落語会 桂文我 独演会
2009年10月26日(月)会場:紀ノ国屋サザンシアター

もともとは「ゲスト:立川談志」の
予定だった会なのですが、
年内休養が決まってしまったので、
市馬さんと志らく師匠による代演となった会です。

雨の降る中、代々木から歩いて、なんとか到着。
遅刻したのですが、モニターからはすでに志らく師匠の声。
(聞けなかったのは 桂まん我「狸賽」)

立川志らく「鉄拐」
仙郷に着いたあたり。
鉄拐仙人を上海に連れていこうと
繰り出される奇妙な芸人だとか、
序盤のダジャレに出てくる落語ネタで、
楽しそうに笑うお客さん。

そして鉄拐仙人による渾身の唄シリーズ、
「『悲しい酒』のメロディで『どんぶりころころ』を」
「『防人の歌」のメロディで
『たらちね』『芝浜』を」が大ウケ。
拍手も飛び出しました。

仙術(仙人の技)が登場する場面では、
CGというよりは、なんというか完全に異次元の世界。
何が起きているのか視界がこんがらがりながらも、
ぼんやりとイメージさせ、やがて明確になってくる、
視覚イメージの洪水。って、なんのことやら、、、
ぜひナマで聞いてくださいね。

他の方のブログを見るに、志らく師匠の枕では、
家元(談志)のモノマネで文我さんを語るというのが
あったのだそう。記念の会ならではという感じですよね。
聞きたかったなァ。

桂文我「箒屋娘(ほうきやむすめ)」
記念の落語会の説明や家元の休業のハナシ。
自分の会のゲストは第一会は志ん朝師匠がお休み。
(代演:小三治さんだった)など。
そんな会です、、、みたいな。

落語の方はものすごく珍しい噺のようでした。
じつは全然集中できなくて、、、もったいなかった。

仲入り

柳亭市馬「掛け取り美智也」
文我さんとは芸歴も年齢も一つ違い、
いわゆる同期みたいなものなんだそうです。
そして最初に市馬さんを大阪の会に呼んだのが、
文我さんなのだそう。

そんな文我さんを漢字一字で表すと「熱」。
志らく師匠のことは「旬」。
(と言いつつ誉めすぎかな、と照れていました)
自分は、、、「唄ですかね」というと、会場から
「待ってました」の声。
どんなタイミングなんだか(笑)

噺の方は十八番の「掛け取り」です。
今年は何回聞けるのかな。
「狂歌」「芝居」「三橋の旦那」だったかな。
短めだったけれど、聞き所マンテン。
いやァ何時いても良いモンです。

桂文我「狸賽」「田舎芝居」
家元のエピソードだっけな。
「この会で聞いた人だけのハナシに」とのことだったので、
書かないんですが、家元と枝雀師匠の出会い、という
なんとも貴重なハナシ。

トリのネタは「狸賽」にしたいと思います、とのことで、
(まん我さんが演ったネタなんだけど)
今の「狸賽」は東京の形を米朝師匠が
上方になおしたもので、もともと上方の
「狸賽」を演ります、とのことでした。

そんな訳で当然初めて聞いたのですが、
珍しいですよね。
言った数字と反対側の目を出せ、と言われた狸が、
淡々と仕事をする姿が愛おしくてたまりません。
あまり変わらないんだけど、珍しかったし、
なにより楽しかったな。

で、短い噺だけど、
会が終わったのかな、と思っていると、
もう一席短い噺をといって「田舎芝居」へ。

村のオジサン達のかわいいこと。
なんでも失敗しても大ウケしてしまう、
田舎村のおおらかさも良いですよね。


管理人の独り言
東京かわら版だと村松利史さんのコラムがおもしろいですよね。ウンチク、意味性には違和感ということを分解して伝えたいっていうところが良いです。毎回のように次回に期待しています。
(ついに発売!セックスマシーン「フラレタリアート」



2009年11月05日

柳亭市馬・立川談春二人会 ゲスト 笑福亭鶴瓶

柳亭市馬・立川談春二人会 ゲスト 笑福亭鶴瓶
2009年10月19日(月)会場:練馬文化センター

柳亭市楽「鮫講釈」
携帯の電源を切らないでいて、
高座の最中に着うたなんかが流れると、
市馬が妙な対抗心を燃やしてきますので。なんて、
師匠イジリをしつつの、マナーアピール。

「昔の旅はと言うとぉ」なんて枕なんで、
なんのネタだろうな、と思っていたら、なんと「鮫講釈」。
これは主催者の加藤さんのリクエストだったのだとか

二ツ目になって、いろんな噺に挑戦させようという
ことなんでしょうね。
講釈は気合いも笑いもあり、がんばっていましたよ。

立川談春「牡丹灯籠:お札はがし」
市楽さんが「すいませんでした」と謝っていたけど、
なんてサラっと披露する優しさを見せつつ、
「楽屋は大変です」と言いながら
上手いことトリの出番を回避したことを説明。

あまりにも、すんなり始まったんですが、
一席目から「『牡丹灯籠』?スゲーな、これは」と言う感じ。

いじくらない噺だと特にですが、
メロディとしてのすばらしさは天下一品で、
たまに聞くともっと聞きたくなりますよね。
語りがとにかくキレイで、美しい。

この噺、人の怨念みたいなものが
炙り出されてくるような恐ろしさがあります。
とくにラストの場面は恐ろしかった。

仲入り

笑福亭鶴瓶「オールウェイズ おかあちゃんの笑顔」
登場するなり「『牡丹灯籠』て何それ」とボヤくので爆笑。
「もうトリで良いじゃん」と楽屋で市馬さんとも
言っていたのだとか。
いやいや、落語ファンはどん欲ですからね。
惜しみなく求めるものです。

落語の方は私落語の代表作(って言っていいのかな)。

鶴瓶さんのお母さんとの長年にわたる
「ギャグ合戦」みたいなものを爆笑編に仕立てています。
なぁんにも考えずにゲラゲラわらいました。
話芸ってすごいなァ。
談春さんと全く違うことを同じ形式でやっているんです。


柳亭市馬「らくだ」
枕では何しゃべってたかな、忘れちゃったけど。
ま、いつも通りの市馬さん。

噺は「らくだ」です。市馬さんの落語は、
こと、この噺に限らず、
とにかく登場する人々が身勝手でおかしい。

良くも悪くも取り返しがつかないような、
変なことをたくさんして、それでも
みんなが認めあっている、っていう不思議な落語世界です。
これって落語だなァ、と思ってうれしくなっちゃうんですよね。

分解しきれない、割り切れないおかしさ。
そして狂気そのものを帯びているようで、
ものすごく面白いのです。

中でも秀逸だったのは、
酔っぱらった久さんが丁の目のハンジのことを
「かわいい奴だ」といったトコロ。
ドスが効いていて強烈なんだけれども、
なんの不自然さもない。
なんんていうかリアリティがあるんですよね。
という感じで火屋のラストまで。

会を通してみると、
それぞれが全然違う魅力で迫ってきて
落語ってすごいなァ、と
普通の感想をもらしてしまうのでした。


管理人の独り言
体調がアレなので、、、早くに寝ます、、、
(BGM:銀杏BOYZ「あいどんわなだい」


2009年11月04日

立川志らく独演会 夜の部

立川志らく独演会 夜の部
2009年10月18日(日)会場:三鷹市芸術文化センター 星のホール

昼の部に続いて。

立川志らべ「牛ほめ」
昼の部の志ららさんに続いて、
開演前のアナウンスをおちょくる志らべさん。
「あのアナウンスがあるから
開口一番って気がしない」なんて言いながら
「コソコソ、コソコソ」って真似したもんだから
これにはウケてしまった。

立川志らく「洒落小町」
温泉旅行に行ったエピソードなどなど。
(また披露されると思うので詳細は控えますね。)
あと、自宅近くの謎の歯医者のハナシから、
歯の調子が悪くて、、、とのこと。

落語にはいろんな人が登場しますが、と
ガチャ松っつあんが大活躍する「洒落小町」へ。
師匠の十八番ですよね、
この前、らく兵さんが演っていて、
久しぶりに聞いた噺(おもしろかったんです)だったので、
志らく師匠の「洒落小町」が聞けて嬉しかった。

ダジャレの応酬に変な唄、
憎めなくて、かわいい人たち。
志らく師匠の落語のエッセンスがフンダンに。
たまらないですよね。
ほんと、たまらないって言葉が
ピッタリな気がします。
(そんなに好きか?って感想ばかりですいません)

ご隠居が松っつあんのギャグをチェックして
審査する場面が最高ですね。
バカバカしいにもほどがあります。

仲入り

立川志らく「お藤松五郎」
一時期に集中して高座にかける噺もあれば、
しばらくすると数年も演らないままという場合もある。
「洒落小町」も久しぶりだったけれど、
「お藤松五郎」は、真打ちになる前に一度覚えて、
にぎわい座の「志らく百席」で一回。

その数年前は、お客も喜んでいなかったんだけど、
この前の「志らくのピン」と
名古屋の「志らく・生志 落語会」では良い評判だった、とのこと。

志らく師匠自身が人としての変化があって、
今はこの噺の「バカで、弱くて、かわいい」登場人物が
好きだっていうことがお客に伝わるんじゃないか、とのことでした。

お藤と松五郎という美女美男。

お藤はすっとんきょうな冗談がかわいらしいし、
いわゆる貞女ではなくて、むしろその身勝手さに
共感できるし、
松五郎は少しマヌケで、弱さというか、
どこか失敗する要素を持っているようで、
救いようのない最悪の一人芝居をしちゃう。
お藤の旦那は、お藤に惚れていたんでしょうねェ。
だから甘くしてしまう。
そんな人たちが正直にやりたいように生きたら、、、
という感じでしょうか。

はじまったばかりの恋とは言え、
泥酔してみさかいのない松五郎がひどい。
それほど惚れあっていたんですかね。
う〜む、やはり悲惨です。


管理人の独り言
東京かわら版の柳亭市馬巻頭インタビュー良い感じでしたね。人情噺が「恥ずかしい」「照れる」からなかなか出来ないなんてかいてありました。やっぱなんか良いですなァ。
(BGM:Incognito「Positivity」


2009年11月03日

チケット発売情報です〜(11月3日〜11月7日)

チケット発売情報です〜(11月3日〜11月7日)

ぴあ分のみです。7日発売分が激しすぎ、、、
もうちょっと効率よくしないと、作業に時間かかりすぎてます。

11月3日(火・祝)発売
2010/3/17(水)県民ホール寄席 柳家喬太郎 独演会
会場:神奈川県立県民ホール 小ホール(東京都)
出演:柳家喬太郎

2010/2/26(金)県民ホール寄席 柳家三三 独演会
会場:神奈川県立県民ホール 小ホール(東京都)
出演:柳家三三

12/15(火)新にっかん飛切落語会 第11夜
会場:浜離宮朝日ホール 小ホール(東京都)
出演:立川志の輔 / 藤木勇人 / 立川雲水 / 立川志の八

11月4日(水)発売
12/21(月)第五回「東西若手落語家コンペティション2009」
会場:内幸町ホール(東京都)
出演:出演者選定中とのことです。

11月5日(木)
爆笑寄席 てやん亭2010新春スペシャル
会場:世田谷パブリックシアター(東京都)
2010/1/9(土)傘寿(さんじゅ)記念!四代目三遊亭金馬一門会
出演:三遊亭金馬 / 三遊亭小金馬 / 三遊亭金時 / 三遊亭金八 /
三遊亭金也 / 三遊亭金兵衛 / 三遊亭金翔 / 三遊亭時松

2010/1/10(日)小猫改め四代目江戸家猫八、襲名披露記念公演
出演:江戸家猫八 / 鈴々舎馬風 / 三遊亭金馬 / 柳家花緑 /
林家彦いち / 林家正楽

11月6日(金)
たぶんめぼしいチケット発売はないです。たぶん。

11月7日(土)発売
初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会
2010/1/9(土) 13:00開演 / 18:00開演
2010/1/10(日) 12:00開演 / 17:00開演
2010/1/11(月・祝) 12:00開演 / 17:00開演
会場:有楽町朝日ホール

笑福亭鶴瓶 JAPAN TOUR 2009-2010 WHITEセカンドシーズン
2010/2/13(土)ゲスト:林家たい平
会場:秩父宮記念市民会館(埼玉県)

2010/2/15(月)ゲスト:三遊亭小遊三
会場:山梨県立県民文化ホール 小ホール(山梨県)

2010/3/6(土)ゲスト:柳家三三
会場:南足柄市文化会館 大ホール(神奈川県)

2010/3/9(月)ゲスト:桂米助
会場:千葉市民会館 大ホール(千葉県)

2010/3/11(木)ゲスト:柳家権太楼
会場:北とぴあ さくらホール(東京都)

2010/3/31(水)ゲスト:柳家花緑
会場:浅草公会堂(東京都)


※ぴあの画面で変なエラーが出ることがありますが、
一回その画面閉じて、リンクをもう一回押してもらえば、
エラーじゃない画面が出ると思います(意味不明な仕様)。

※買い逃したくないチケットなどは、
ぜひ、ご自身でご確認をお願いします。


管理人の独り言
会社休みなのに、どんだけパソコン好きなんだ、と親に呆れられながら「らくごのパッチmixiアプリ」をリニューアルすべく、えんえんと作業してました。
でも、まだもうちょっとだけかかります。
(BGM:Cyndi Lauper「Twelve Deadly Cyns」


2009年11月02日

立川志らく独演会 昼の部

立川志らく独演会 昼の部
2009年10月18日(日)会場:三鷹市芸術文化センター 星のホール

三鷹での志らく師匠の独演会、昼・夜の公演です。
のどかな三鷹の街並みを久しぶりにバスで会場まで。

立川志らら「子ほめ」
出てくるなり上演前のアナウンスを茶化す志ららさん。
すると「あの」アナウンスが好きな人が多いのか、
ちょっと会場が微妙な雰囲気に(笑)

色々なギャグが入っている「子ほめ」は
良い感じのウケ具合でした。
途中、噛みそうなくらい早口なところあって、
少し以前の志らく師匠の雰囲気にちょっと似ていたり。

立川志らく「鉄拐」
三鷹市は他の市区よりもいち早く、若手・中堅の人気落語家の
独演会を開いていて頭が良いと思う、なんてハナシ。
「彩の国さいたま寄席」は大賞をとったら「卒業」になってしまうので
キャリアのある若手が出られないし、、、などなど。

あとは今年の夏にあった出来事、
演劇らくご「鉄拐」やZAZEN BOYSライブへの出演について。
途中、「家元(談志)はWinkが好き」の
鉄板ネタもはさみつつ、とにかく面白い枕でした。

(落語「鉄拐」の高座のあとに、後日談を演劇でみせる)
演劇らくご「鉄拐」の公演中は、
落語が進化するだろうと期待しながら、
9公演、リハーサルも入れると10回も演ったけど、
一度に何回も演ってすっかり嫌いになってしまった、なんてハナシ。
あとは自分の劇団なので「ホームグランドだ」と思っていたら、
他の役者が目当てのお客もいて、
実はアウェーに感じる時もあったり、、、など。

で、その「鉄拐」を今日はホームの三鷹で演ります、と言って、
落語がじまりました。

空中ブランコに乗って「ゴンドラの歌」を歌う
渡辺課長のギャグを筆頭に、
マニアックなギャグが続くのですが、
(おそらく)アドリブで小津安二郎の
「秋刀魚の味」のシーンが挿入されるなど、
自由自在のノリで楽しい高座でした。

鉄拐仙人のライバル、張果老(ちょうかろう)仙人は、
演劇では、なべおさみさんが演じた役。
あの時のなべさんの表情が目に浮かぶようです。
しばらくの間、そうなっちゃうんでしょうかね。

仲入り

立川志らく「浜野矩随(はまののりゆき)」
あまり枕もなく、、、
あ「夜の部は違うネタを演ります」って言ってたかな。

で「寛政の年に」と「浜野矩随」がはじまると、
人気のネタのようで「オォ」という
声を漏らす人や拍手をする人も。
たしかに、こんなに面白い「浜野矩随」は、
他では聞けないですしね。

「ひょっとこ天狗」に「椎茸地蔵」のギャグの
楽しさだけじゃなくて、登場する人々が魅力的です。
別に善人ではない若狭屋、まだ子どもでしかない矩随に、
芸術家の妻であり母親である、矩随の母。
(理屈が多いけど)真っ直ぐにモノを
見ているのかもしれない定吉。

もう何度も聞いて、物語の筋は知っているし、
今さら驚いたり泣いたりするわけないんだけど、、、
何だかわからないけど、神がかったような迫力で、
ものすごいドラマが迫ってくるのでした。

母親が亡くなっていると知った矩随に感情移入したし、
その死を前向きにとらえようと矩随をなぐさめる
若狭屋の親方にも熱くなってしまったのでした。

でも、いわゆる美談ではないのだからおもしろいんです。
若狭屋は金儲けができて嬉しいし、
才能を開花させた矩随も、たまたまこうなったけれども、
それ以外は特に変わったところはない。

そして定吉が母の死と、その後の矩随の活躍について
冷静に語っているけど、それだって答えではないんです。
分からないことは、そのまま藪の中というのも、
美談にしてハナシがまとまってしまうよりも、
よっぽど好きです。


管理人の独り言
立川文都さんが亡くなってしまいました。
文都さんと言えば、志らく師匠や談春さんと同期として三人会をやられたりしていましたね。あと、にぎわい座の「新年カウントダウン寄席」も常連でした。ぼくがいちばん最近に文都さんに会ったのは、志の八さんの昇進記念の会で、やさしい「叔父さん」として、「甥」弟子の苦労をさりげなく披露してねぎらったりしていたのが印象的でした。
なんど聞いても笑っちゃった「ポスト志の輔」のギャグみたいに、何を言ってもカラっと明るく、やさしさがにじみ出ているように感じていました。
そして穏やかな表情から噺に入るとさりげない熱演へ。
そんな魅力的な噺家でした。

カテゴリ