志らく一門会特別編 立川志らく独演会
2009年12月26日(土)会場:不動院
六本木のお寺、不動院一階のお堂にて、
志らく師匠の2009年最後の独演会です。
この独演会、志らく一門会の特別編として、
毎年行われているんですが、なんか思い出があります。
初めて行ったのは、4年前かな。
その時は「「芝浜」「包丁」を語るって」
今の志らく師匠だったら、まずやらなかも知れない会。
すごい会だったなァ。
実は当時、好きな女子がいて(年中いるんだけど)
そのこを、この会に誘っていたんだけど、
スッポカされたんですよね。
ひどいハナシなんだけど、まァ合コンで出会って、
1度飲み行ったくらいの女子をいきなり
広小路亭に連れだそうとしても
うまく行きませんでした、という。
アタマ悪いっていうか、自分本位っていうか。
立川らく次「桑名船(鮫講釈)」
ふだんは、この会場の上の階にある和室で、
落語会をやっているのだとか。
「業界ナンバーワン、というよりオンリーワンの
『東京かわら版』に取材されました」と少し誇らしげ。
「112人いる二ツ目から選ばれて」とのことですけども、
たしかにおもしろいもんなァ。
(2010年1月号に掲載されていますね)
立川志らく「雨ン中の、らくだ」
すーっと私服で登場された志らく師匠。
「濃い客」も驚きの声をあげて、しばしザワつくほど。
「大々的に告知していない会だし、ほとんどの人が
本で読んでいることかも知れないけど」と
入門にいたる経緯から真打ち昇進あたりまでの
「志らく物語」を1時間以上、一気に語る。
ものすごい迫力でありました。
仲入り
立川志らく「ぞろぞろ」
黒紋付きで登場した志らく師匠。
2009年を振り返って。
江戸の風とイリュージョン落語のハナシ。
志らくのピンでの「明烏」を映像で見て、
自分の落語がウマいと自分で思えたハナシ。
そして、そこから落語をじっくり語ることと、
プラスして演劇で学んだ演出を入れることで、
自分の落語を進化させることができた、と総括。
「志ん生・文楽」や「談志・志ん朝」という形で、
「談春・志らく」が周りからも競いあう
ライバルと言われるようになりたい、
「談春・喬太郎」じゃなくて(笑)なんてハナシでした。
このハナシを聞いてて、まだまだ、
ずっと先まで落語にドキドキできるんだなァ、と
うれしくなってしまいました。
喬太郎さんは、あれだけ売れているのに、
ずっとマイペースなのが恐ろしいというか。
やはりドンドン良くなっていくんでしょうかね。
談春さんは、天狗かも知れないけど、
物事を深く考えるタイプじゃないっぽいので、
ブームが終わったら元に戻るだけなんじゃないかなァ。
以上、この段落、ぼくのつたない「思ったこと」です。
で、ネタおろしの「ぞろぞろ」。
荒物屋の親子が「ぞろぞろ〜ぞろぞろ〜」と
はしゃぐところがかわいくておかしい。
床屋にご利益があって、「よく分からないけど、
この店に来たくなっちゃった」っ
八畳の床屋に300人の客が、、、なんていうのも何となく、
その光景を思い浮かべてしまいました。
立川志らく「シネマ落語 素晴らしき哉、人生」
フランク・キャプラー監督の作品。
キャプラー、ルビッチ、ワイルダーと見ていくと、
昔の映画の良さが分かるかも知れません、とのこと。
最近は500円のDVDで名画が多く売られていて、
中には日本語訳がひどい場合があるけれども、
本当だったら(内容で値段を付けるならば)
1万円でも良いくらいのタイトルもある、というようなハナシ。
今回のシネマ落語は初めて聞くんですが、
「はなび」のように神様と死神のコンビが、
人間界にいろいろちょっかいを出して、人の生活が
変わるという、筋書きとしては美談という感じです。
そんな希望の香りがする終わり方が
シネマ落語らしさの一つでは、って思います。
美談は「人情噺であって落語じゃない」って
志らく師匠は言うけれども、
なんかもう良いモノは良いっていうか、ほんと
こういうストーリーを話芸で語ってもらうことって、
ものすごく現代で求められている気がするんです。
ま「おもしろいからイイじゃない」じゃぁ、
「論」がないですからね、いかんのですが。
人情噺も落語のリズムで語ると落語になるっていうのが、
最近の志らく師匠の一つのチャレンジであるようで、
先日の「芝浜」なんて、まさにそうだったように思いました。
市馬さんの「文七元結」もそうなんだろうなァ、
こりゃおもしろいっていう夫婦の会話は、
まさに落語のリズムって思いました。
この噺に限らず、シネマ落語は語られながら
進化していくのだと思います。今から思いっきり楽しみです。
| 管理人の独り言 |
とにかくサンボマスターの一番新しいシングル「ラブソング」がすごく良いです、と。 ここまで名曲連発されると末恐ろしいですね、、、あまりの名曲ぶりに風とロックの箭内さんが長澤まさみ出演の海賊版PVを作ってしまったとか。 箭内道彦 x 長澤まさみ x サンボマスターって、もう、こういうのがたまらないです。

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