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松元ヒロさんについてのエントリ

2008年07月29日

志の輔らくご21世紀は21日 (2008年7月)

志の輔らくご21世紀は21日 (2008年7月)
2008年7月21日(月・祝)会場:明治安田生命ホール

開口一番:立川志の彦「子ほめ」
ネタが増えましたね。イロイロ聞いてみたいなァ。

立川志の輔「壺算」
大銀座落語祭も英語落語さえなければ、楽なんだけど、、、というハナシ。
そういえば昨年夏のこの会でも英語落語の「時そば」演ってましたね。

イヤイヤやってる英語落語だけど、その中で、
日本文化・言葉の良さや美しさを発見できるのだそう。
ただ普通の「壺算」のサゲは、英語の文化圏では意味が通らない、
ということになり、新たに「壺算」つくり直した、というハナシ。

まず通常の「壺算」を演って、
その後、英語用に新たにつくった「壺算」を日本語で。
ちょっとトリックがわざとらしいかなァ、
落語にしては、スジ書きが良くできてるというか。
まぁサゲの為につくり直したって聞いた後だから、
そう思ったのかも知れないですな。

松元ヒロ「今日のニュース」
大分の教員汚職事件では顔マネ、これ笑いました。
天気予報は、いつもの「ハレのち曇り」とか細かいワザの連発。
相変わらず楽しいです。

立川志の輔「死神」
運も不運も紙一重というマクラから「死神」へ。
志の輔さんの死神はブキミさはなくて、ムシロ少しかわいい感じ。
人の寿命は「運の総量」だというテーマで、
全体に死の恐怖と言うよりは、バクチバのようなヒリヒリした緊張感。

ラストは「どうなるどうなる?」って感じで、
さらに緊張感が高まったところで、
情けないような、おかしいような、なんとも言えないオリジナルのサゲ。

「死」をあつかっていながら、とくに後味も悪くない、
不思議な志の輔バージョンの「死神」でした。

※オマケ
「死神」のサゲについて、Wikipediaみたらイロイロ書いてありました

2008年05月26日

志の輔らくご21世紀は21日 (2008年5月)

志の輔らくご21世紀は21日 (2008年5月)
2008年5月21日(水)会場:明治安田生命ホール

かなり(たぶん30分以上)遅れて入場するとまだ枕の途中。
すごいなー今日もしゃべる気マンマンだなー、
と感心しつつ会場内へ。
(開口一番は、立川志の彦「つる」)

立川志の輔「お見立て」
どうやら船場吉兆のハナシをしていたらしい。
長野の会員制ジャズバーの「分かるなァ」というハナシ。
お客と商売の関係、いかにお客を気持ちよくさせるか、が商売だ、
と言って落語の方へ。落語の舞台は吉原です。

ワガママで底意地の悪い花魁に翻弄される男の哀れ。
泣きながらダダをこねるモクベエ(杢兵衛)さんのかわいいこと。
単に面倒な客になってしまうよりも、かわいげがあるから、
聞いているこちらも肩入れしちゃいます。
対するキスケ(喜助)の方は、開き直っているというか、
最後はもうヤケクソ。
そんな2人がイキイキとドタバタしていてイイです。
こんなにおもしろい噺だったっけ?と思ったほど。
最高でしたね。

松元ヒロ「今日のニュース」
ニュースと天気予報の音声をパントマイムで表現する、
いつものコーナー。
キンキューとか、繰り返されるフレーズをギャグにしていくのが良い。
晴れ(手を叩いて晴れを指さす)天気予報もはじけていました。

立川志の輔「小間物屋政談」
富良野で植樹をしたハナシ。あと何のハナシだったっけ。

で「小間物屋政談」がはじまると、
楽しくて楽しくて、もう浮かれっぱなしでした。
周到につくられた構成。それにマンマとハマって会場は爆笑。
「良かった良かった」となるラスト。
ぜんぶ素晴らしいです。

来月は土曜日開催(6月21日)ですね。
チケット取れなかったけど、当日券で聞きたいですな。

2008年04月29日

志の輔らくご21世紀は21日 (2008年4月)

志の輔らくご21世紀は21日 (2008年4月)
2008年4月21日(月)会場:明治安田生命ホール

思いっきり遅刻したけど、入場したときには噺がはじまったあたり。
枕もきいてこそなんですけどね。でも何とか間に合った方だ。

今年初めての安田生命ホールです。
4月ぶりかァ。早いもんだ。

立川志の輔「お血地脈」
あ、善光寺が舞台だったのか、と今さらながら気づいたのでした。
(枕きいてないから余計ですね)
石川五右衛門が血地脈の印を探す場面で「ヒランヤの石」なんて、
言葉が出てきたけど、なつかしいなァ。ヤンパラ、あ、そうか!

立川志の輔「禁酒番屋」
で、聖火ランナーのハナシから
「なにか共通点がありそう」といって噺の方へ。
隠そうとすると狙われる、酒の運命やいかに。
水カステラもたいがいだけど、しょんべん屋って発想は、
完全にヤケクソで最高ですね。
最後は侍が「一本とられる」という痛快な噺です。

松元ヒロ「今日のニュース」
もうね、最高ですね。
このネタのおもしろさは言葉には出来ませんね。
いやー笑った笑った。

立川志の輔「五貫裁き」
この噺の八五郎はかわいらしくて愛嬌たっぷり。
一途でマジメだし好感度が高い、けど無職なんです。
そんな人が生きてる大らかな世界に、
大岡裁きがあってドタバタ。
「クソを食らって西へ飛べ」が、この噺のクライマックスですね。

終演後、明日は生志さんの真打ち披露です、というような紹介。
あ〜いよいよ明日か、と思いました。

2008年02月29日

みなと毎月落語会〜赤坂名人会〜立川談志落語会

みなと毎月落語会〜赤坂名人会〜立川談志落語会
2008年2月27日(水)会場:赤坂区民センター 区民ホール

立川企画が主催の「談志落語会」、一門会じゃないので、
出演者は多彩というか、一門でも多彩ですな。
仕事で遅れたので、会場に入ったのは志ら乃さんの出番中。

桂三木男「浮世根問」
立川志ら乃「権助魚」
権助が旦那から魚を買う金をセビっているあたりから聞きました。
「ここは絶対にウケる」というところでの集中力、
「タコが元気モリモリ」とか「めざしが一匹だけ他人」とか、
師匠譲りでセンスが良い、楽しいギャグがあってうれしかった。
ちょっとホメすぎですか。

柳亭市馬「片棒」
いつも通りの笑顔の市馬さん。
家元(談志)の笑顔もそうだけど、市馬さんの笑顔に出会うと、
ほんと幸せな心持ちになります。最高です。
枕では「今日はもう家元が来ていますが、昔はギリギリでも来なかった」
なんてお得意の師匠話をモノマネも交えつつ披露。
大いにウケる。

噺は以前もこの会場で聞いて絶品だった「片棒」。
木遣(きやり)からお囃子、お祭りマンボまで、
リズミカルで伸びやか、そして何より楽しそうな市馬さんの表情が
なんとも言えない、ミュージカルな落語。
口(声)でお囃子をやって盛り上がりながら、
「グフグフ」と嬉しさをこらえきれない次男。
芸達者ということ以上に好きでやってるんだよなァ、と
噺の中の次男と市馬さんが重なってみえるようで、
楽しさも3倍くらい増。いつ聞いても素敵な高座ですな。

お仲入り

松元ヒロ「スタンダップコミック」
おなじみヒロさんは、前半が時事ネタっぽい新ネタで、
後半は総理大臣から国歌斉唱という、いつもの鉄板ネタという構成。
やっぱ好きです。

立川談志「天災」
とってもかわいい笑顔で登場した家元。
座るなり、風邪をひいてノドが・・・とひと言。
たしかにかすれてますね。
ちょっと辛そうな顔を見るだけで心配になってしまいます。
枕は、いつもジョークやら、
世間の話題の変わるのが早すぎる、という話。
あと「オレを100年に1人の落語家だというけど、ふざけんな」と、
「立川談志自体が奇跡なんだ」みたいな、
男の子が聞いたら熱くなれそうな台詞など。

噺のほうは「天災」。
途中、市馬さんの落語に対する、お褒めの言葉をおりこみつつ。
(「アイツの落語おもしろいよ、自分がやりたいことやるべき」)
紅羅坊名丸先生が、そうとうメチャクチャで、
八五郎は、どうにかこうにか「天災」を心得た感じ。
心得たというか、良くわからないまま納得してしまったので、
オウム返しでやろうとしても、全然ダメなのでありました。

感動したのは、とにかくサゲがおしゃれだったのと、
家元のテレるような表情。

この終わり方が後をひきます。

2008年01月05日

新年カウントダウン寄席

新年カウントダウン寄席
2007年12月31日(月)会場:横浜にぎわい座

昨年に引き続き、
大晦日は落語でカウントダウンとなりました。
今年は両親も誘っての参加です。
メンバーも出演順も先回と一緒でした。

開口一番:立川志の春「十徳」
立川志の吉「シブカジ食堂」
おっと新作は初めてでした。
コントみたいな設定の落語ですな。

寒空はだか「歌うスタンダップコミック」
時事ネタから、お得意の歌まで。
シメは「耳に残って心に残らない名曲」
『東京タワーの歌』」で手拍子も。

三遊亭全楽「壺算」
明るい、シャキシャキっとした高座で楽しかった。
全楽さん、年一回、大晦日しかきけないんじゃ物足りないんだけど、
なかなか出会えません。

ダメじゃん小出「ジャグリング」
なにげに大好きなダメじゃんさん。芸名の由来は、
「ダメでもともと、じゃんじゃん行こう」なんですって。
役に立たないにも程がある情報ですが。

立川文都「親子酒」
お得意「ポスト志の輔」のギャグがウケる枕。
噺のほうは、いつもきいているのと
ちょっと違うカタチの「親子酒」。
ききやすい関西弁も心地よく、楽しい落語でした。

仲入り

松元ヒロ「漫談」
2007年のヒットは、なんといっても「元総理」のモノマネ。
思う存分やって大ウケ、いよいよ会はクライマックスへ向かいます。

立川笑志「幇間腹(たいこばら)」
真打昇進も決まって、笑志さんにとって、
2007年は、いい年だったことでしょう。
昨年と違って、晴れ晴れとした表情に、
こちらもうれしくなってしまいます。
そんなウキウキした笑志さん演ずる、
たいこ持ちの軽さが楽しい落語でした。

伝の会「長唄三味線」
演目は昨年と同じだったのかな。
単独公演行ってみたいなァ。
母親が大喜びしていました。

立川志の輔「はんどたおる」
今年の総括はホドホドに、
富山空港の「何かが起きる」そば屋のハナシ。
「来年も何かあるはず」と笑わせる。
もう、このハナシが落語みたいだものなァ。
今年最後の落語は「明るい噺をしたい」と
新作の「はんどたおる」でした。
ドタバタした爆笑の落語ですけど、
きいていると、モノの値段というか、お金の価値というか、
訳がわからなくなって、混乱してきます。
そういう意味では「壺算」みたいなところもあるかもしれません。

楽しい落語で、今年の落語おさめが終わった後は、
出演者一同に、にぎわい座館長の玉置宏さんが加わっての、
カウントダウン・イベントです。
各人思い思いに話をしつつ、いよいよという時、
まさに新年の30秒前くらいになって、
突然、志の輔さん暴走し、ねずみの小話をはじめて、
どうやら「0」でオチをお客と叫びたかったらしいのですが、
くす玉を割った後、10秒くらいのこってしまうという大失敗。
にぎわい座全体がズッコケていると、本当の新年を迎えるという、
なんともおかしなカウントダウンでした。

楽しかったですね。

●ネットで見つけた、お客さんと、出演者の方達-順不同です-
ホーキング青山ブログさん
月 ひとしずくさん
HANA-MALONさん
みなとみらいらいふさん
胴元日記さん
朝の六つから日の暮るるまでさん
ぶーほーむさん
浜松きもの呉服おぐらや 素子思いつくままさん
天行健の唐様で綴る三代目日記さん
ダメじゃん小出の迷論卓説さん
立川笑志blogさん
おつかれさまです。

2007年10月29日

立川談志 落語会

立川談志 落語会
2007年10月22日(月)会場:川崎市麻生市民館

小田急線は新百合ヶ丘駅から徒歩5分の会場。
結局、会場についたら、すでに仲入り(開演は18時30分)。
家元に会いたいばっかりに、チケット買ってしまいました。

立川志らべ「浮世根問」
立川談修「目黒のさんま」と踊り「奴さん」
立川談笑「片棒(改)」

仲入り
ご案内の通り、ここで会場に到着。
会場で銀杏BOYZのアビちゃんと、
エレキコミックの派手な顔の方を見かけた。

松元ヒロ「スタンダップ・コミック」
総理が福田に変わって、
「真似できない(しにくい)」となげくヒロさん。
総理・政治ネタが少なめで、
かわりにとっても危険なネタをやってくれました。
「これは家元が言わせていることなんです」なんて、
言い訳すらとんでもない感じでした。

立川談志「田能久(たのきゅう)」
登場から、ニッコリ笑顔の家元。
開口一番「もうダメです」。
しかし機嫌が良いのか、体調が良いのか、
聞いている方の心持ちが良いだけなのか、
家元は調子良さそうに見えました。

いつものジョークのあと
「民話、おとぎ話が元の落語を演る」と言って「田能久」。
こういう何でもなさそうな噺も、
家元が演ると「何か分からないけど凄い」って
思える噺になったりします。

田能久さんが山に入ったところで、
「わたし(家元)自身も遭遇した経験がありますが、
山奥で木と木は会話している」なんて、ファンタジーな話。
さらりと話していたけれど、妙に印象に残りました。

あとはウワバミが復讐するシーン、
一瞬で緊張感ある空気をつくって、サゲでドっと疲れさせる。

終演後、もう一度幕が上がり、
レストラン・ジョークを2,3演って、ほんとうに終演。
ちょっと上機嫌な様子の家元、素敵でした。

2007年10月25日

志の輔らくご21世紀は21日 (2007年10月)

志の輔らくご21世紀は21日 (2007年10月)
2007年10月21日(日)会場:明治安田生命ホール

昼14時からの公演。
さわやかな陽気の日曜です。

立川志の輔「そば清」
開口一番なくて、志の輔さんの登場。
枕は赤福。
多くの食品メーカーが商品を、
たくさん売るために消費期限を短く設定したのが、
自分(メーカー)の首をしめたのだ、
というガッテンな話。

このあと白骨温泉を舞台にした新作を
さわりだけ演るというギャグがあって、
お客は大喜び。

で、「そば清」スタート。
負けず嫌いな江戸っ子が
意地の張り合いをするんだけど、
サゲはちょっとおとぎ話みたい。
「あーぁ」みたいな脱力した感じが
落語って感じでいいですな。

松元ヒロ「今日のニュース」
まァー非常に楽しい。
ヒロさんのこのネタは初めての
母親が「あの人バカねぇ」と
最大級の褒め言葉で、よろこんでいました。

立川志の輔「宿屋の仇討」
松茸と旅の枕から、旅の噺へ。
どうやら、この噺は、志の輔さんが
初めて覚えたトリネタなんだそう。

志の輔版「宿屋の仇討」って、
江戸っ子がとってもかわいいんです。
修学旅行で騒いでる生徒が先生に怒られるんだけど、
ぜんぜん懲りないで、またすぐ騒いじゃうみたいな。
なんとなく、ちょっと懐かしい感覚。
古典なのに、経験あるなァ、
わかるなァっていうのが不思議。

日が高いうちに終わるよう、
コンパクトにまとめました、とのことで、
会場の外は気持ちの良い秋晴れ。

すがすがしい心持ちでした。

2007年07月27日

志の輔らくご21世紀は21日 (2007年7月)

志の輔らくご21世紀は21日 (2007年7月)
2007年7月21日(土)会場:明治安田生命ホール

土曜の夜は志の輔らくごであります。
これは贅沢な週末だァと、
「朝日名人会」の有楽町から、中央線で新宿へ。
で、すごく早く会場についてしまい、
ロビーやら席でボケーっとすごす。

立川志の輔「ちりとてちん」
またもや前座なしで、いきなり登場。
ビックリしました。
楽屋にいると腰が痛くてつらい、
高座にいれば痛みを忘れられるから、
とのこと。

花緑さん出演の「宝塚BOYS」を
故郷の富山で見たときの話などから「ちりとてちん」へ。

立川志の輔「時そば」
大銀座落語祭のために覚えた英語落語を日本語にした、
とのことで、おおもとは上方の「時うどん」。
半分くらいは英語落語バージョンも演ってくれた。
必死に聞こうとしている雰囲気が会場全体から、
漂っていて、この会にしては珍しく緊張感のあった瞬間。
なんて大げさか。

にしても、弟分が登場する「時そば」って初めて聞いたな。
志の輔さんの演る子どものかわいらしさが全開で、
ばつぐんに面白かった。

松元ヒロ「今日のニュース」
爆笑の「ノムヒョン大統領」(飲んでヒョンと飛ぶ)
「禁物」「近海」などの「キン」シリーズ(股間を使う)、
顔まねで「ハニカミ王子」などなど、
相変わらずのトバしっぷり。

立川志の輔「唐茄子屋」
三席目はミッチリと語る人情噺。
この噺はじめて聞きました。

志の輔さんの話では、
家族のように描かれる長屋。
仲が良くて、ケンカしながらも、
ワイワイやっているような雰囲気、
夏の暑さ、土の匂いまで、
その場にいるように感じる。
まぁ聞く側の思うこと、考えることなんて、
勝手なもんです。勝手にどんどん想像する。

物語の方はというと
「人情八百屋」のようでもあるけれども、
そこに徳三郎の再生の話が加わって、
ハッピーエンドな感じに。

本当に長くて、充実の会でした。

この日は落語初体験、同僚カイさんを誘ったんですが、
終わって一言「ホント良くしゃべりますよねェ」だって。

こちらは年じゅう聞いているから、
普通になってしまっていたんだけれど、
志の輔さんの場合、
並みの噺家よりもしゃべるんだからなァ。
おまけに「初めて」が三席だったから、
ちょっとビックリだったろう。


●ネットで見つけたお客さんたち
大文字彦左衛門の趣味の「演芸」さん
こむらがへり日記さん
RA-KU-GOさん
茜の とぉんと来ましたさん
牧野容子の「ライターな日々」さん
いつかメモさん
金銭出納帳さん
おつかれさまです。

2007年06月28日

志の輔らくご21世紀は21日 (2007年6月)

志の輔らくご21世紀は21日 (2007年6月)
2007年6月21日(木)会場:明治安田生命ホール

開口一番:立川志の春「饅頭こわい」

立川志の輔「千両みかん」
ミートホープ社長の
「どうせ、ばれないだろう」という
思い込みは愚かだ、
という枕から「千両みかん」へ。

若旦那の「恋わずらい」ではなくて、
サゲでみかんを持って逃走してしまう、
番頭の「思い込み」がテーマですよ、
と枕で教えてくれてるんですね。
解説も、もちろん噺の方も、わかりやすいッス。

松元ヒロ「今日のニュース」
抜群におもしろいパントマイム。
毎回、仲入り(休憩)がなくて、
これが始まるので、
トイレに行くタイミングがなくて
いつも困ります。

立川志の輔「江島屋騒動」
現代は現実の事件の方が、
よほど非常識で恐ろしいので、
落語の怪談話は、あまり効果的で
ないのかもしれません。
たとえば日本以外のホラーにある、
キャラクターやシチュエーションの怖さ、
それよりも日本の怪談は怨念に重点が置かれている、
という枕から圓朝作品「江島屋騒動」へ。

志の輔さんの得意な、
ぐぅーっと客を引き寄せるような沈黙や、
不気味な声色、演出もさえていて、
「怪談・ホラーで背筋が寒くなる」
って感覚を味わえた気がしました。

ゾンビが大量に襲ってきたら、よりも、
こんなに怨まれたらってことを想像するほうが、
リアリティあるなぁ。本当に怖いなぁ。
大なり小なり、怨んだり怨まれたり、
というのは今の世にも変わらず残ることです。

寒くなるといえば、
会場がクーラー聞きすぎなんですね。
暑いより全然良いですけどね。

●ネットで見つけたお客さんたち
。はにかむ ~胃が痛いンすよ。さん
茜の とぉんと来ましたさん
落語ピスタチオさん
女子大生落語日記。さん
らくごログさん
おつかれさまです。

2007年06月25日

立川談志独演会

立川談志独演会
2007年6月19日(火)会場:西新井文化センター

ぼくの勝手な事情ですが、とっても遠い西新井。
会社を出た時間はすでに遅刻確定。

開口一番あるのかなぁなんて、
家元(談志)の出番に、
間に合うんじゃないかと希望を捨てずに、
かなり急ぐ。

会場に入ると家元の出囃子
「木賊刈(とくさがり)」が聞こえる!
間に合ったァ。

開口一番は
立川朝志「野晒し」
とのこと、立川流Cコースの人らしい。

立川談志「千早振る」
5月の横浜にぎわい座でも聞いた噺。
「落語の世界の住人は
擬似安定の嘘に気づいている」が、
この噺のテーマ。
非常識、嘘を分かっていて遊んでいる。

仲入り
仲入りが終わる間際まで、
(お金使いすぎなんで)
さんざん悩んだけど、
CDボックス「談志百席」を買う。
終演後に受け取れるとのこと。

松元ヒロ「スタンダップコミック」
いつものトークと歌(笑)
楽しいなぁ。

立川談志「金玉医者」
枕ではジョークをたっぷりと、
生まれて初めて聞いた家元のが、この噺。
2年前の談志一門会だったなぁ、
初めての落語会でした。

その時も、体調が悪いから、
今日が最後になるかもしれない、
なんて言ってた。
それで、金玉の噺か、ってのが、
一番ビックリしたなぁ。

役に立たないハズの金玉が、
毒にも薬にもなるっていう、
おとぎ話ですかね(笑)

終演後、
受け取った「談志百席」のサインがみたくて、
会場で開けて、プっと吹き出してしまった。

「これが最後 立川談志」
サインするCDが沢山あって、
最後だったんでしょうね。

最高にうれしいなぁ。
どこかの意味ありげな
有難いお言葉なんかよりも、
数倍うれしいのは、何だろう。

すっかり家元に夢中なわけです。

●ネットで見つけたお客さん達-順不同です-
No Rakugo No Life しょの2 ~落語三昧~さん
真木ヒロチ日記さん
***海埜ゆうこブログ***さん
「おとなのためのゴジラ的落語紙芝居研究」のココロさん
人生プラスαさん
僕のひとりごと(ときどき宣伝)さん
30代 妻のブログさん
おつかれさまです。

2007年05月27日

志の輔らくご21世紀は21日 (2007年5月)

志の輔らくご21世紀は21日 (2007年5月)
2007年5月21日(月)会場:明治安田生命ホール

落語会通いだけでなくて、
昼間は仕事もしているので、
そんな事情で、ばたばたと遅刻。

入ると志の輔さんの枕。
お~間に合った。

立川志の輔「だくだく」
江戸っ子の粋、聞いていて良い気分になれる、
大好きな噺です。
サゲは絵描きの先生が登場するオリジナル。
(どんなサゲかは書きませんです)

立川志の輔「水屋の富」
遅れて入ったので、ここで「今日のニュース」が
始まるのかと思っていたら、志の輔さんが。
なんと開口一番なしで、
三席も演るつもりなのですね。
ひとり遅れてビックリしてしまいました。

サッカーくじBIGの話題から。
このネタは初めて聞きましたねぇ。
富くじが当った水屋。
持ち帰った800両のお宝が
気になってしょうがない、という話。
良くまとまっていて楽しい。

松元ヒロ「今日のニュース」
最高に楽しいヒロさん。
アナウンサーのトチリに「アワワ」となったり、
「カイキン」とか、大笑いのパフォーマンス。

立川志の輔「猫忠」
動物についての枕から。
朝日名人会で市馬さんの「猫忠」を聞いたばかり。
クライマックスの猫が告白するシーンは、
大胆アレンジというか、芝居のパロディは無し。
当然サゲも変わっていて、つまり半分以上別の話ですね。

いろいろ調べていたら、
「志の輔らくご 文楽編」で
演っているネタなんですって?!
猫が登場するシーンは、猫の人形が登場して、
文楽で演じられるのだそうです。
いやぁそれは見てみたい。

終演後に、談春さんが登場。
年中、来てますよね。

この日は、友人Tさんの同僚女史が
「はじめての落語」だったとのこと。

もちろん「面白かった」と言ってました。
初めてが、今日だなんて、ついてるよなぁ。
ま、志の輔さんの会なら、
ほとんど全て満足できますからね。

「初めて」がまだの方、
落語会のチケットは例えば「電子チケットぴあ」とかで、
発売日をチェックしてみましょう。

ちょっと頑張れば買えますよ。

●ネットで見つけた、4日連続で黒談春だったかもしれない方々
。はにかむ ~上手に焼けました!さん
咲くやこの花 in Tokyoさん
大分トリニータとかもろもろについて書いてみるブログさん
よのなかついでに、XXさん
おつかれさまです。

2007年03月25日

志の輔らくご21世紀は21日 (2007年3月)

志の輔らくご21世紀は21日 (2007年3月)
2007年3月21日(水)会場:明治安田生命ホール


家元(談志)現るの巻


先月にひきつづき、新宿の独演会に
来ることができました。
この会は頑張れば、チケット取れますね。
今月は銀座ブロッサムの会が
あったから(取りやすかった)だけかもしれない。

来月(4/21)は、「黒談春」とかぶっているので、
ぼくはそっちに行く予定です。

開口一番:立川志の八「位牌屋」
落ち着いて演っているなぁと思う。
「板についてる」んではないしょうか。
ぼくは好きです。

立川志の輔「猿後家」
動物園についての枕から。
先月、TBS「落語研究会」で放送されたネタですね。
うまいことまとまっているなぁ、
そういえば、ほかの人のこの噺は聞いたことがない。

松元ヒロ「今日のニュース」
この時間を本当に楽しみにしている。
大笑いしました。絶妙な短さでいい。
この会は仲入り(休憩)がないので、
トイレに行っていて、頭のほうをちょっと見られず。

立川志の輔「山崎屋」
枕もなく「よかちょろ」がはじまったなぁ、
と思っていたら、なにやら長い。
トイレに行っておいてよかった。

昨年の「談志・志らく親子会」で、
家元が「よかちょろ」を演った後、
延々と落語解説をしていたのを思い出し、
これが「山崎屋」か、と気づく。

終演後、カーテンコールがあって、
志の輔さんが「客席に師匠・談志がおります、
まだ帰っていなければ(笑)」というと、
客席後方に、ほんとうに家元(談志)の姿が。

高座に上がって、座布団の上に座ると、
とても狂っているのだが、
おそらく凄く真っ当なことを言っていた。

アレだけ自分を客観的に追い込んでいく思考は、
尋常ではないし、狂っていると思うけど、
「そんな自分が愛おしいです」といえるのは、
至極真っ当な気がする。
真っ当というか、カッコいいんです、なんというか。
ん~自分で書いていて
意味が分からなくなっちゃった(すいません)

ま、それはさておき。
その後の家元はトロけるような笑顔でニッコリ、
シーンとした会場の空気を一瞬で変えてくれました。

あまりのうれしさで涙が出そうでした。

つまりハッキリ分かっていることは一つだけあって、
ぼくはいつだって家元に会いたいってことなんです。

●ネットで見つけた、客席に緊張が走った一瞬をともに味わったであろう方々
。ネリマグラシ ~お、シグルイの8巻出てるゼーさん
茜の とぉんと来ましたさん
Precious My Timeさん
あきすとぜねこさん
落語ピスタチオさん

2007年03月02日

下丸子らくご倶楽部 (2007年2月)

下丸子らくご倶楽部 (2007年2月)
2007年2月17日(金)会場:大田区民プラザ

仕事で到着が遅くれてしまい、
トークコーナー終盤で席に。

会場で配られる「下丸子通信」の裏面が、
印刷されていないじゃないの!と怒った
ご老人はいたのだろうか。

柳家花緑「七段目」
遊んでいるようで、ときどき本気で巧いな、
かっこいいなと思えるところがあるのが、
花緑さんの好きなところ。
相反するパラメータってやつでしょ、
「ふり幅」とか「そのギャップぅ」ともいう。
(言うのか?)

とにかく、
もう一度ききたいし、もっとききたいなぁ。
と思った。

仲入り

松元ヒロ「スタンダップコミック」
大晦日の「にぎわい座カウントダウン」と
ほぼ同じネタだった。
こんなの見ながら年越していたのか、
と呆れてしまったくらいに楽しい。

松元ヒロさんといえば、、、
来月のソロライブのチケット取り忘れていたら、
売り切れていた。。。大失敗だ。

立川志らく「粗忽の釘」
(追いかけすぎなのかもしれないけど)
「志らくのピン」以来、よく聞いている噺。

志らくさんの演る、この噺の夫婦が大好きなので、
相変わらずのやりとりを楽しんだ。

毎月なんですが終わった後は、
「下丸子」が一番好きな落語会かもしれない
といつも思う。

よく笑って、日常のあわただしさもあり、
心地よく疲れました。

2007年02月26日

志の輔らくご21世紀は21日 (2007年2月)

志の輔らくご21世紀は21日 (2007年2月)
2007年2月21日(水)会場:明治安田生命ホール

この会はロビーゲストと称して、
開演前のロビーでの出し物があります。
今回は、な、なんとテルミンの演奏(やの雪)。
入るなり立ちすくんで、
聞き入ってしまいました。

開口一番:立川志の八「狸の賽(たぬきのさい)」
前座ということだけれども、
もうゼンゼンおもしろいです。

立川志の輔「となりの喧嘩」
枕はテレビの話。滑稽噺の新作で、
志の輔さんの新作落語は、
現代の日常の一コマがイキイキと
語られるのが特徴。
こんな風に、ちょっとデフォルメすると、
おもしろくなる日常を生きているんですかね、
わたしたちって、と思う。

松元ヒロ「今日のニュース」
毎回、すごく楽しみにしているマイムの
パフォーマンス。
けっこうな時間やっているのに、
ギリギリで飽きない感じが良い、
すごく好きです。

立川志の輔「百年目」
生きるためには無駄も重要、
無駄が重要なのだと、
説明する旦那の話の長いこと。
「無駄が大事」と無駄話で語り続け、
やんわりと、そして延々と説教される辛さが
番頭とともに客にも身にしみたところで
アッサリとしたサゲ。
どっと肩から力が抜けました。

2007年01月07日

横浜にぎわい座 新年カウントダウン寄席

新年カウントダウン寄席
2006年12月31日 横浜にぎわい座

早めに着いて、にぎわい座ちかくのお蕎麦やさんに
入ろうと楽しみにしていたのに行列で中に入れず。
ちょっとだけ、がっかりでした。

というわけで蕎麦やの一件もあって途中から。
客席は満席、小学生くらいのお子さん連れも。

立川志の吉「初天神」
志の輔一門で2ッ目の志の吉さん、ちょっと
アメ玉のなめ方がハンパに気持ち悪かったかも(笑

寒空はだか「歌うスタンダップコミック」
噂はきいていたのですが、一見オヤジ臭い、細いお兄さん。
テレビでは見られない、こういう芸人さんを見られるのが
寄席・演芸場の良いところ。

三遊亭全楽「錦の袈裟」
元気で変態な与太郎でした。枕も2006年ネタでたっぷり。

ダメじゃん小出「ジャグリング」
2度目の出会いになるダメじゃんさん。
あらためて、ほんとおもしろいなーと思ったステージでした。
客席の拍手の量を指揮してしまう「拍手メーター」は
(かってに命名)大発明。

立川文都「小言幸兵衛」
「そろそろワタシも売れたい」とボヤく枕でスタート。
芸人一人の徐々に持ち時間が長くなってくる。

仲入り

松元ヒロ「漫談」
最高におもしろいヒロさん。世界を変える力があるのは、
そうとうおもしろい芸人なのだな、と感じる。
「世界を変える」っていうのは、大げさな意味じゃなくて、
つまらないことや、どうにもならないことを、
みんなで笑って楽しく暮らそうよ、といようなことです。
これぞ演芸パワー(なんのこっちゃ)。

立川笑志「悋気の独楽」
「今年の真打ち昇進もなくなりました」と自虐ギャグでスタート。
お客さんも、みんな実力は認めているからこそ、笑うんでしょうけど。
本題(噺)の方は、おもしろかったです。オリジナルの
工夫やギャグもけっこうあるんですかね。

伝の会「長唄三味線」
お二人組の伝の会。
ひとりは、志の輔さんの独演会「志の輔らくごは21世紀は21日」
の出囃子などで知られる、テツクロさんです。
聞きながら、長唄の三味線ってのはスラッシュメタルだなとおもって、
なつかしいカルフォルニア・クランチに思いをはせつつ。

立川志の輔「抜け雀」
2006年の大トリは、志の輔師匠。いつものように楽しい枕から。
噺がはじまって、「抜け雀かぁ〜」と何ともスッキリした気分に。

すがすがしい気持ちになるような、好演だったとおもいます。

カウントダウンは20時開始、4時間の長丁場ですが、
今年も楽しかったなぁと思ったりしながら、あっという間でした。

周りは、いつも変わらない、にぎわい座のお客さん、
演芸が好きでたまらないといった趣き。

最後まで和やかなムードで2006年をフィニッシュしました。

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