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桃月庵白酒さんについてのエントリ

2008年08月05日

第350回 花形演芸会

第350回 花形演芸会
2008年7月27日(土)会場:国立演芸場

土曜なのでノンビリ出かけました。
(到着前は、鈴々舎風車「やかんなめ」

瀧川鯉橋「粗忽の釘」
県民ホールの喬太郎さんの会以来2度目です。
シンプルで楽しい落語、ちょっと芸協っぽいです。
(っていうか芸協なんだけど)

ロケット団「漫才」
いつもの四字熟語のネタ「国民年金」からはじまって、
「山本モナ」って(笑)モナはカタカナだけどなァ。
これはドンドン更新して何度も使えるフォーマットなんですね。
楽しいです。
途中、ツッコミの倉田さんの「マンザイ楽しいなァ!」も炸裂。
同じネタでも毎回どこか遊んでいるのか、
キャッキャいって演っているので、本当に楽しそう(にみえる)。

立川志らく「死神」
ゲストは志らく師匠。この日のお目当てであります。

マクラは、その昔「花形演芸会」に出た時のハナシ。
その時に演った「火焔太鼓」が大いにウケたけど賞にはカスリもせず。
「そんなメモリアルな会の出演を祝って、めでたい噺を」
といって「死神」へ。
丁寧にいろいろなことを言葉で語っていたように思います。
「女房・子どもが湯に行っている間に医者を開業した」とか、
気づいてしまうと気になっちゃうようなコトを、
さりげなく解決しながら進んでいきます。

不気味さとギャグが共存した「死神」でした。
ひさびさのネタが堪能できて良かった。

仲入り

立川談修「看板のピン」
キレイな落語です。
立川流っぽさってあるのかなァ、と思いました。
「ぽさ」ってなんなんでしょ。
なんかありますよね。直弟子でも孫弟子でも、
どこか一緒の部分がある。

柳家紫文「粋曲」
「待ってました!」の声がかかります。
妙に人気がありますねェ。僕も大好きです。
会場はさすがに演芸ファンが多いのか、
語りの冒頭で笑いが起きる。
もちろん本編も感度の良い客席にウケまくり。
最後は「片足カッポレ」も披露。

桃月庵白酒「鰻の幇間」
この噺だから「羽織は脱がない」で汗だくの高座でした。

ちょっと寝不足で、ウトウトしちゃったんですよね。
ちゃんと聞きたいネタだったんですけど、、、
次のチャンスに賭けます。

2008年05月22日

第四回 ワザオギ落語会

第四回 ワザオギ落語会
2008年5月17日(土)会場:国立演芸場

三遊亭好二郎「宗論」
真打ち昇進で兼好と改名する好二郎さん。
朝日名人会に続いて2度目です。

枕では素人時代に良く聞いて憧れていた
諸先輩との共演がうれしい、と素直にうれしそう。
円楽党の所属で接点がないから余計とのこと。

噺の方は、息子の異常さと、親子のトンチンカンな会話。
「イxxエスx」とか、気味の悪い言い方・フレーズの天丼(繰り返し)も、
多少くどい感じもあるけどハマって笑ってしまった。
ちょっとクセになるかも。

桃月庵白酒「転宅」
二番バッターは白酒さん。
コロコロして汗っかきな感じが好きです。
マヌケな泥棒は粗忽の領域に近づいていて、あまりにかわいらしい。
そんな泥棒を手玉にとる女が憎たらしく思えなくなるほど。
男の純情というか、女に狂いやすいってことを
デフォルメした形で良かった。

三遊亭円丈「強情灸」
今日は「新・首提灯」をやろうと思ったけど、
まとめきれなかったので、と「強情灸」へ。
相変わらず「バカヤローテメーコノヤロォ」が多いですよね。
どんな江戸っ子なんだ(笑)

仲入り

柳家喬太郎「ちりとてちん」
昼間の「朝日名人会」に続いての、喬太郎さんです。
円丈師匠の高座をソデで聞いていて
「聞いたことある新作演ってるな」と思ったら、
(古典)の「強情灸」だった。なんて言い出すハナシから。

総菜屋で家族のおかずを選んでいる自分の細かい姿、なんてのを
披露して爆笑と共感を誘いつつ、
食べ物の保存・賞味期限の話から「ちりとてちん」。

いつか「寄席ダイノジ 柳家喬太郎VSダイノジinフランス座」で
聞いたことがあるんですが、素直な客の方が、大げさすぎて笑えるし、
隠居は悪だくみするのに、ものすごく悪い顔をして閃いたり、
喬太郎版「ちりとてちん」の面白いこと。

肝心な実食シーンでは、ゴリラみたいになって悶絶する姿が爆笑なんだけど、
途中で「強情灸」のお灸の場面もサンプリングして、
この日、この瞬間ならではの笑いも追加していく。
これだけウケたら、もう帰ってもイイくらい、とは思いません!
トリは権太楼さんですからね。メンツも並びも豪華。

柳家権太楼「文七元結」
枕もそこそこに、江戸っ子の道楽といえば、と始まる人情噺。
権太楼さんがこの噺を演るのは知っていたけど、初めて聞ける!と
興奮してケツが浮きました。

普段の爆笑モードではなくて、
じっくりと緊張感と人情で押していくような高座。
女房の必死さ、長兵衛のドン底、
それから、タダタダ若くて美しい、文七とお久。
それぞれがお互いを思うことで再生していく、とってもイイ噺という作品でした。

吾妻橋が終わるまで、ほとんど笑いもなく、
ミシっという板のずれる音すら響きわたるような神妙な空気でしたね。

ラストの大団円は、涙あり笑いあり。
良かった!となれる。

人情だなァ。

2008年03月05日

国立演芸場 三月上席

国立演芸場 三月上席
2008年3月2日(日)会場:国立演芸場

喬太郎さんがトリの国立演芸場へ。
微妙に寝坊してロケット団さんの出番から入場。

開口一番:柳家小ぞう「金明竹」

入船亭扇里「ぞろぞろ」

ロケット団「漫才」
いつものツカミから、新ネタまで、
四字熟語のネタもアップデートされていて、
大いにウケる。おもしろかった。

桃月庵白酒「代脈」
かわいらしい風貌から、ポツポツと
どこかひょうひょうとした雰囲気が楽しい落語。
変態な銀杏がキャッキャとはしゃいでいて、
愉快でした。

柳家亀太郎「三味線曲弾」
三味線を肩にのせて弾いたり、一風変わった三味線芸。
はじめてみましたね。

三遊亭吉窓「長屋の花見」
落語の後、寄席の踊りを披露。
芸者が朝起きてから寝るまで、
ルックスに似合わない細々とした動き、
客席は大いに盛り上がったのでした。

仲入り

カンジヤマ・マイム「パントマイム」
だるま食堂の代演は「おしゃべりなパントマイム」
カンジヤマ・マイムさん。
ロボットの指揮者から、りんごの食べ方、
歩き方の話などなど。
客席は「ほぉう」となったり、爆笑したり、
大いに盛り上がったステージでした。

三遊亭金八「源平盛衰記」
実は2度目になる金八さんの「源平〜」、
とにかく「コレでもか」というイキオイで時事ネタをブチこんで、
トントントントーンとテンポ良く進む落語。
講談パートもソツなく、歯切れ良くこなしていて、
好印象なのでした。

翁家勝丸「太神楽曲芸」
わりかし大技(っぽいの)もくりだした気がする。
脱力系曲芸の大家。早くも大物です。

柳家喬太郎「按摩の炬燵(あんまのこたつ)」
山吹色の着物で登場した喬太郎さん。
久しぶりに聞いた噺で、前回よりも堪能しました。
酔っぱらった按摩さんの愚痴が、
按摩さんのなのか、喬太郎さんの愚痴なのか、
ない交ぜになりながら、爆笑をとっていく、
自由自在な高座という感じで、
なにより「本当に満足した〜」という会場の空気が心地よかった。

酔っぱらった人を炬燵のかわりにして暖まろうなんて、
落語ならではの話でヘンテコです。

そんなヘンテコな嘘も、
なんとなくありそうなことのように聞いてしまう
っていうのも落語の不思議だなァ、なんてことも思いました。

2007年12月30日

新宿末廣亭 十二月下席 昼の部〜夜の部

新宿末廣亭 十二月下席 昼の部〜夜の部
2007年12月28日(金)会場:新宿末廣亭

秋以降ペースが落ちたものの、落語を聞きまくった2007年。
といいつつ、市馬さんの「掛け取り」をきいてないという、
やり残し(聞き残し)がありまして、末廣亭へ。

柳亭市馬「掛け取り」
早足でかけつけると、すでに市馬さんの出番中。
何人も立ち見が出て、大入り満員といったところ。
ネタはやっぱり「掛け取り」で、
お上さんが去年の大晦日の話をしているところでした。
「間に合ったァ〜」と思っていると、
同じような考えの人ですかね、
後から何人もぞろぞろと入ってきました。

狂歌に相撲甚句に芝居、そして最後は、
三橋美智也の歌まで登場する、
「掛け取り美智也」バージョン。
市馬さんの芸達者ぶりに、会場からは何度も拍手が。
何もかも最高ですね。

やっぱ、これ聞かないと年の瀬って感じがしないなァ、
っていうのは大げさだけど、
この時期だけ、と思うと、聞けないのはさびしいわけでして。
会社、早引けしたかいがありました。

そのまま、夜の部も居続け。

夜の部
開口一番:初音家左吉「金明竹」

金原亭馬生「ざる屋」

近藤志げる「漫謡」

金原亭小駒「桃太郎」

橘家円太郎「強情灸」

ロケット団「漫才」
久しぶりのロケット団。
相変わらずの安定感とスベリ知らず。

桃月庵白酒「つる」
ちょっと新しい「つる」、もうけものでした。

入船亭扇治「引っ越しの夢」

翁家勝丸「太神楽曲芸」
何度も失敗、下手だよなァ〜

柳家小袁治「堪忍袋」

五街道雲助「粗忽の釘」
引越しが終わった後からの、ちょっとショートバージョン。

仲入り
と、ここまで居て、眠くなってしまったので帰りました。
ちなみに、仲入り後は、以下のような感じだったようです。

古今亭菊志ん「義眼」
柳家紫文
古今亭志ん五「浮世床」
三遊亭白鳥「ナースコール」
アサダ二世「奇術」
むかし家今松「芝浜」

帰っちゃったの、ちょっともったいなかったですね。
定席は今日で終わり、翌日の余一会で、
末廣亭の今年の興行もおしまいです。

2007年07月26日

第七十一回 朝日名人会

第七十一回 朝日名人会
2007年7月21日(土)会場:有楽町朝日ホール

落語、落語の毎日で、
気がつくと年を重ねているという
ありがたいような、もったいないようなディズ。

誕生祝をした翌日はハシゴで落語会です。
(大銀座で懲りたはずなのに・・・)

会場入りすると、提灯を借りに来た人と、
八っつぁんがしゃべっていた。
(開口一番:柳家花いち「道灌」)

三遊亭遊馬「たがや」
夕刊フジ特選寄席で見て、
良いな、おもしろいな、と思っていたら、
真打昇進が決まったみたいですね。

いろんなギャグや声ネタがハマって
面白い高座だった。もっと聞きたい。

桃月庵白酒(とうげつあんはくしゅ)「お見立て」
じつは初見の白酒さん。
まだ見てない人多いんだよなァ。
権太郎さんだって、
この前の大銀座で始めてだったし、
さん喬さんもまだ。他にももっといる。
いっぽうで立川流なら
前座さんにも詳しい始末。

で、白酒さん。
なんというか若さがあっていいな。
もう少し聞いてみたい。

入船亭扇橋「弥次郎」

仲入り
「朝日名人会」半年間の
通しチケットの抽選を申し込む。

当ったらタイヘンなことだァ。
でもA席の方が好きだな。
通し券はS席なんですよね。

林家正雀「紙屑屋」
「白紙は白紙、カラスはカラス~」と
紙屑を選り分ける場面が楽しい。
意外とテンポが速くて、
ちょっとボケーっとしてると
置いていかれてしまいますね。
注意です。

芸達者な方。

柳家小三治「猫の皿」
古の小学唱歌「青葉の笛」の枕から。
「インターネットで何でも調べられる」ことを憂う。
たしかに、知識や知恵が
値下げしているような時代ですねェ。
良いか悪いかはわからないんですが。

噺のほうは、おかしかったなァ。
こういう落語なら、毎日でも聞きたい!って、
またさらに落語病をこじらせてしまいました。


●ネットで見つけたお客さんたち
いつも・・・さん
みしのたくかにとさん
L Diaryさん
生きてるだけで、まるもうけさん
フンコロガ氏の喫茶室さん
山手線の外側にてさん
おつかれさまです。

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