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瀧川鯉昇さんについてのエントリ

2009年12月02日

喬太郎・鯉昇・桃太郎 三人会

喬太郎・鯉昇・桃太郎 三人会
2009年11月25日(水)会場:練馬文化センター

定期的に開催される夕刊フジ主催の桃太郎さんの会。
このメンバーはオモロシロそう、と
仕事もそこそこにアタマから参加。

開口一番:瀧川鯉ちゃ「新聞記事」
鯉昇さんのお弟子さんとのこと。

昔昔亭桃太郎「らくだ」
お馴染み「体臭芸能」のツカミから。
ごくごく自然に「らくだ」が始まったので
ビックリしてしまいました。
もうね、これは不思議というか、なんというか。
新しすぎて全編笑えるか沈黙かは別れるところかも。
この日がネタ卸しだったのとことで、
近くに予定されている
「さん喬・権太楼」の準備のようでした。

仲入り後のトークショーで、
冒頭から「つたない『らくだ』ですいません」とか、
「演りたくなかった」とか言っているのを聞いて、
なんだか(今よりも)すこしだけ桃太郎さんが
好きになりました。

柳家喬太郎「幇間腹(たいこばら)」
いつものB級グルメトーク、これ好きなんだよなァ。
かつ屋がどうのとか、夜中にたくさん食べちゃったとか。

噺家は客席と舞台が分かれているから、
距離があるから良いけど、なんて言い出したので
「幇間腹」かァ、と先読みしていたんですが(クセですよね、これ)、
いったん話は脱線。
木久蔵(二代目)の姉さんの誕生祝いに
座敷に呼ばれた、とかいう
変わったエピソードが披露されたのでした。

彼のことは、みんなが好きになりますよ、と
木久蔵伝説的なエピソードを披露。
ウツワが違うというか、なんというか。

噺の方は、いつもどおり気持ちの悪い若旦那が活躍、
猫とタイコモチにとっての大変な悲劇なのでした。

瀧川鯉昇「二番煎じ」
ぐっと、なにも喋らないで笑いをとる、
いつものツカミから。

この噺といえば、もう役人が入ってきてからの
メッチャクチャぶりが、そうとう面白いんですよね。
で、「宗助さんが」これですよね、

そして仲入り前にして21時(開始19時です)を
迎えようとしているのでした。

仲入り

喬太郎・鯉昇・桃太郎「トークショー」
もうしっちゃかめっちゃかのトークショー。
落語芸術協会の理事(桃太郎さん)と幹事(鯉昇さん)の
ハナシとかしていましたね。
あとは、、、「覚えてないなァ」ってことの方が良さそう。
その場にいた人たちのお楽しみですね。

そして突然、桃太郎さんから「そろそろ打ち上げの時間」と
流れ解散の指示があり終了となりました。。


管理人の独り言
年末あまりイベントのない自分に朗報が。クリスマスイブの鈴本のトリは市馬さんのようです。いやーこれはすごいですな(笑)
市馬さんのサイトに書かれていました。

2009年09月07日

第28回 読売GINZA落語会

第28回 読売GINZA落語会
2009年8月31日(月)会場:ル テアトル銀座

「関東地方に台風直撃」なんて言われていた中、
ほとんどのお客はくじけずに着席しているのだから、
すごい熱意ですよね。
ま、チケット買っちゃったし、当たり前か。

桃月庵白酒「金明竹」
前の日の総選挙なんかを軽くネタにしながら、
サラリと噺の方へ。
マンガから飛び出してきたような、
かわいい与太郎が魅力的です。
与太郎にはかわいげは不可欠ですなァ。
それって、その噺家さんの持っている
かわいげに通じるのかなァ。

滝川鯉昇「ちりとてちん」
とってもイイ声の鯉昇さん。
この独特の、落ち着いた笑いは何なんでしょう。
そうとう好きなんですよね。
良い裏切りがあるし、きっちり笑える安心感。
ま〜それにしても、ちりとてちん、不味そうだったな。

柳家喬太郎「路地裏の伝説」
つい先日まで、このル・テアトル銀座で
舞台「斉藤幸子」に出演していたので変な感覚なんだそう。
その舞台の中の「踊れてなかった」ダンスを披露したり、
相変わらず自由奔放な枕。
今日のメンバーではオレがこういう役
(アンケートに文句を書かれる役)だから、とかなんとか。

その後、「夏と言えば、お盆があって」なんて、
「落語に入りますよ」という声のトーンになってからは、
一気に噺の世界へ。何があったって落語に入ったり
戻ったりできるんじゃないでしょうか。すごいな。

噺の方はね、ファンの方にはお馴染み、ですな。
ファンじゃなくても、知ってるよ、
という落語ファンな方は多いかも。
喬太郎さんの新作にあるナンセンス+シットリっていう
不思議な感覚が楽しめます。

仲入り
ホテル西洋銀座の銀座マカロンとコーヒーをがっつく。
高いけど旨いマカロンです。

入船亭扇遊「厩火事」
喬太郎さんに「打ち上げ+カラオケ担当」(でしたっけ?)
と言われたのを楽しそうになぞって、落語へ。

立川談春「妾馬」
選挙で波乱があったんだから、
台風がもっと暴れるかと思ったら、そうでもなかったから、
インフルエンザが流行るだろう、なんて言い出す。

そしたら(人が集まれないから)地下で
落語会が開かれるようになって、、、なんてハナシ。
なんだかね。

で「妾馬」。

談春さん自体、ちょっと無沙汰気味だからかもしれないけど、
ずいぶん久しぶりな気が。
(「妾馬」は「立川流三人の会2」以来でした。)

ヤンチャでかわいい八五郎に、
家族愛が散りばめられて、
序盤から早くも人情人情な展開です。

そんな人情に加えて「泣きのトーン」で
ウルっと来させておいて、椎茸昆布のギャグで笑わせる、
なんかウマさを感じましたねェ。

そして、後半は、語りまくる八五郎。
謙虚に暮らすことが大事だよという説教
「実るほど、、、稲穂かな」に
「兄チャンみたいな奴は、、、謙虚にならなくても良い」
とかなんとか。
照れもあるようでしたが、青年の主張のようでもあり、
笑いもあり、人情もあり、そんな高座でしたかね。

まァ、しかし語り初めてからが長いかも知れない。
ちょっと長いなァつって聞いてました。

でも少し前まで、喜んで聞いていたしなぁ。
「談春七夜」なんて、7日で8公演だったんだもの。


管理人の独り言
ま、いまさらなんですがAKB48について勉強してまして(なにが勉強だ)、意外と曲が良いんですよね。こう、歌詞もPVも学生時代をイマイチ幸せに過ごせなかったかもしれない中年にはグサグサと刺さってくる内容っていうか。
ベタとかクリシェみたいなものかも知れないけど、まぁ分かっていてもこういうのに弱いんだよね、っていう人向けかも知れません。
屈折した大人が多いんですかね。


2009年06月19日

第8回 新にっかん飛切落語会

第8回 新にっかん飛切落語会
2009年6月12日(金)会場:紀ノ国屋サザンシアター

相変わらず遅刻です。ただ、遅れても、
噺の途中でガシガシと会場内を歩いて着席するような、
そんな客ではありません。少しは遠慮してます。
(で、到着前に、なにやら開口一番があった様子でした。)

柳亭市馬「転宅」
マクラで泥棒の小話をしている最中。
いやー間に合ってよかった。
とくにオーバーに演じ分けている訳じゃないのに
マヌケな男はとことんマヌケに見えてくる。
シンプルなのに爆笑できる。
すごく良いなァ、癒されます。

落語に入ると、舞台の妾(めかけ)の住む家を
「粋な黒塀、見越しの松に」と表現しつつ
このフレーズは春日八郎の流行歌が、と
自ら、唄いたいムードを醸し出す市馬さん。
それに拍手で応えて催促する客席。
すぐに「お客さんもお好きですねぇ」と満面の笑みで、
「お富さん」を披露してくれました。
昭和歌謡のエッセンスが詰まった明るいメロディに
救いのない暗い因縁につながるストーリー。
何ともたまらん唄ですね。

噺の方は、冒頭のメシを食うシーンの、
美味そうなことと言ったらたまらないです。
テクニックとか、そういうの分からないけど、
とにかく美味そうで「ヌタ、食いたい!」って思っちゃいました。

女の度胸が座っていて調子の良い感じ、
だまされる方の泥棒男がドンドン浮かれていく様子。
雰囲気も楽しいし、分かっていても、
「あ、だまされた」と笑っちゃう感覚。
シンプルだけど十分すぎるほど落語の魅力たっぷりな高座でした。

桂ざこば「子別れ(下)」
ナマで高座を見るのは初めてかな、
年中、夫婦喧嘩をしているけど、子どもが居るから別れない、
「子は鎹(かすがい)だ」といって、
なんとホンモノの鎹を見せてくれました。
あ〜あの鉄の、こうなってる奴か、ふ〜ん、て感じ。

上方にも「子別れ」ってあるんだ、とか思いつつ、
終盤までちょっとウトウトどころか爆睡。

「ウナギの胴体を食べてない」なんて
フレーズがおかしいですね。
しかし「子別れ」自体久しぶりに聞いたな。

仲入り

柳家喬太郎「頓間(とんま)の使者」
イイノホールで開催されていた時代から、
会場が新宿に移って初の出演です、と
ウキウキモードの喬太郎さん。
新宿、イカガワシくて良いですね!
二丁目なんてすぐそこですよ、とか
新南口!新宿駅だと言われたら新宿で、とか新宿トーク。

夜の駅にいるカップルは、、、というハナシ。
駅でケンカしている男女は、エスカレータの下とか、
キオスクの裏とか、庭の石を持ち上げると
ハサミムシが居たと言うところにいる、だって。
すごい分かるなァ、楽しい。

そんな男女の話から、悲しい夫婦の噺へ。
なんとも笑っていいのか、笑ったらまずいのか、
ギリギリのところをついてくるような落語な気がしてます。

泣きながら訴える
八っつあんの「生きてる、って言ったじゃないか!」に
熊さんの「ウソだもん」、この台詞に爆笑してしまいました。

「仏は、、、熊さん?」とか、
悲しすぎるけどギャグなんだけどね、、、っていう、
喜劇ならではの感覚ですな。

瀧川鯉昇「佃祭り」
とっても良い声の鯉昇さん。
なかなか出会えないので楽しみにしてました。
妙な間のはずし方でツカミはOK、
その後も、すっとぼけたような挨拶。
でも噺の方に入ると、
良い感じに心地良い古典なんですよね。

でも気合いがギンギンに入ってる風でないのに、
実は丁寧に古典を作り変えるようなことをしていて、
んでも、あんまり気にならない。

「ここ変えましたね!改作ですね!なるほど〜」
みたいな評判じゃないですよね。
お客がそこまでマニアじゃないからかな。

なんか、すげーおもしろいギャグがあったんだけど、
忘れちゃいました。
ま、良いかまた聞けるだろうし、
そのとき面白いかも分からないけど。

とにかく今日は面白かった。


管理人の独り言
新しいiPhoneほしいです。でもiPod TouchにiPod Classicに、つかってないけどShuffleも持ってるし、、、もう買わなくて良いはず、、、でも、欲しい(ホントドビョーキ)

2009年05月21日

第五回 ワザオギ落語会

第五回 ワザオギ落語会
2009年5月16日(土)会場:国立演芸場

夕方18時過ぎに開演。
毎回、ビデオ撮影されて、DVDに収録されます。
今回はトリが桃太郎さん。

古今亭今輔「チョココロネ政談」
芸術協会の所属で新作派の今輔さん、
実際に聞くのは、、、初めてですね。

吹き出物とホルモンのバランスのハナシで自己紹介。
日常から、不思議な世界に迷い込んでしまうことが
あります、と噺の方へ。

思わず、オイ!と声を出して
ツッコんでしまいそうな高座で、
こりゃビックリでした。

「笑えよ」というよりは「笑っても良いよ」と、
こちらに寄り添って、忍び込んでくるような(なんだそりゃ)、
そんな優しいノンビリしたギャグがうれしいです。

まーあまりのバカバカしさに笑ってしまいました。

芸協について自体が不勉強なんですが、
もっと聞いたら楽しいんでしょうねェ。
(「来なくてイイヨ」って言われちゃうかもしれないですが)

柳家喬太郎「道灌」
先代の小さんの祥月命日というハナシから、
「みなさんいろいろな噺が聞きたいのでしょうけれども、
今日は大師匠にちなんで、この噺を演らせてください」と言って、
威勢よく八五郎がご隠居を訪ねてくるのでした。

ほんとオモシロかったんです。
とくにギャグを追加しまくると言うことでもなく、
しかし絶妙なところで
少しずつ裏切ってくるあたりも良かったし。

もともと「道灌」って噺も好きなんですよね。
筋なんてないけど、
江戸の落語のリズムとメロディが感じられる楽しさ。
バカバカしいけど、ご隠居と八五郎の仲が良くって、
気がおけないところ。
なんてことないことを楽しんでいるような豊かさ、というか。

これはイイもの聞けました。
マジで涙目になったもんな。
ま「道灌」で泣くなよ、と。
泣いてないけど。

滝川鯉昇「千早振る」
スーっと入ってきた鯉昇さん。
声がイイですよね。渋くて艶があって、
「あまり一生懸命やらないくらいが、
ちょうど良い」との言葉通り、
押さえ目の喋りに良く通る美声。
ひょうひょうとしつつも、切れ味の良いギャグ。
楽しくて心地よいです。

心地良いついでに、
ちょっと寝ちゃったんですけどね。

仲入り

柳亭市馬「山号寺号」
いつものようにさっそうと登場。
「鯉昇・桃太郎にはさまれて高座に上がる幸せ、
といったらないです、普段なら白鳥・川柳とか」
(と苦そうな顔)なんて言っていました。

そんな訳で今日は、うれしそうな市馬さん。
うれしそう、たのしそうな市馬さんを見ているだけで、
こちらが幸せな心持ちになります。たまらない芸人さんです。

(出番順で)ハサミ将棋なら自分も芸術協会だけど、
実は歌手協会からもお呼びが、、、ウソですけど、
とかバカバカしいことを言いつつ、落語のオチのハナシへ。

落語にはいろいろなオチがあるようで、と、
小話でオチのパターンを披露しつつ、
「落とし噺を」と「山号寺号」の始まり。

まー楽しいのなんの。
言葉遊びっていうか、会話の遊びみたいな、
落語の楽しさですよね。
同じ聞いたことある・知ってる噺でも、
人情噺だったら一週間にいっぺんで良いけど、
落とし噺は、もうちょっと聞きたいって思います。

昔昔亭桃太郎「ぜんざい公社」
円生師匠が「芸協はアマチュア」と言って以来、
ずっと下に見られてるんです、とか、
シレっと言うので、場内は爆笑。
その後は柳昇七回忌の落語会のハナシなどなど。

ときおり「ま、今日のお客さんにコレ言っても
しょうがないんだけど」って、
自虐というより突き放したようなギャグが挟まって、
これもウケたのなんの。

肝心な落語の方は、もうね。
ご存じの方はみなさんご存じ(って当たり前ですが)
百聞は一見にしかずですね、言葉にできませんね。
もうお茶飲んでるの見てるだけで
笑えちゃうんだから、事態は深刻です。
しょうがねーなーって、ギャグのオンパレード。

例えるならドンキホーテみたいな感じですかね。
中にはガラクタみたいな商品もあって、
トコロ狭しと並んでいるんだけど、
それがなんかウキウキするし、かわいくて仕方がないし、
(好きな人は)メチャメチャ楽しいっていう。

終わってみれば
異空間ネタ(桃太郎さん、今輔さん)に
落とし噺が挟まれていた会でしたね。

しかし楽しかったなァ。
こんな落語会ばっかりだったら良いのに。


管理人の独り言
インフルエンザが本格的に蔓延して居るんですかね。落語会もマスク着用の方が増えて、笑い声がこもり始めるんでしょうか。
毒性が低いとか言われてますけど、熱出たりするとダルいのでマスクしようと思います。

2008年06月16日

WAZAOGIろっく・おん「通好み」

WAZAOGIろっく・おん「通好み」
2008年6月10日(火)会場:内幸町ホール

前売りを買いそびれていたんですが、
やはりどうしても聞きたかったので、会社を飛び出して行ってきました。

開口一番:柳亭市朗「湯屋番」
市郎さんの途中で入場。もうすぐ二ツ目との噂も。
相変わらず汗だくでかわいらしい高座でした。

柳亭市馬「芋俵」
会場に到着した安心感と、市馬さんの語りの心地よさに、
すこし別世界へ行ってしまいました。。。
何のためにタクシーのってかけつけているのやら。

瀧川鯉昇「鰻屋」
実はナマで鯉昇さんを聞くのは初めてなんでした。
枕から、ひょうひょうとしたキャラクターでフフフと笑ってしまう。
落語の方も鰻屋の主人の妙なキャラの立ち方がおもしろい。
派手なギャグや演出がある訳じゃないのに個性的、愉快だなァ。

仲入り

柳亭市馬「青菜」
なぜか武闘派な雰囲気すらただよう八五郎。
何しでかすか分からないような乱暴者の雰囲気が出ていて、
むしろ少し怖いくらい。
その後、天災を心得て浮かれた八五郎のマヌケぶりは、
「武闘派」とのギャップが激しくて笑えますな。

瀧川鯉昇「茶の湯」
なんとも面白い「茶の湯」が聞けました。
ご隠居が知ったかぶるときの「それだ!」や、
ナゾの「泡千家(あわせんけ)」なんてフレーズが楽しい。
サゲの台詞のナマリ方も良かったな。
細かい工夫が個性を作っているようで楽しい。
また聞きたいッス。

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