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立川談笑さんについてのエントリ

2008年03月26日

第十回夕刊フジ平成特選寄席

第十回夕刊フジ平成特選寄席
2008年3月21日(金)会場:赤坂区民センター 区民ホール

すっかり定番となった夕刊フジ平成特選寄席も、今回で十回目。
皆勤賞ではないんですけど、けっこう出かけています。

立川らく次「雛鍔」
なんとかサゲのあたりで入場できました。
このネタいいですよね。らく次さんにあっているように思うなァ。
かっこいいですよ。

立川志の吉「看板のピン」
わりと聞いたことありがちな枕から。
楽しいんだけど、いつも軽い噺しか聞けないんですよね。
なかなか「独演会いってみようリスト」に入ってきません。

柳家花緑「天狗裁き」
NHK朝の連続ドラマ「ちりとてちん」を
楽しみにしているという花緑さん。
そういう人、お客さんにも多いんじゃないですかね、
かく言うぼくも相当入れ込んでます。
「師匠は選べても兄弟子は選べない、喬太郎のいる、
さん喬一門の下の弟子は大変に違いない」なんて笑い話も。
(あぁ見えて喬太郎さんは芸に厳しいから、だそう)

噺のほうは、桂米朝宅まで行って教わったという、
人間国宝直伝の「天狗裁き」。
実はさりげなくギャグが過激で、
「夢の話をしなかったらお前が死んだ後に俺は云々」とか
「話さなかったら体をバラバラにしてペディグリーに」
なんて、恐いギャグがけっこうあった。
そんなスプラッターな話も軽やかに話しているから、
ゲラゲラ〜っと笑ってしまいます。
あとは相変わらず、お上さんのキャラクターが面白かった。
このお上さんが出てくるとプププとなってしまう。

仲入り

立川談笑「薄型テレビ算」
枕では、会場のロビー一面に貼り付けられた
小学生の書き初めをイジる。
たしかに入った瞬間にギョっとしました。
今の子どもは自由ですなー

落語の方は、噂には聞いていた噺です。
古典の「壼算」をアレンジした改作で、そうとう面白い。
まさに、一見さんにもご贔屓さんにもおもしろい落語。
とくに最後のほう、ぜんぜんカラクリが分からなくて、
初めて「壺算」聞いたときと同じ、完全にパニックでした。
何度もきいて「壺算」のカラクリなんて聞き飽きちゃったんだけど、
ひさびさのこの感覚、「壺算」を初めて聞いた時を思い出したほど。
とにかく楽しかった。

柳家喬太郎「路地裏の伝説」
枕ではドラマ「ちりとてちん」の貫地谷しほりが、
自分に弟子入りしたら、という妄想でひとしきり盛り上がる。
(ノタウチまわって→すいません、のオヤジパターン)
ちなみに(花緑さんの話をうけて)「さん喬一門は仲は良い」そうです。

落語は新作、これも演題だけは知っていたけど、
初めて聞けて楽しかったなァ。
喬太郎さんの新作は、こういう他愛もない、
どこかリアルでリアルじゃない日常みたいなものを
あつかった作品が多いです。

筋書きや人情が好きな人には、たぶんあまりウケないんですけど、
喬太郎ならなんでも笑えます!って人もいるかも知れないし、
不思議なもんです。
ぼくは好きですね。大いに笑ったし、
何が飛び出すか分からない、というようなライブの魅力もあります。

次回の夕刊フジ平成特選寄席は6月13日、同じ会場で、
出演は、立川生志、林家彦いち、
柳家三三、林家木久蔵とのことです。


赤坂区民センター周辺の地図

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最寄り駅は、青山一丁目駅・赤坂見附駅

2008年01月13日

第60回新春プラザ寄席 談志一門会

第60回新春プラザ寄席 談志一門会
2007年1月6日(日)会場:大田区民プラザ大ホール

連日の新春プラザ寄席です。
二日目は談志一門会。

立川らく次「雛鍔(ひなつば)」
テンポよく聞かせてくれました、
最近、らく次さんの高座は少し楽しみになってきたな。

立川談修「ちりとてちん」
メジャーな噺を、きれいに演る談修さん。
個性派の多い立川流、いまの噺家さんの中では、
ちょっとだけ異彩を放っている感じ。
おおげさか。

立川談笑「粗忽長屋」
とってもアブない時事ネタ、芸能界ネタなんかで、
客席をわかせた後は、とっても狂った「粗忽長屋」へ。
粗忽者二人の話じゃなくて、長屋の住人がぜんぶ粗忽になってる。
粗忽な人間があつまった長屋だった、
という衝撃の事実が明かに。
サゲも工夫してあったけど、これはどうかなァ。

野末陳平「時事放談」
政治の裏話、噂話なんかをツラツラとトーク。

仲入り
急いでロビーに行ったら、
家元(談志)の手拭いを売っていて、
ゲットできましたー(即売り切れ)

立川談志「権助提灯」
すこし機嫌のよさそうな家元。

権助が欲深い旦那を皮肉る姿は、
ひょうひょうとしていながら、スガスガしい感じにすらありますな。

自ら「古典には出てこない」という、
メカケのキャラクターが、とっても軽くて、おかしかった。
噺の後半はパッパッっとカットアップしてテンポよく。

「声が出ない」とはいっていたけれど、調子は少しいいのかな。
ご機嫌の家元をみて、ウキウキした気持ちになりました。

2007年07月22日

大銀座落語祭2007 立川談笑の世界/立川志らくの世界

大銀座落語祭2007 立川談笑の世界/立川志らくの世界
2007年7月14日(土)会場:博品館劇場

大銀座落語祭(ぼくにとっての)二日目。
お昼は立川流。


第一部 立川談笑の世界

久しぶりに聞く「談笑落語」、
結論から先に申しますと非常に満足でした。

立川談笑「時そば」
辛気臭い、そば屋の登場に爆笑。
楽しいギャグが満載、
「モスバーガーうまいじゃネェか」だって。

立川談笑「粗忽長屋」
アブないギャグもさることながら、
工夫も光る「粗忽長屋」。

行き倒れを引き取りに、
長屋全員で出かける、
これぞ本当の「粗忽長屋」だァ。
そして「ここでサゲない」と来た。
でもオリジナルのサゲは、
あんまりピンと来なかったかな。


第二部 立川志らくの世界

懐メロ仲間の柳亭市馬さんをゲストに、
流行歌の歌謡ショー(と落語)
落語の方は大銀座「落語」祭で
歌謡ショーを開催する、
お二人を表すような二席。

立川志らく「寝床」
おなじみギャグ満載の一席。
義太夫の音圧(?)がトイレの戸を突き破って、
旦那がシャイニングのジャック・ニコルソン状態に。
初めて落語聞く人だったら、
そうとうビックリするんじゃないだろうか。

柳亭市馬「七段目」
カッコいい高座。
つい先日も、にぎわい座で「七段目」の
口演がありましたねェ。
その時、袖から顔だけ出していた
お弟子さん(市郎さん)の真剣な顔を
思い出したりしました。
この師匠に惚れてしまうのも、
無理はないわなァ。

そして歌謡ショー。
志らく師匠はキンピカのスーツで登場。
関係ないけど、昔キンピカ先生っていたなァ。

ご本人曰く「一番受けていた」のは、
さだまさしの「防人の歌」のメロディで
「津軽海峡冬景色」を歌い、2番は「寿限無」、
3番はなんと「芝浜」という替え歌。

アコーディオンの杉さんも登場、
大舞台でも落ち着いていらっしゃる。

市馬さんの歌は、
「言わずもがな」な訳ですが、
今日は志らく師匠の歌も良い。
どう良いかというと、
下丸子の時よりも良い(笑)

けっこう稽古されたんでしょうか。
「歌い手然」とした、たたずまいも
歌を良く聞かせていたように思う。

森口博子さんもゲストで登場。

でもクライマックスは、
市馬さんの「俵星玄蕃」でしたね。

先月は市馬さんのリサイタルもあり、
さすがに、これだけの数を聞いていると、
流行歌の世界の染まり始めている
自分がいると感じる。

●歌謡ショーの詳細などは、以下の皆さんのブログでお楽しみください(ひとまかせですいません)-順不同です-
GO! Curalu YOU.さん
よのなかついでに、XXさん
No Rakugo No Life しょの2 ~落語三昧~さん
団子屋お花さん
Izumiのおまけ+さん
じゅじゅブログさん
我が心どの凪ぐる日もなしさん
年中行事ワタナベ風さん
粗忽OL日記さん
東京日和見さん
平坦な戦場で愛し愛されて生きるのささん
私の芸術鑑賞記さん
tacarin的瘋癲徘徊流浪出没転変曲折散財浪費余録さん
raku5の日記さん
のらりくらりとさん
間抜けの実在に関する文献さん
憩(ブログ版)さん
私的落語~だけじゃない~日記さん
桜田門の松のラジオ上福岡さん
おつかれさまです。

2007年05月30日

下丸子らくご倶楽部 (2007年5月)

下丸子らくご倶楽部 (2007年5月)
2007年5月25日(金)会場:大田区民プラザ

われわれの商売では
1日で20時間くらい働くなんてことが、
タマにあります。
まさに、そんな最中に下丸子へ。
かなり遅れてしまいましたが、
汗だくでなんとかたどり着きました。

立川志らく「粗忽長屋」
会場に入ると「すでに行き倒れの当人が」
なんて言っている。
この噺は何度聞いても、訳が分からなくて凄い。
死というリアルに、粗忽のリアリティが
勝ってしまっているんだから、
これほど恐ろしいことはないです。
熊さんは「自分の」亡がらを見て
「これが俺か」なんて言っているんだから、
訳が分からない。
そういえば、家元(談志)が
橘蓮二さんの写真集「高座」の帯に送った言葉が
「これが俺か」らしい。

仲入り
次回のチケットと、志らく劇団の芝居
「ヴェニスの商人?」チケットを買う。
今日限定、芝居のチケットの特典、レア手拭いをもらったんですが、
なんでもらえるのか良く分からないまま。
ようはチケット買うのが遅いということでした。
(行ける日にちが決まらなかっただけなのです。)

立川談笑「饅頭とか怖い(饅頭怖い・改)」
饅頭のほかにも、山ほどの人気スウィーツが登場。
これは楽しい、この人はもっと見た方がいいなぁ。

柳家花緑「厩火事」
枕ではテレビ出演の話。

この前、聞いた小三治さんの「厩火事」と、
似ている気がしたな。
変わり者だけど、かわいいお咲さん。
じゅうぶん楽しいけれど、
もっともっと良くなるんだと思う。

というわけで、ノンビリとよく笑いました。
ちょっとくらいイライラしていたとしても、
すぐに忘れちゃうような、下丸子の空気が好きです。

●ネットで見つけた、お客さん達-順不同です-
いくっちの多忙な日常?!さん
Izumiのおまけ+さん
団子屋お花さん
らくごログさん
ooh-shoo-be-doo-beeさん
おつかれさまです。

2007年01月23日

新春初笑い 立川談志一門会

2007年1月19日(金)会場:練馬文化センター大ホール

練馬駅前にある1500人くらい入る大きなホールでの一門会。
出演は、立川志の吉、立川談笑、立川談春、立川談志(出演順)。
豪華です、そりゃぁお客さんもたくさん入ります。
2階で見てる人は、遠くてたまらないだろうな、
と思うほど高い場所から見下ろしてる。

立川志の吉「一目上がり」
元気な八っつぁんに、ちょっと目つきの気持ち悪いご隠居さんが、
なんか変わってる(笑)

立川談笑「百川(改)」
叙々苑でバイトしているベトナム人が
お客の暴力団と繰り広げる、滑稽ストーリー。
この人がやる「外国人日本語」とか、津軽弁とか、
最高に楽しい。見るたびに「もっと」見たいと思います。
来月の独演会は行ってみよう。

立川談春「小言幸兵衛」
お〜昨日、志らく師匠の「小言幸兵衛」を聞いたばかり。
つい、この前「ねずみ穴」でおなじパターン(志らく師匠を
聞いてから談春さんの同じネタを聞く)だったけど、
今回は志らく師匠の勝ち。って単に好みの問題ですけどね。

立川談志「やかん」
ん〜すごい「やかん」があったものだ。これは、はい。
「思考ストップ」という逆説的ともいえる知恵を説くご隠居。
迫力がありました。そして面白かった。

木村万里さんが、en-Taxiで「(一般人にとっては)
落語が実生活に役立つかどうか(が大事なの)だと思う」
と書いていたのを見て、本当にそうだなぁと感心したんです。
全くその通りだとおもうし、だからなおさら、
家元(談志)の落語を楽しめるという人々の
なんと幸福なことかと思いました。

落語を聞くと、たまには生きるということを
問い直すことになるなぁ。たぶん。

自分に分からないことは書かない方が良いので、
このへんで。

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