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柳家さん喬さんについてのエントリ

2008年07月26日

第八十一回 朝日名人会

第八十一回 朝日名人会
2008年7月19日(土)会場:有楽町朝日ホール

開口一番:柳家花いち「狸札」

柳家三之助「佐々木政談」
奉行の出てくる、ちょっとイイハナシ。
子どもがかわいい。

隅田川馬石「船徳」
馬石さんの声が好きです。
明るいし、声にキャラクターがあるというか。

柳家さん喬「水屋の富」
相変わらず、さん喬さんにヤラレてしまいました。
自由自在なギャグで客を笑わせて、
「夢かァ」のテンドン(繰り返し)では会場全体がドッカン。
やっぱオモロイ。

仲入り
ガヤガヤとした雰囲気のロビーで、
サンドウィッチとコーヒーを食べ後半戦に備える。
ここの仲入りはけっこう好きです。

入船亭扇遊「お見立て」
マクラからウケるウケる。

いい加減シンドくなったキスケが、
「オレこの商売やめた!」と言ったかと思ったら
「で、明日からまた仕切り直してはじめよう」なんて、
いい加減なセリフがおもしろい。

そんなキスケのいい加減さとモクベエの純情が、
正反対なんだけど、寄り添っているのが不思議で、
とってもおかしい。

柳家小三治「長短」
マクラは、カステラ、トンカツ屋、地デジや「ダビングテン」のハナシ。
相変わらず長いマクラから噺の方へ。

長さん、短七さんの了見で動いているのがイイ。
モチ菓子を食べるシーン、タバコを吸うシーンのおもしろいこと。
デフォルメしたような大げさな動きじゃなくて、派手さもない。
ジワジワとくるんだけど、最高にオモシロいです。

落語自体は短いけど、本当に良かった。
もっと聞きたいと思うくらいの短さも良いのかも知れませんね。
クセになります。

でも会の方は、相変わらず長くて
終演は17時30分でした(開演は14時)。

2008年07月02日

前進座劇場プロデュース その三十二 柳家さん喬・喬太郎親子会

前進座劇場プロデュース その三十二 柳家さん喬・喬太郎親子会
2008年6月28日(土)会場:前進座劇場

「梅雨祓(つゆはらい)落語共演」という副題も付いた落語会です。

歌舞伎座で「談志・談春親子会」の当日券を買ったあと吉祥寺へ移動。
週末のにぎやかな吉祥寺の駅前を抜けて前進座へ向かいました。14時開演。

柳家さん弥「権助提灯」
一門のさん弥さんの落語から会のスタート。

柳家喬太郎「ちりとてちん」
食べ物のマクラ(残ったトンカツをカレーにいれたり、、、)から、
すっかり有名な噺「ちりとてちん」へ。
はじまりから終わりまで、噺のことは分かっているお客さんばかりなのに、
当然のように、とってもウケてしまうのが、メチャクチャ不思議。

柳家さん喬「千両みかん」
この親子会は来年も開かれるんだとか。
夏の思い出のトマトのハナシ。
このエピソードで夏の午後のムードを思い出してしまうんですよね。
そんなマクラから一足早い夏の噺へ。

仲入り

柳家喬太郎「夫婦に乾杯」
「今日の楽屋は暗いです」
「自分はストレス発散は落語でしている」なんて暴露してオオウケ。
夫婦は適度な夫婦げんかでストレス解消したらイイ、なんてマクラから。

新作の「夫婦に乾杯」、春風亭昇太さん作ですな。
そういえばSWAの会で聞いたことがありました。

喬太郎さんバージョンとして入っていると思われる演出、
「ウィ」「ウィ」なんて擬音のやり取りが行きすぎてるんだけど、
みょうにリアリティがあるようでおかしい。
仲がよい夫婦のやりとりもキモ過ぎて爆笑だし、
その夫婦がげんかするシーンで、
奥さんが「ちりとてちん」らしき謎の物体を食べさせて、
攻撃するっていう自由さに大笑い。

挙げ句「布団ひいて寝る」と、ざぶとんを投げたあと
「いま師匠、ぜったいおこってるゾ〜」と言い出す始末。
会場をひっくり返すほどウケまくった高座でした。

柳家さん喬「井戸の茶碗」
出るなり「円生が川柳をハモンにしたのがわかる」なんて、
ツブヤく師匠に、どっとウケる。
「さァコレをどうおさめるか、、、」と、
誰に言うともない雰囲気でつぶやくとマクラへ。

師匠の小さん宅に毎月やってきた屑屋さんの思い出。
この屑屋さんのもってくる300円が前座たちの小遣いになるので、
楽しみで仕方なかったのだそう。
なんかセイシュンという感じのイイハナシだなァ。
さん喬さんたち前座4,5人でラーメンとコーヒーが定番だったのだそう。

で、落語は「井戸の茶碗」。
これは、ほんとうに素晴らしかったです。
よくある人情噺、知ってる噺なのに、もう熱くなって泣いちゃいました。
泣き笑いの傑作でした。

屑屋の正直者だけど、江戸っ子らしい元気なところ。
若侍の若さとイキオイ。
老いた侍は、堅物だけど貧しさは隠さない正直さもある。
そんな3人がワーワーいってます。

良かったなァ。
もしかすると今年聞いた中では一番かもしれないな。

2008年06月01日

長崎寄席 150回記念興行「さん喬・権太楼 夢の二人会」

長崎寄席 150回記念興行「さん喬・権太楼 夢の二人会」
5月24日(土)会場: ひびきホール(タローズハウス・ファミリー館3階)

長崎といっても、東京豊島区の南長崎です。
26年回続いている地域寄席「長崎寄席」の150会記念ということで、
さん喬・権太楼二人会という豪華な記念興行です。

会場は、タローズハウス・ファミリー館3階。
ここは行き方むずかしいですねー
雨の中、完全に道に迷ってしまいました。
(最寄りは西武池袋線の東長崎駅、大江戸線の落合南長崎駅です。)

開口一番:柳家小んぶ「道具屋」
ボクトツフェイスながらも、シンプルで表情豊かな落語。
けっこう好きです。

柳家さん喬「千両みかん」
インターネットとか、ブログでイロイロある書くひとがいて、
理屈っぽくて困る、なんてハナシから。
池袋演芸場には、そういうお客がたくさん居て、
今日もチラホラ(いるんじゃないですか?)なんて笑わせる。
理屈じゃなくて、素直に楽しむのが一番、と
五代目小さんの七回忌のハナシへ。
「あの師匠は素直だった」なんてハナシ。
あとは、さん喬一門のハナシなんてしつつ、
夏に食べたトマトの思い出などなど。
こんな次々と取り止めもないような、でも楽しいハナシが
落語につながっていきます。

お馴染みの「千両みかん」。
そういえば、あまり落語会で聞くことがないな。
真夏にみかんを探すことになった番頭さんの悲劇。

状況の異常さが、マトモだったハズの番頭さんを狂わせていく、、、
追いつめられてドンドン壊れていく様が楽しいです。
早くもお客さんはひっくり返るようにして、笑ってましたね。
オモシロかった。

柳家権太楼「蛙茶番(かわずちゃばん)」
いつも通りの愛くるしい表情で会場を包んでしまう権太楼さん。
枕の方は、いきなり競馬の話題、明日のオークスのハナシで、アタリ馬券の予測も。
6月の一門会の告知などして、落語の方へ。

かわいさで定評のある権太楼さんの定吉が大活躍。
お相手の乱暴でノメリコミやすい半次の分かりやすさ、
後半のバカバカしい展開では会場全体で
「ドッカン」と音がするような、まさに爆笑!という形でした。
ほんとクダラない噺で笑ったなァ。

仲入り
主催者提供の賞品が当たる、大抽選大会。
地域寄席ってこんなに楽しいんだァ。最高です。

柳家小菊「粋曲」
いつも通りのシットリとしたドドイツやら唄やらを、
わりとタップリ。

柳家権太楼「長短」
何(の噺)を演ろうか迷っている。といいつつ「長短」へ。
気の長いのと短いの、というコントラストだけじゃなくて、
二人のキャラクターが面白いので、楽しさも(たぶん)4倍くらい増。

柳家さん喬「寝床」
カラオケのハナシ。「好きな人が多いけど、良さが分からない」
なんて割には、最新カラオケ事情に詳しい、さん喬さん。
「好きな人は聞かせたくなる」というハナシから、
素人義太夫が引き起こす悲喜劇「寝床」へ。
義太夫の練習をする、旦那の狂ったような表情をみていると、
こりゃァ(義太夫を)聞きたくないの分かるわ、と笑っちゃいました。
義太夫を語りたい旦那と、聞きたくない人々の情熱がブツかりあって、
熱演は爆笑を呼んでいきます。
さん喬さんと言えば「人情噺に定評がある」というハナシは良く聞くけど、
実際には、どんな噺でも、聞けば聞くほど面白いです。

豪華な出演者に、たっぷり2席ずつ。
素晴らしい会でしたね。

というわけで「長崎寄席常連会」の会員になりました、
また来ると思います。

2008年05月23日

国立演芸場 五月中席

国立演芸場 五月中席
2008年5月18日(日)会場:国立演芸場

連休明けからの中席は、
「さん喬 10話日替で相務めます!!」と銘打たれた10日間。
「妾馬」「寝床」「中村仲蔵」「たちきり」「らくだ」などなど、
聞きたい噺も沢山あったんだけど、
18日の「柳田格之進」に出かけてきました。

といいつつ、仲入り後の落語から入場。
もう少し序盤の出番が豪華だったらなァ。
(この日は柳家紫文さんも休演だったし)

伊藤夢葉「奇術」
登場するなりムチを振りまわす伊藤夢葉さん。
かなりファンなので間に合うように行きたかったんだけど、
会場入りしたら、ちょうど出番が終わっちゃったところでした。

桂ひな太郎「代書屋」
この前の朝日名人会でチャンと聞けなかったので、
ちょっとうれしかった。

林家二楽「紙切り」
「三社祭」やらイロイロとにぎやかなリクエストがあって楽しげでした。
一度で良いからリクエストして切ってもらいたいな。
なかなか言い出せないし、席も遠いし。
いちど池袋演芸場あたりで挑戦してみたい。

柳家さん喬「柳田格之進」
登場するなり、ヤンヤの歓声。
「待ってました」「たっぷり」などのかけ声もたくさん。
凄い人気ですね。満席で立ち見も出ていました。

噺の方は正直者の武士の物語。
4月の三鷹の独演会でも聞いた噺です。

美しい世界に、とにかくウットリとしてしまいつつ、
この前聞いた時とは少しだけ印象が違うようにも思いました。
人物の描き方というかテーマに多少に揺れがあったのかな。
いや、何度か聞くうちに自分の中でアアダコウダと
勝手に分解して消化しているだけかも知れない。

大団円というか、美しいシメで噺は終わり。
帰り道は、ただ夢の続きを思うことになるのでした。

2008年04月28日

柳家さん喬独演会

柳家さん喬独演会
2008年4月20日(日)会場:三鷹市芸術文化センター

先週に続いて、なんとも寒い陽気の日曜。
平日はあれだけの陽気なのになァ。

開口一番:柳家小んぶ「小町」
体がでかくて、ぼくとつフェイス。
でもご隠居さんと八五郎の会話は生き生きとしていると思いました。

柳家喬四朗「せれぶ」
さん喬さんの独演会って聞いてたのに、、、
なんてタメ息はなかったですね。わりとウケていた感じでした。

柳家さん喬「百川」
ゆかいな噺です。
どうやら、会場にはお子さん連れが何組かいらっしゃるらしく、
中頃から後半にかけて、百兵衛がドタバタするたび、
「キャッキャ」という笑い声が聞こえたのでビックリ。
オーバーなアクションをしてるわけじゃないし、
子どもがひっくり返って笑うなんてなァ。
たぶんお子さんも凄いというか、良いんだろうけど、
さん喬さんの落語によるところが大きいんじゃないか。

ラストの百兵衛。どこから気づいてるのか分からないけど、
確信犯じゃなければ、あのサゲにはならないですよね。
表情に、そのニヤリというニュアンスがあってようでうれしかった。

仲入り

柳家さん喬「初天神」
めくりは、さん喬さんのママ、緞帳があがる。
たしか小菊さんの出番じゃ、、、と思っていたら、
「今日は、お子さんの笑い声がずいぶん聞こえます、
お子さん向けに」といって「初天神」をサービス。

長い噺とか人情噺が得意なさん喬さん、
なんて勝手なイメージを持ってましたが、
自由自在に客席を操っているかのように
ドカンドカンとウケまくる。
ギャグを天丼で繰り返した後は、スカしてスカして、、、
と本当に爽快でした。
かんぜんに裏切られました。参った、という感じ。

柳家小菊「粋曲」
いいですね〜いつもの音曲。
ドドイツ(都々逸)にも盛り上がる会場です。
会場の大きさが良いですよね。
池袋演芸場をかっこ良くしたくらいの大きさかな。
都々逸をドドイツと書いたのは、朝日名人会のパンフレットの
京須偕充(きょうすともみつ)さんの文章が
お洒落だったから真似したのでした。安易ですいません。

柳家さん喬「柳田格之進」
小雪のちらつく坂道の場面、万屋(よろずや)のハナレで
涼をとる夏の場面。
言葉と音で世界をつくっていく、その美しさといったら、
たまりませんです。

柳田の娘は吉原に売られて廃人になってしまい、
マヌケでしかなかった万屋の番頭が介抱することで元気になる、、、
という美談でシメ。
「堪忍のなる堪忍は誰もする、ならぬ堪忍するが堪忍」
とはいうものの、、、命がけで堪忍しなくてもねェ。

イイハナシにするにはウソがありすぎるけど、
キレイに語られると気づかないんだよなァ。

2008年04月21日

鈴本演芸場4月中席 夜の部(4月13日)

鈴本演芸場4月中席 夜の部(4月13日)
2008年4月13日(日)会場:鈴本演芸場

肌寒い日曜の午後、という感じだったので、
鈴本に電話をしてみると、それほどは混まないとのことだったので、
ブラブラと出かけて来ました。

柳家さん生「湯屋番」
小さん師匠の思いでバナシなど楽しい枕から、
短めの「湯屋番」へ。

五明楼玉の輔「動物園」
大阪の方の定番ネタだとおもっていたら、ココで聞けるとは。
木久蔵親子の枕から笑いの多いネタへ、サービス満点ですね。
じつは玉の輔さんの落語は初めて聞いたのでした。
噺家の手ぬぐい」もってるのにな。

鏡味仙三郎社中「太神楽曲芸」
淡々と進む曲芸。寄席の醍醐味ですよねェ。
しかし太神楽曲芸って実際どのくらい難しいんですかね。
道具も特殊だし、なんかちょっとわかりにくいんです。
見ていても、みんな簡単にやってしまうしね。

柳亭市馬「普段の袴」
ココからがさらに豪華です。
代演で出た市馬さん、上野の鈴本演芸場ということで、
この前の通りは殿様、侍が通った目抜き通りだった、
というハナシから「普段の袴」へ。
遠い昔、でも場所はすぐ近くのハナシというのが、
なんとも不思議な感覚で、
タイムスリップしたような錯覚というよりは、
郷愁というか、イニシエに思いをはせるっていうんですか。
上野ならではですなァ、味わい深い。

柳家さん喬「ねずみ」
仲トリは、さん喬さん
人情噺というか、良い噺をスっとした独特の空気感で演る、
声のトーン、丁寧な語りがドンドンとクセになってきてます。

子どもはかわいく、父親は正直者な、けなげな親子。
それを助ける甚五郎の飾らないけれども凛としたたたずまい。
日曜の夜の雰囲気にもあっているように思った。
ぼくが思っただけですけどね。

仲入り

大空遊平・かほり「漫才」
新ジャンル、ストレス漫才?なんていうのは冗談ですが、
このパターンであれば無限に笑いがとれそうですよね。
笑いの神に魅入られた夫婦。

三増れ紋「江戸曲独楽(えどきょくごま)」
キャッキャと楽しい曲独楽。
たぶん照明をもうちょっと正面から当ててもらった方が良いなァ。
肝心の曲独楽はぜんぶ成功でした。

柳家花緑「紺屋高尾」
出てくるなり「客席の雰囲気も曜日によってずいぶんと違って
(明日から月曜だから)日曜が一番お客席が沈んでいる」なんて笑わせる。
吉原についての枕が続いたので、「『明烏』かな」とおもったら、
「傾城に誠なしとは誰がいうた」と来たので、おぉ〜となりましたよ。
花緑さんは、たしか談春さんに「紺屋高尾」を教わったのだったかな。

途中、お得意の軽いギャグも入れながら、
ほんとうに最後の最後、久蔵が高尾と出会ったあたりから、
一気にグっときてしまった。
不思議なもので、頭で考える・思う前に、
体全体でジワーっとくるものがあった。なんだろうなァ。
花緑さんの混じりっ気のなさ、みたいなものが、
久蔵の姿にかさなったんだろうか。

ん〜考えすぎかな。考えすぎです。

決めの台詞、「久さん元気」も炸裂。

フラっと出かけた鈴本演芸場だったけど、
ものすごくトクした感じでしたねェ。
家が近ければもっと行きますな。

2008年01月04日

さん喬・権太楼二人会

さん喬・権太楼二人会
2007年12月29日(土)会場:新宿末廣亭

恒例、年末の末廣亭余一会。
初参戦してきました。

開口一番:柳家小ぞう「道具屋」

柳家小権太「時そば」
丁寧な「時そば」でした。

柳家喬四郎「財産の行方」
出てくるなり、なぜこの出番が自分か、
ということをブツブツと語る。
(小権太さんと同期だからとかなんとか)
しばらくすると、権太楼さんが乱入し
「言い訳はいいから早く演れ」と叱られ、
マジでビビる喬四郎さん。
さらにビビりトークが長引きそうになると、
今度は、さん喬さんが顔を出し
「いいから早く演んなさい(みたいな感じ)」とやさしく。
噺のほうは新作。

柳家さん喬「野晒し」
冒頭で軽く喬四郎さんのフォロー。
シットリとした声で「野晒し」の枕から噺のほうへ。
なんとも楽しいのは「スチャラカチャン」のサイサイ節。
サゲは「馬の骨(コツ)だったか」で、
枕で丁寧に説明されていたので、すんなり腑に落ちる。
美しい落語でした。

ロケット団「漫才」
楽しい漫才。寄席で聞く漫才では、
ぼくの中では別格なのです。

柳家権太楼「言訳座頭」
明るい笑顔がかわいらしい、権太楼さん。
一席目は年末らしい「言訳座頭」でした。
大晦日に訪問して借金の言い訳をする、
「掛け取り」みたいな噺です。

仲入り
カステラドーナツを購入。
ちょっと油っこいです。

柳家権太楼「天狗裁き」
んまー爆笑編の「天狗裁き」でした。
基本的なくりかえしのギャグが楽しいのは、
生き生きしたやり取りがあればこそ。
スピーディーで爆笑の連続といった感じでした。
天狗に少しテレがあるのもおかしかった。

ラスト、女房に起こされた八五郎が、
やはり「夢はみてない」と言って、
「この噺は終わらないんだー」とサゲ。

ホームラン「漫才」
二人会に漫才が二組とは多彩な会ですな。
ボヤキ気味の漫才でした。

柳家さん喬「寝床」
旦那以下、みんなノリのよくてテンポがよい、
オーソドックスで楽しい「寝床」でした。

最後は、さん喬・権太楼一門からの新二ツ目の紹介、
出演者、楽屋一同そろって三本締め、と
年末らしい、ピリっとした雰囲気で終了したのでした。

また来年も行きたいなと思います。

●ネットで見つけた、お客さん達-順不同です-
友紀子の記録さん
じんじん ONE-WOMANさん
。はにかむさん
オフィスぼんがの本音を言いたいさん
ホンダラ更新日記さん
::手ぬぐいブログ::さん
やすのぼやきさん
おつかれさまです。

2007年12月02日

鈴本演芸場11月下席 夜の部(11月25日)

鈴本演芸場11月下席 夜の部(11月25日)
2007年11月25日(日)会場:鈴本演芸場

トリは隅田川馬石(ばせき)さんの
鈴本演芸場へ。
風邪気味だったのですが、それでも寄席へ。

開口一番:柳家生ねん

五街道弥助「鮑のし」
三田の「芝浜ワイン寄席」以来の弥助さん。

大瀬ゆめじ・うたじ「漫才」
お~また同じネタだァ、笑えました。
ウナギ食いすぎ。

三遊亭歌武蔵「大安売り」
相撲のネタ、もっと見たかった。

古今亭菊志ん「権助提灯」
初めてみた菊志んさん。
独特の雰囲気があっていい。
こちらももっとみたいです。

大空遊平・かほり「漫才」

柳家さん喬「時そば」
「うどんみたいな」そばの食い方が楽しい。

五街道雲助「浮世床」
オーソドックスながらも
味のある高座でございました。

仲入り

伊藤夢葉「奇術」
ムチがトレードマーク(?)のマジシャン。
ひょうひょうとした雰囲気に、
けっこうハマります。

古今亭駿菊「よかちょろ」

柳家小菊「粋曲」
いいもんです。
客席を引っ張っていくような貫禄も。

隅田川馬石「子別れ(下)」
トリの馬石さんはシットリとした「子別れ」。

はじめての鈴本演芸場、
のんびりとした寄席体験でございました。

2007年11月23日

第七十四回 朝日名人会

第七十四回 朝日名人会
2007年11月17日(土)会場:有楽町朝日ホール

毎回かいちゃいますけど、通し券を買っているので、
月一回の行事になっている「朝日名人会」です。

で、ふと思ったんですけど、
やっぱ出演者が毎回、豪華なんですよねェ。
今回は、さん喬、喜多八、文珍って三者三様。
取り合わせの妙となるかどうか。

柳家小きち「牛ほめ」
途中入場不可で有名な朝日名人会も、
前座さんの出番の間は途中でも入場できます。
なんか必ず与太郎の噺な気が。

三遊亭歌彦「反対俥」
元気の良い高座でした。いい感じ。

柳亭左龍「普段の袴」
オウム返しのネタ。
そういえば初めて見るんだよな、左龍さん。
凄いちゃんとしている人って感じ。
いい感じ。

仲入り
よせばいいのに来年の通し券の抽選に申し込み。
サンドウィッチとコーヒーで腹ごしらえ。

柳家さん喬「文違い」
そういえば「生」さん喬さんも初なのでした。
初モノづくしの朝日名人会。
「文違い」といえば暗い噺ですけど、
暗さもさることながら、重苦しいような、
ミッシリと演じる高座。長いけど、聞き応えあるなァ。
繁華街の裏通りのような、
ジメっとした暗さがあった。

柳家喜多八「噺家の夢」
この噺は初めてだけど、演題で「夢」だって
分かっちゃってんだものなァ、
もったいないような気がしませんかねェ。
そんなことはさておき、
無気力な喜多八さんのキャラクターが、
夢のような出来事に
ドンドン元気になっていくようで、これはおもしろい。

桂文珍「不動坊」
ちょっと前に、目黒のパーシモンホールで、
聞いて以来の文珍さん。おもしろいんですよね。
この噺もバカバカしくて好きだから、
堪能しました。いやァ笑った笑った。

なにげに今回すごく良かったんじゃないでしょうか。

2007年11月18日

柳家さん喬&柳家権太楼リレー落語「子別れ」2

柳家さん喬&柳家権太楼リレー落語「子別れ」2

収録されたのは「子別れ」1のほうと同じ、
鈴本演芸場の「鈴本夏まつり」。
こちらは2006年6月20日の千秋楽。
前日とは、前半後半を入れ替えて、
前半を権太楼さん、後半をさん喬さんの
リレー落語「子別れ」です。

柳家さん喬「子別れ(上・中)」
そもそも長い噺ですけど、
CDというのはありがたいなァと思いました。
会場によりますけど、さいきん腰が痛いんです。
たとえば紀伊国屋ホールのイスなんて、
長時間は辛くて辛くて。

この「小別れ(上・中)」は48分50秒、
以前ほど落語会に行けないからって、
強がっているわけではないですけど。
のんびり落語を楽しめるのは、
自宅は凄く良い環境だな、というわけです。
やっぱ強がりかな(笑)

噺のほうは、美学っていうんですか、風情もあり、
酒で堕落するにも、なんとなくノンビリとした、
よい景色が浮かぶようで、しっとりと楽しめますね。

柳家権太楼「子別れ(下)」
29分26秒。子どもがかわいい。
生意気さ加減も腹が立つような、
こまっしゃくれた感じじゃないし、
親への愛情がストレートで良い。
子どもにテレがないのが、
さん喬さん、権太楼さんに
共通してるような気がしました。

柳家さん喬&柳家権太楼リレー落語「子別れ」2
PONYCANYON INC.
1.「子別れ(上・中)」(48:50)
2.「子別れ(下)」(29:26)

2007年11月16日

柳家さん喬&柳家権太楼リレー落語「子別れ」1

柳家さん喬&柳家権太楼リレー落語「子別れ」1

2006年6月19日、「鈴本夏まつり」で収録された、
「子別れ」のリレー落語が1枚のCDに。
前半をさん喬さん、後半を権太楼さん。

この収録の翌日は、前後と演者を入れ替えて、
こちらもCD(「子別れ」2)になっています。

柳家権太楼「子別れ(上・中)」
38分38秒の熱演。
そこそこの長さを感じてしまう、「子別れ」の
前半がダレもせず、飽きもしないで聞けてしまった。
こんな面白い(笑える)話だったっけ?って、
かなりビックリの爆笑編です。

柳家さん喬「子別れ(下)」
演者が違うのだから当たり前なんだけど、
前半とは打ってかわって、愛しさ・切なさで、
胸がいっぱいになる、41分15秒の大熱演。
情感豊かな、ゆったりとしたリズムで進みます。

子どもの素直さ、父親に会えてはしゃぐ様子。
江戸弁のカッコ良さ。
忘れちゃ行けない「八百屋」のギャグもサラリと効いてる。
あとサゲの直前、ちょっとだけビックリしたなァ。

イイCDですな。

柳家さん喬&柳家権太楼リレー落語「子別れ」1
レーベル:PONYCANYON INC.
1.「子別れ(上・中)」(38:38)
2.「子別れ(下)」(41:15)

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