柳家喜多八

第八十三回 朝日名人会

第八十三回 朝日名人会
2008年10月18日(土)会場:有楽町朝日ホール
国立演芸場の花形演芸会との
ハシゴが決まっていたので、
贅沢なのですがチョットノンビリ出かけることに。
会場に入ると菊之丞さんが高座に上がったあたりで、
仕方ないのでロビーのモニターで聞きました。
(聞けなかったのは、
開口一番:三遊亭歌ぶと「転失気」
朝日名人会の開口一番は最後かも、と言う発言もあったとか。
二ツ目、真打ちでまたあがってほしいモンです。
三遊亭金兵衛「目黒のさんま」
こちらも評判良かったみたいで、やっぱもったいなかった。)
古今亭菊之丞「湯屋番」
前座さんの寄席での給金は一日●千円!?というココダケのハナシから、
話題は前座さん以前の「見習い」時代へ。
食事と掃除、稽古をしたら家に帰ってゴロリ、
という生活を居候になぞらえて噺へつなげます。
「御膳の地盤チンカ」
「忠臣蔵笑い(鼻でフン忠臣蔵)」
「腹ン中がシケ」なんて楽しいフレーズがリズムにのって
ポンポン飛び出してくる楽しさ。
「エントツ小僧ススノ助」では中手(拍手)も
起きるほどの盛り上がり。
あと若旦那の妄想シーンもたっぷりで、
女中のお清は歯が抜けているのには笑ってしまった。
柳家喜多八「粗忽の釘」
いつも通り、ダルそうに登場する喜多八さん。
しかし落語がはじまると一変、
明るい粗忽モノのキャラクターが最高に良かったです。
ダレそうな前半も楽しいまま疾走、
江戸中を歩いて回って帰ったら、いつものクライマックスです。
驚いたのは釘の出てくる場所で、なんと股間です。
「ずいぶんと威勢のイイ、アミダさんですね」だって。
これは凄い。
仲入り
桃月庵白酒「五人廻し」
「音の響きが体によさそうに思える」なんてメラニンのハナシ。
あと赤線廃止50年ということで、
白酒さんの師匠・雲助さんが国立演芸場で廓噺を演っているハナシから、
廓が舞台の「五人廻し」へ。
普通の男、侍、相撲取り、若旦那が
次々と登場する廓のスケッチ。
登場するごとに人がドンドン変態になっている感じがして、
そうとうおかしかった。
5人目の男は、「お見立て」のお大臣みたいだったな。
遊び場の見栄と本音(というかセコさ)みたいなものが、
イキイキと伝わってきたし、いわゆる吉原の若い衆のキャラも
白酒さんにハマっているのかもなァ。
桂文珍「算段の平兵衛」
上方落語協会を相撲協会になぞらえた枕がおもしろい。
「ニョウケンサしましたが、全員が糖尿でした」とか
米團治襲名興行で「50万もらったので下手に落語を演った」とか、
おもしろいハナシと、時々でる「グフッ」という一人笑いで、
会場全体を鷲づかみにしています。
噺の方は、ドラマ「ちりとてちん」で、
良くエピソードが出てきましたね。初めて聞きました。
噺自体は、そんなに面白いという内容じゃないけど、
ギャグ満載で楽しく聞けましたね。
それにしても今回は中盤以降、なかなか豪華でした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ピックアップ記事

  1. 落語チケット発売情報(2018年8月6日~2018年8月12日)

ピックアップ

  1. 落語チケット発売情報(2018年8月6日~2018年8月12…

アーカイブ

PAGE TOP