立川談春

立川談春 独演会2013 第十回 デリバリー談春

2013年6月13日(木)会場:日本青年館 大ホール

立川談春「九州吹き戻し」
ネタ出しされていた「九州吹き戻し」については
珍しい噺でもあるし、CDがあるものの生で聞きたい、っていう
お客さんは多そうな噺ですよね。

家元(談志)から「この噺を演れ」と言われたことは
たった二度で「おしくら」と「九州吹き戻し」とのことです。

演る噺かが少ない噺には「つまらない」と「むずかしい」があって、
談春さんは「むずかしい」について、
なんとかすることに喜びを感じるタイプのようです。

と「つまらない」噺であることも
前置きしつつ(おまけに長い)噺の方へ。

聞いた印象は3年前の高座とあまり変わらなかったですかね。
飽きさせないように冗談や駄話を軽く挟みつつ。
シメるところはビシっと、という感じにしたいのかもしれません。

聞き応えのある講談調の嵐の場面もそうですが、
喜之助の憎めないキャラクターも魅力ですよね。

だらしないけれども了見は良い人には、何か幸運がある、
っていうのが落語の不思議(というかお約束)かもしれません。

立川談春「宮戸川」
「日本青年館は青春の思い出がある場所で」と、
若い頃の(談春師師匠23歳とのこと)ミュージカル出演について、
オーディションから打ち上げまで、たっぷりと語っていました。

家元について語るときは「赤めだか」調ですよね。
厳しい言葉でびっくりさせつつ、
家元の優しさにふれるフォローをするっていう構造で、
あとは自分が乱暴で若かった、みたいなハナシです。
面白かったんですが長かったですね。

で、ようやく「宮戸川」へ。

半七もお花もかわいらしくて楽しい落語だし、
霊岸島のおじさんおばさんが破壊的な面白さでしたね。

この老夫婦は「慶安太平記」の駄菓子屋夫婦と同じなんですが、
ファンが多いですよね。
お客も「来た!」っていう感じの反応で、
いつも、ずるいなぁって思っちゃいます。


管理人の独り言
雨が続きますね。雨の落語といえば「笠碁」ですかね。あとは「雨ン中のらくだ」が登場する家元の「らくだ」、あと「道灌」ですね。(で、思いつかないのでちょっと検索しましたが)「中村仲蔵」と「金明竹」も雨が降る落語でしたね。
「笠碁」もそうですけど雨が降って誰かが出会うっていうきっかけがさりげなくて良いですよね。なんか好きだなって思います。


情熱大陸×立川談志 プレミアム・エディション(DVD)
(「らくだ」「やかん」「金玉医者」「ぞろぞろ」他を収録)

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