立川談春

立川談春「廓噺の会」(三日目)


2017年5月24日(月)会場:浅草公会堂

立川こはる「錦明竹」
立川談春「付き馬」
予定もチケットも入手できてしまい、3日目も潜入することができました。
(それでも真面目に仕事などをしたので枕の途中から)

クレジットカードを持つリスクみたいな話をされていました。
いざカード無くしたら大変だよね。という話だったのですが、実際に無くしたとわかった時の体に走る冷たい感触は忘れられないものがあります。
(基本はすぐにカード会社に電話してカードの利用を止めれば大丈夫なんですけどね。)

そんなカードのような便利なものがなかった時代、廓で遊んで客が支払いができないと付き馬と呼ばれる、取り立てる係りの人がついてくる、といいながら噺につながります。

元気のいい詐欺師がイキイキとして楽しいです。落語に出てくる詐欺師は「居残り佐平次」のイメージが強いですが、カッコイイものとして語られますよね。

昔の日本は「罪よりも恥が強い文化」と言っていましたが、詐欺士は罪人というより、粋に近い風采なんでしょうか。

騙される人は間抜けで笑い者ということになるんですが、単に人の不幸を喜ぶ・笑う部分と、どこか欲をかいているから、そこに付け込まれて騙される、ということが恥ずかしい・かっこ悪いものとして語られるのかも、と思いました。

バカバカしいまでの騙しっぷり、騙されっぷりにあきれる噺です。

仲入り

立川雲水「堪忍袋」
声でっかいですよね。

立川談春「木乃伊取り」
「廓噺の会」最終日のトリがこの噺で素晴らしいなと思います。
田舎者の清蔵さん、若旦那、番頭、カシラ、おばあさん(お母さん)、旦那、若い衆、花魁と登場人物が多くにぎやかな噺です。

談春師匠の田舎者は「棒鱈」とかにも登場する面白さの塊みたいなキャラクターだし、清蔵さんは浮かれた遊郭に参上するヒーローのようでとてもかっこいいです。

この清蔵さんといえば変な酒の飲み方というギャグがあるのですが、「百川」の百兵衛さんが繰り出す「ピャッ」みたいな必殺技で破壊力抜群でした。
でも、これがうるさすぎたり、変すぎたりしてもヒイてしまったりします。絶妙に愛くるしいのがポイントです。

清蔵さんが真剣に語る語る母親の情、一転して色気にやられて狂っていく様も、どちらも正直でリアルだなぁと楽しい気持ちになりました。

楽しい会でした、行けてよかったです。

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