立川志の輔

志の輔らくご at NOH THEATER


2017年6月13日(火)会場:観世能楽堂

立川志の輔「バールのようなもの」
GINZA SIXの地下3階に移された能楽堂での落語会、3日間公演の2日目です。
落語会の開催に際して舞台上にある柱の一つ「目付柱」を取り外していて、その上で舞台の正面を決めて落語の講座を設置するのに三時間かかった、という話から。

セルリアンタワー能楽堂での東横落語会に行ったときはこの柱はあって、死角になる席があったような記憶があるんですけど、、、記憶違いかもしれないです。

志の輔師匠ご自身が初めて能を見たときの話から能も落語も客の想像に頼る部分が大きい、という共通点を語りつつ、同時に二つの違いについて触れ、緊張感を生む「能」、その舞台で真逆の芸能(落語)を演る、というのはどういうことだろう、と言いながら、その後いくつか小噺を連発して新作落語へ。

どういうお客なのかが読みにくいのか、落語会に慣れていないお客が多そう、という判断なのかは、わからないですが志の輔師匠の会では結構ある入り方のように思います。

噺は「根問いもの」と言われる古典をアップデートしたような新作です。実は始まってしばらくは少しうとうとしながら聞いていて、「やかん」かと思っていました(笑)

伝の会「長唄三味線ライヴ」
仲入りはなし、とくに紹介やアナウンスもないまま、伝の会の二人による長唄三味線の演奏が始まります。
結構な長い演奏の後にようやく簡単な自己紹介があって再び演奏へ、という感じでした。

立川志の輔「八五郎出世せず(妾馬)」
能の舞台には正面に階段があって「あれ外せないの」という話になったんだけれども「外せません」と言われた、という話。

能や狂言は殿様が見ていて、いつでもその殿様が舞台に上がったり、演目の終わった演者が階段を降りて挨拶するなど、舞台の正面の階段は必要なものだったらしいという話でした。

一方で落語は殿様や武士を馬鹿にして庶民が盛り上がるような芸能で、そういう芸能をやる舞台として能舞台がミスマッチで面白いといって、殿様と庶民の噺である「妾馬」へ。

通常「八五郎出世」な訳ですが、サゲとも関係しているんですが、八五郎は出世しないのが志の輔師匠バージョンです。

親子や家族の情をたっぷりと描いていて、ちょっと泣きそうになっちゃうんですよね。
数年ぶりに聞いた印象としては、田中三太夫さんの登場がずいぶん少ないな、ということなんですけど、ここって変わってないのでしょうか。
志の輔師匠のことだから変化ないまま演っていそうですけれども。

時間あったらCDの音源で確認してみようかなと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ピックアップ記事

  1. 落語チケット発売情報(2017年10月30日~2017年11月5日)
  2. 落語チケット発売情報(2017年10月23日~2017年10月29日)
  3. 落語チケット発売情報(2017年11月13日~2017年11月19日)

ピックアップ

  1. 落語チケット発売情報(2017年11月13日~2017年11…
  2. 落語チケット発売情報(2017年10月30日~2017年11…
  3. 落語チケット発売情報(2017年10月23日~2017年10…

アーカイブ

PAGE TOP