立川志らく

志らく落語大全集 2015年 秋

2015年10月13日(火)会場:国立演芸場

立川志ら鈴「しの字嫌い」

立川志らく「湯屋番」
「円生リスペクトの巻」、パンフレットによると
円生の凄さは「人情噺を滑稽話のトーンで喋ること」。
まさにここ数年、志らく師匠がずっとテーマにしていることですよね。

「ナンセンス極まりない空想男の
狂喜乱舞の噺をどこまで色っぽく語れるか。
色っぽくとは男女の色気ではなく男の色気である。
ここを勘違いすると下品な噺になってしまう。」
とパンフレットに書かれていました。

この男の色気というのが絶妙なニュアンスですけれども、
落語の魅力の一つのように思います。
「二階ぞめき」なんかも存分に色気が発揮されているし、
たまらないとなりますよね。

立川志らく「樟脳玉」
「はっきり言って何が面白いのかわからない噺。
ならば何故やるのか。円生師匠がやると面白いから。
それと主人公の名前がすごい。捻兵衛。意味がわからない。
これこそが落語におけるイリュージョンである。」とのこと。

この噺はネタおろしですかね。僕は初めて聞くように思います。
もちろん滑稽で面白いですけれども、サゲが昔だから通用すること、なので、
そこだけはそんなに面白くないですよね。

でも変える必要もないと思います。

仲入り

立川志らく「双蝶々」
「陰湿な人情噺。私の自慢はこれを映画的に仕上げたことと
悪ふざけに近いギャグを違和感なく入れたことである。」とのことです。

志らく師匠が改めて人情噺に取り組み、
映画的な古典のアップデートを続けていた
時期の代表的な十八番ですよね。

ブロッサムで聞いてめちゃめちゃ感動したのを覚えています。
なんで感動したんだろうってわからなかったんですけれども、
聞いたことないものを聞けたからびっくりしたんですかね。

このブロッサムの高座あと「たちきり」「紺屋高尾」「芝浜」あたりを
集中的に高座にかけながら、
改作ではなく「滑稽噺のトーンで語る」ことを目指すようになったと思います。


管理人の独り言
志らく師匠の「双蝶々」は不思議と好きです。不思議と、というのは、どこが好きかはっきり言えないような感じなんですけど、でも出てくる人物しかもダメな人が魅力的に思えるからかも知れません。これってぼくが落語の好きなところの一つでもあるなと思います。

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