立川志らく

立川志らく独演会

2019年3月6日(木)会場:ブロッサム中央会館

立川志らく「やかん」
年に一度のブロッサムでの独演会。
テーマを持って臨むことが多かった会と思うのですが、

パンフレットにはテレビ出演が多い昨今の話。
そしてその自分を「名人になるのか、それとも
『あのまま落語だけやっていたら名人になったのに』と言われるのか。
なんでもいい、それこそ人生成り行き。」と書かれていた。

テレビ出演云々は関係なくて、
志らく師匠は最初から「名人になると決めている」のだと思います。

「初めて落語を聴くお客が多いと思うけれども、
初めての落語が前座による開口一番というのは、
思い出としてかわいそうなので」と自ら高座に上がり
「前座噺を」と「やかん」に入る。

ちょっと前なら「やかん」演るぞ!という感じは否めなかった。
(いい悪いではなくて)

落語らしく楽しめばいい、演者の主張はいったん表には出さない。
これが最大の変化、進化かなという気がしました。

立川志らく「黄金餅」
志ん生、談志に続いて、誰がこの話を十八番にするのか、という話。
志の輔兄さんは談志の十八番をほとんど演らないし、
談春兄さんの(「黄金餅」)は「キレイすぎる」とのこと。

いつも通りの「黄金餅」。それが良い。

仲入り

立川志らく「文七元結」
志らく師匠の高座だけで、これまで7〜800くらい聞いていると思うので、
「文七」も何十回聞いたかわからないです。

なのに、ラストに近づくほどに勢いが増す
照れ隠しのように繰り返されるギャグと回収される仕込み。
良かった、良かった、という気持ちが何層にも折り重なって、
気づくと泣いちゃうんですよね。
結末どころかセリフも全部覚えるくらい知ってるのに。
ほんと不思議です。

この噺が「人情噺の最高峰」はその通りだと思うのですけど、
とにかく変な人ばかり出てくるし、変な人同士が出会ってしまって
大騒ぎになったのを、美談にして終わらせている噺なんじゃないでしょうか。
そんな気もしてきました。

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