柳家喬太郎

第25回 YEBISU亭

第25回 YEBISU亭
2009年3月29日(日)
会場:恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルーム
柳家喬太郎・桂吉弥・永井秀樹(FC琉球)「オープニング・トーク」

司会のカビラ・J喬太郎と、
Jリーガー・チリトッテチン吉弥(ガンバ大阪米朝事務所)の
偽サッカー対談に、本物のサッカー選手・永井さんが加わってのトーク。
スーツ姿の喬太郎さんに、FC琉球のユニフォームを着て
ピッチピチの吉弥さん。
それに真っ黒く日焼けした肌に真っ白い歯、渋いスーツ姿の永井さん。
三者三様で不思議なスリーショットです。
サッカーはブームが終わって、また人気が出てきているけど、
今の落語ブームに通じるモノもあるんでしょうか、
というようなハナシをしていました。
着替えのために吉弥さんは途中退場、
サッカーを知らないなりにも無難気に
司会をやり遂げた喬太郎さんなのでした。
桂吉弥「蜘蛛駕篭」
大阪のおばちゃんや、米團治襲名の口上、
最後にリニアモーターカーのハナシをして
「落語に登場する乗り物は」とタップリな枕から落語の方へ。
こちらもタップリで、明るくて楽しいし
上方らしい顔芸もふんだんな落語でした。
今夜踊ろう(トークコーナー)
まあくまさこさんという放送作家さんが加わってのトークショー。
毎回やってるんですかね。
人の話を何ら聞いてない、女版・高田純二のような、
まあくさんに振り回される噺家の二人。
そして微笑む永井さん、といった形なのでした。
すごいというか、ひどいというか。
「説得力があるように話すにはどうしたら良いか」
という永井さんの問いに、
喬太郎さんの「説得力は話し手の誠意」というハナシが
「深イイ話」に認定されたのでした。
仲入り
柳家喬太朗「お節徳三郎」
「桜の木の下には死体が埋まっている、なんて言葉もありますが」
と何やら暗いムードで始まった「花見小僧」と思っていたら、
「刀屋」まで通しの「お節徳三郎」に、
お客さんは大喜び(たぶん)という形なのでした。
前半の主役・定吉のかわいらしさは、言わずもがな。
旦那との掛け合いで、子供らしからぬギャグ
(バアヤも枯れているけど、アレでなかなか色っぽい、とか)を
かましてしまう「我慢できないっぷり」がおかしい。
一転して「刀屋」。
お店のお嬢さん・お節との仲が元で、
暇を出された奉公人の徳三郎が主役になると、
一気に思い詰めたような芝居、恨みや、強い怒りが
メインになってきます。
お節との無理心中を語り、刀屋に諭される場面。
悔しいと思ったら働いて、自分の身代をもて。
今はこれ以上の女はいないといっても、そんなことはない。
今の思いも、何れは忘れるし、
相手が嫉妬するほどの家庭を作るのが男の仕返しだ、
と語る場面の人情といったらもぉ。
泣き出す人も出ますわなァ。良い感じです。
そして逃げ出したお節と徳三郎の再会と
その逃亡の場面は映画のような臨場感。
メタボなお父さんである喬太郎さんが
若い恋する美男美女に見えてくるのだから不思議です。
そして悲しいラスト。
二人の心中は、桜の花が散るように、
儚く、あっけなく、美しいのでした。これはたまらんという感じ。
日曜の夕方に聞く人情噺っていうのは、
なかなか良いもんじゃないでしょうかね。

管理人の独り言
ブログが読みやすくなるようにと、ちょっとリンクの文字色を変えてみました。FirefoxのアドオンのFirebugを入れて延々作業。けど、かえっておかしくなったんじゃないかとチョット弱気です。。。
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