立川志らく

第116回 志らく一門会

第116回 志らく一門会
2008年12月21日(日)会場:上野広小路亭

志らく師匠がネタ出ししていたこともあって、
久しぶりにギッチリ、大入りという感じでした。
立川らく太「幇間腹(たいこばら)」
立川らく里「ぞろぞろ」
奔放な枕がおもろいです。
立川志ら乃「だくだく」
オリジナルの仕込みがしてあるので、
後半ガンガンおもしろくなってきます。
客席は大喜び、格の違いを見せつけるかのようでしたネ。
仲入り
立川らく次「紙入れ」
志らべさんが病欠と言うことで代演なのでした。
お上さんの意地悪さがイイ感じでしたね。
立川こしら「時そば」
なにやら船に乗るかも、みたいなハナシ。
この前もしてたよなー、同じハナシだよ。
落語の方はウケてましたね。好みはあるんでしょうな。
立川志らく「芝浜」
「師走の噺を」とだけ言って落語の方へ。
ぼく自身、すいぶんと演出意図について
勉強した後だからかもしれないですけど、
一番、腑に落ちた「芝浜」だったなと思いました。
なんで女房は酒を飲ませるのか。
別に「酒をやめて欲しい」とは言ってないんですよね。
また勝五郎が台詞で「酒やめた」とも言ってないので、
余計に酒「やめる・やめない」の印象が消えています。
金だけが好きな男じゃなくて、
きちんと商いをして生活をしているっていう、
夫婦の暮らしが大事なのであって、
そんな魚屋の夫婦として一緒にいたいってことなんですな。
だから仕事して、夜は楽しく酒が飲めるんなら、
それは飲んでも良い、ってくらいなのかな。
緊迫したシーンが続いて、
グゥーっとシメておいて、アッサリとしたサゲへ。
その「夢になるといけねぇ」も、
別に飲んだって良い、ぐらいのニュアンスだから、
サゲには少し余裕があるように感じます。
勝五郎の半分シャレっていうか、
それほどの決意という訳でも、約束でもないところが良い。
今年、一番の「芝浜」でしたね。

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