立川志らく

立川志らく・談笑二人会

立川志らく・談笑二人会
2009年5月3日(日)会場:よみうりホール

ゴールデンウィークまっただ中に昼夜で立川流落語会でした。
14時開演の第一部が志らく・談笑二人会。
18時開演の第二部が家元(談志)の独演会となっています。
「終わったら、いっかい家帰る?」なんて会話も聞こえてきて
ハシゴというか通しで、というお客さんも多かったですかね。
立川志ら乃「締め込み」
いきなり「酔って裸になるくらい良いじゃないですか」と、
時事ネタでつかみにかかる志ら乃さん。
お客さんも好きなんでしょうねェ。ウケてました。
落語の方も、何とも言えないセンスから繰り出される
フレーズがハマっていましたね。
ワーワー言っても、そこはハンブン真打ち、
キッチリとキメてくれました。
立川談笑「黄金餅」
ツカミは志ら乃さんに引き続き、裸ネタで。
「客層が違うのは分かっているんだけど」と言いながら、
探り探り、アブないギャグを入れてきます。
落語の方は「時間の長い噺を一席」と
言われたとのことで「黄金餅」でした。
全般としては、普通の古典っぽかったですが、
「金魚〜金魚〜」のあたりを膨らませて、
笑いを増やしていたあたりがよかった。
(忌野清四郎さんが亡くなった翌日だったので)
思わず、釜無村の住職に清四郎さんが降臨して
「ぅっ、じゅぎょぉをサボってぇぇ」と歌ってしまうのでした。
そう「トランジスターラジオ」ですよね。
(この曲なのが無性にうれしかった。)
落語に戻ると、いわゆる道中付け。
この言い立ての後のアッサリしたギャグ
「今だったら●●です」。
これが言いたかっただけなんじゃないか、ってくらい
アッサリとオモシロかった。
相変わらずアブないギャグを散りばめているように思ったけど、
手を叩いて喜んでいるお客さんもいたからなァ。
あえてソレ言わなくてもなァ、、、って言うの2,3個あったような。
あ、あとサゲに「らしい」工夫がありました。
仲入り
立川志らく「中村仲蔵」
「昼間から談笑との二人会にこんなにお客さんが来るって、
どういうことなんでしょうか」とアキれ気味な志らく師匠。
落語ブームは衰えていないようです。
初代の中村仲蔵という人が、と言うと、
落語ファンが「志らく『中村仲蔵』に入る」と
メモしたことでしょう、なんて言葉に、お客さんは大喜び。
「メモすんな」と言う芸人もいますが、、、なんてのも
4割くらいのお客さんがドカーンですから、
とても濃いい人が何百人もいるんですかね。
ちなみに、ぼくはメモはとってないので、
内容がいい加減なんですね。
どっちみち迷惑かけてる気がしますが。
という訳で噺の方は銀座ブロッサムの独演会の
初高座が記憶に新しい「中村仲蔵」でした。
仲蔵の二人の師匠。
四代目 市川団十郎と仲蔵の関係は、
役者としての譲れない部分は保ちつつ、
仲蔵への言葉には挑発ともとれる内容で緊張感がある。
もう一方の中村伝九朗は、
仲蔵に対して「良くできた弟子だ」という気持ちで
いっぱいだけれども、そんな伝九朗に団十郎が
(自分の分まで)「仲蔵が役者として、
本当にすごい仕事をするのを見届けてから喜んでくれ」と釘を差します。
単なる師弟愛や、リベンジの物語で終わらない、
いくつかの事情や感情が重なることで、
聞いたことがあるのに、聞いたことがないストーリーに
思えてくるのだから不思議です。
志らく師匠の芝居論、芸術論をブチ込んだ作品で、
極力、忠臣蔵や歌舞伎の詳しい内容や形式的なことには触れず、
芝居らしい擬音や描写も省略しているような印象があります。
そして、単なる美談じゃなく落語的に語る、という意図からか
女房が微妙にバカだったりします。
「お前さん、お酒のむ?」のリフレインは、
よみうりホールって会場もあわせて、
落語ファン・談志ファンにはウケたんじゃないでしょうかね。
「ホントに夢になっちゃうといけねェ」って仲蔵が言うわけですが、
訳が分かりませんね(笑)
「中村仲蔵」といえば、
落語の形式をはみ出しながら、舞台の力を落語に加えた
志の輔さんの高座。
芝居噺をキッチリと落語の形式で演じる市馬さん。
もうちょっと芸達者ぶりをアピールするような、さん喬さん。
花緑さんは、独自の芸談をブチ込みつつ、
さらに「らしい」青春ストーリーのテイスト。
さまざまな高座がありますね。
まァこれ、いつも書いているんですけど、
意外な噺に広がりがあるなァ、と思ったので、
また書いてしまいました。

管理人の独り言
連休ですねェ。実家ですごしているんですが、MacやらDSやらiPhoneにポメラ、大量の電子機器というか、自分の周辺機器みたいなモンを大量に担ぎこんでいます。
なので、普段とやってることは変わらないですけど、だいぶ気分は違いますね。
子どものころの休日を思い出して、プラモデルでも作りたいなァなんても思うんですけどね。ま、ほぼやっぱりMacと過ごしています。

 

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