立川志らく

立川志らくの落語論

立川志らくの落語論
2009年11月14日(土)会場:朝日カルチャーセンター横浜
立川志らく「志らくの落語論」
会場の司会の方による紹介が終わると、
ジャケット姿にメガネという珍しい形で師匠が登場。
まずは洋服での立ちでのトーク、
仲入り後に落語を二席という構成とのこと。
立川志らく「立川志らくの落語論」
立川志らくが落語家を志して入門、
そして今日に至るまでのダイジェストを
語ってもらえました。
落語論と言うよりは
落語家を志す以前の志らく師匠や、
入門してからの家元(談志)からの教えなどなど、
また、さまざまな失敗談やドジ話など、
青春物語のような楽しいお話が中心。
その中で落語家や芸人としての心構え、
人生訓のようなカタチで紹介されたのは、
家元からの教え「お前だけは、バカになるな」。
これは期せずして敵を作ってしまいながらも、
自分のなすべきことに進む良いきっかけになった
というようなハナシでした。
あとは「稽古をするようなヤツはダメ」。
映画や芝居など落語以外のことをやることで、
自身の古典落語が進化する、という
志らく師匠の信念につながります。
今のような落語ブームの時期に落語だけやっていてはダメで、
自分以外だと柳家花緑さんが色々なことをやっていて、
あとあと凄く怖い存在じゃないか、というお話もありました。
仲入り後のシネマ落語については
シネマ落語は「天国から来たチャンピオン」
古典は「死神」を演ります、とのこと。
翌々日に高座にかける予定の「タイタニック」にして、
その練習にしようと思っていたけど、
すでに常連のお客が多いのでやめます(笑)なんて、
言っていました。
仲入り
立川志らく「死神」
十八番の噺で、もちろん、このあとの
シネマ落語の重要な登場キャラクター、
死神が登場します。
立川志らく「たまや」(シネマ落語「天国から来たチャンピオン」より)
初めからお終いまで、
美しいラブソングのような一席。
もちろんキレイなだけじゃなくて
ギャグもふんだんに、っていうか、
ギャグ自体が物語のキーになって居います。
例えば鼻をこする仕草で
たまやの親方が「ハッ」となる場面。
何度聞いても大笑いと同時に、
なんともいえない感覚が押し寄せてきます。
あとこれも何度だって書いてしまうんですが、
必殺の台詞「そいつは俺」の美しさ。
祈りにも近い想いが恋なのだなァ、と
ジーンとしてしまうのでした。
なるほどなァ、恋って良いモンですよね。
やめられないです。
家元や、志らく師匠の落語って、
人間を描きながら、けっしてそれを
突き放したり対象化せず、
むしろ寄り添うようにやさしく、
おかしく、かわいらしく描いていると思うんです。
大好きなんですよね。

管理人の独り言
なんかむかし良く聞いてた音楽とかって、当時の思い出とセットになってることとかが多い気がします。
さいきんは気づくと10年前とかのことを思い出していることもありますが、やっぱ忘れることの方が圧倒的に多いんですよね。
(BGM:電気グルーヴ「VOXXX」

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